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【いまの高齢者は、貧しい時代で苦労したとか大嘘】
いまの後期高齢者はもはや、戦後生まれ。戦争には言ってません。本当の戦中世代は100〜120歳です。ほとんど死んでます。もう世の中に居ないのです。

仮に戦中にうまれたとしても、記憶は無いでしょうし、物心ついたときには、戦争は終わっていました。

そして、成人したときにはもう60年代70年代の高度成長期です。
人手不足で、働く場所はどこにでもあった。普通にやっていれば給与がもらえ、それも毎年伸びていく。金利は8%。郵便貯金しておくだけで金は増える。国民年金は月150円で、社会保険の負担はほぼゼロ。掛け金すくないのに、いまや満額の年金がもらえてしまう。

めっちゃイージーな時代だったんですよ。

私の親(80歳)も、こう振り返って言っています。

「正直、お母さんはね、今の時代だったら、あなた達を立派にそだてられた自信はないわよ。あなたたちは良くやっているとおもうわ。
お母さんの時代は、仕事はあまるほどあったり、選り好みしなければ、普通に働いているだけで、十分にお金がはいって、貯金しているだけで増えたのよ。いまでは考えられないわ」

しかしながら、どうも若い人ですら、戦後の時代を、ものすごい苦労の時代ととらえ、高齢者を苦労人としてもてはやしてしまう。
あえてそれを修正しない高齢者。
「いやそんなことはなかったんだけどね」

一方で、失われた30年の世代。一度も好景気にならず、就職機会をいまの高齢者世代に奪われ、ゼロ金利で金は増えず、一方的に社会保障負担が給与の30%まで膨れ上がった世代。

僕らの世代のほうが、圧倒的に地獄です。

いい加減、高齢者を神聖化するのをやめませんか。
いまの高齢者は、もう十分いい思いをしてきた。
だから、高齢者に遠慮はいらないんですよ。
若い世代に、もっと目を向けましょう。

#正拳突き

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