デヴィッド・R・ホーキンズ著「パワーか、フォースか」

私の人生を変えてくれた一冊。
コーチングのクライアントのほとんどは、この本を通じて私を見つけてくれている(書籍タイトルで検索するとだいたい私のサイトが上位にヒットするため)

ベストセラー作家のひすいこたろうさんが私の記事をブログで紹介してくださったこともあり、その時はとても驚いた。

「パワーか、フォースか」という書籍を知っている、もしくは読んでみたことがあるという人は一定数いる。だが博士論文として書かれたものであること、また翻訳本特有の読みづらさもあり途中で挫折してしまう人が多い。この本は、本書単体で理解しようとするよりも心理学や成功哲学、宗教などの関連領域や具体的事象と結びつけることで立体的な理解が可能となる。また論理的な理解以上に実践を通した理解がとても重要なので、私はその実践を助ける情報を発信している。

「パワーか、フォースか」の中でキーになる重要概念が「17段階の意識レベル(意識のマップ)」だ。私が情報発信においてこれを重点的に押し出すようになったのは、ある経営塾がきっかけだった。

塾のコンサルの中で
「あなたがコーチングをする際に最も大事にしていることは何ですか?」
「人からよく訊かれることは何ですか?」
と質問された時に「17段階の意識レベルです」と答えたところ、

「なんかよくわからんけど、17という数字がかっこいいからそれを全面に押し出すといいよ!」

といういささか軽い(?)アドバイスがきっかけだった。
(ヒット商品に対する嗅覚がある人のアドバイスはえてしてこんなものだと思う)

当時は「自分なんかが意識レベルについて語ってよいものだろうか」と逡巡もあったが、結果、このアドバイスが私のビジネスを大きく支えてくれることになった。何より、自分自身の生き方や学びを考える上でいつも立ち返るのが本書である。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?