見出し画像

フィラデルフィアユニオンに潜入! 後編

みなさんこんにちは、なおきです!

今回は前回に引き続いて

フィラデルフィアユニオンに潜入!

の後編になりまして

メジャーリーグサッカーに所属する

フィラデルフィアユニオンで

チケットファンサービス部門の

バイスプレジデントを務めていらっしゃる

Charlie Slonakerさんに

お話を伺った時の内容についてです!

アメリカでは各大学ごとに学部として

スポーツマネジメントやビジネス関係の

学問が成り立っているので

コーチや選手だけではなく

それを支えるフロントスタッフの卵たちが

毎年うまれています。

そのため競争も、ものすごく激しく

プロやセミプロのチームなどになると

インターンシップですら獲得することは

中々難しいようです。

(こちらに来て個人的な感覚でさえ難しさはイヤになるほど感じています。)

そんな中現在32歳で

初期のミレニアル世代(現在14〜34歳)の

Charlieさんはいかにしてアメリカサッカーに

関わるようになったのか

また質疑応答タイムから

スポーツビジネスキャリアについて

時間が許す限り聞いてきました!

Charlieさんはスポーツビジネスの学部で学び

初めてのインターンシップ先は

地元にあったアマチュアの

野球チームだったそうです。

そこからNASCARと呼ばれる

モータースポーツでプロチームとは

どんな仕事しているかや

チケットセールスの基本を学び

大学を卒業してからは

フルタイムのマイナーリーグ野球リーグで

チケットセールスを中心に

あらゆる業務を担当しました。

そこからツテをたどって

シカゴファイアーというMLSのチームに

転職しチケットセールスマネージャーを経験。

キャリアアップして現在は

30人のフルタイムを抱える

フィラデルフィアユニオンの

チケットファンサービス部門の

バイスプレジデントをされています。

多くの情報やチャンスを得たりするためには

いかにスポーツビジネスの世界に

入り続けられているかどうか

また求められるスキルや実績が

積めているかどうかなどは

やはり重要だということ。

アメリカは部署ごとに人材を募集するため

ファーストキャリアは

その人のキャリアパスを作る上で

とても大切になってきます。

粘り強く実績やスキルを磨き続け

常にネットワークを広げ

関係を構築していくことが

どの業界でもそうだとは思いますが

やはり大切だということです。

それでは次にQ&Aなどを見ていきましょう!

Q&A抜粋

Q1 デジタルマーケティングについて質問です。Facebook上で試合に直接関係する戦術を解説していますがこれは悪い影響、例えば相手チームへ情報を与えてしまうなどの問題が起こりませんか?また狙いは何でしょうか?

A1. おっしゃる通りでテクニカル部門の責任者からはいつも批判をされます。しかし、みなさんもお分かりのようにサッカーの知識を持っている人のレベルは千差万別です。チケット購入を促したりやユニオンを知ってもらうためにも解説動画を取り入れ集客の助けとしています。

(補足: 昇格降格のないリーグ構造を上手く使っているなと思いました。試合結果は水もので変えることができないもの。しかしサポーターの数には試合結果に比べて限りがありません。お金をどのように調達しどのように運用するかが明確で地道ですが確実に裾野は広がっていくでしょう。)

Q2. もしMLSでキャリアをスタートさせらどうなりますか、何ができるようになりますか?

A2. まだMLSが、ユニオンが、設立してから歴史が浅く逆に言えばチャレンジャーとして若い人たち、ミレニアル世代、が活躍できるのではないかと考えています。まただからこそMLSは他のスポーツとの違いを作れると思っています。ディベロップド選手の使い方はあなたのキャリアチームの成長にとってとても大切でどのように活用していくかは手腕が問われるでしょう。

Q3 どのようにして次のステップやより良いキャリアをスポーツ産業で見つけるのですか。

A3. とてもシンプルですが、学びを続けることです。学びが終わればキャリアも終わります。新しいことを吸収して新しい成長に繋げていく。そうすれば良い機会に恵まれるでしょう。

最後にまとめの言葉として

多くの人がチャレンジして

そして諦めてしまいます。

しかし大切なことは決してあきらめずに

キャリア開始前でも後でも

スポーツ産業に関わり続けることです。

それを達成できたもの

Young Fears Challengerだけが

チャンスを見つけることができます。

頑張ってください。ありがとうございました。

と以上が訪問時の主な内容でした。

登る山の目の前に来るとその高さや

リアルな現場の雰囲気が伝わってきて

一瞬途方にくれますが

少しずつですがスポーツに関わっていく

イメージできるようになってきました。

こちらでスポーツに関わることは

かな〜〜〜〜り大変なことですが

International Young Fears Challengerとして

まだまだ僕も粘り強く頑張ろうと

再び決心できた1日でした。

書いた人
平出 直樹(ひらいで なおき)

小学3年時、地元金指商店のおじさんが監督をやっている地域サッカークラブ、ミレニアルズに出会いサッカーの面白さを知る。高校3年までプレイヤーとして10年、大学1〜2年では母校の中学サッカー部にて学生コーチとして2シーズンにわたって活躍。大学3年時に出会ったJリーグ所属チームにてインターン生として試合運営に2シーズン関わる。現在はアメリカの大学院にてスポーツ経営学、マネジメント&リーダーシップのプログラム受講中の大学院生。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?