尾尻 菜緒季

執筆者。連載小説・短編小説・詩・自己表現、を書いて投稿しています。どこのSNSよりもnoteに自分を書いてます。 Twitter→@naoki_6001
固定されたノート

暗い海に触れて①

「あの、もういいですか...?」 アンティークな雰囲気のお洒落な喫茶店で、僕の顔を悲しそうに見つめるカウンセラーの前田和樹(まえだ かずき)さんにそう言った。僕は未だ...

僕は女の子になりたいわけじゃない

僕は女の子になりたいわけじゃない、ただレディースの衣類がお洒落で可愛くて好きなだけ。それを身に纏いたいだけ。スカートを履いたからって女装をしたいわけじゃない、た...

感性

あなたの持っている 全てにおける感性は 今の人生でしか味わえない 僕が気持ちよく感じること それ全てに触れたい  だって 僕として生きてる今しか味わえない快感 時間...

暗い海に触れて⑭

いつもの部屋に独り。あの日から麻絵は姿を見せていない。最後に見たのは研究施設の休憩室で、ベッドの上で見た君が最後だ。空中に浮かんでいた麻絵は、幻覚そのものだった...

行動すべてが自己表現って言いたい

自己表現ってすごく楽しい。自分が作った作品や、行動、立ち振る舞い、生き方、そのすべてを誰かに見てもらおうだなんて思わない。評価だって同様。これが僕、だと表現する...

暗い海に触れて⑬

前田さんの過去を一通り聞き終えた僕は、受け止めきれない現実の切なさに涙を流していた。きっと前田さんは永遠を手に入れて能力者になったのだろう。愛するその人を、殺し...