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物流業におけるSDGs

SDGsの実践イメージを具体的に描きやすくするため、様々な業界におけるSDGsの情報をご紹介していきます。
現在その業界に身を置いている方だけでなく、今後のキャリアを考えている学生や社会人の皆さんにとっても、参考となれば幸いです。


今回のテーマは、「物流業」です。
産業や生活を支える社会インフラの一つでもある物流に焦点を当てていきます。
コロナ禍を契機に、家中需要が拡大したことで、オンラインショッピングの主流化や外食から内食へのシフトなどが加速し、物流の重要性は増しています。皆さんの生活を振り返ってみても、至るところでその恩恵を感じられることでしょう。

そんな物流業界ですが、深刻な人手不足が危惧されており、働き方改革関連法による既存体制の大幅な変化が余儀なくされる「2024年問題」が大きく注目されています。
SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」が今一番重要視されているのは、物流業界といっても過言ではありません。

具体的には、2024年4月以降、長距離ドライバーにおいても時間外労働時間の上限規制が適用されることになるなど、物流業界の働き手にとって大きな変化が訪れます。
重労働な業務が多いため長期的に働き続けられる労働環境整備は遅れていますが、時間外労働による残業代の高さが大きな魅力でした。働き方改革の名のもとに、高収入を維持できないために離職する労働者が増え、企業側としても労働力確保が大きな課題となってきます。

我々消費者の生活を担う物流業界において、誰もが取り残されない真の働き方改革が求められています。



物流業に携わる方で、より詳しく知りたいという方は、お気軽にご連絡ください!

中小企業経営・ライフキャリア長期戦略パートナー
合同会社エネスフィア 加藤直樹
https://enesphere.co.jp/

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