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得意なことと好きなこと

社会人になりたてのころ
自分の好きなことではなく
得意なこをと活かしたほうが良い
と会社の自己啓発系のセミナーで
言われたことがあります。

人にとっては難しいけど
自分にとっては普通に出来ることを見つける

それは社会人には大切だし
キャリアを積むのにも大きな力になる、と。


整理したりまとめたりが得意な人
新しいアイデアや閃きが素晴らしい人
人と人を繋ぐのが得意な人
歌うのが得意な人
聞くのが得意な人

得意なことを見つけるのも
苦手なことを見つめるのも
他の人との関わりがあってこそ
発見できるものです。

当時、会社の先輩と馴染めなくて
悩んでいた私は

結局さ、
人はひとりでは生きていけないってことか
と、講師の言わんとしているところとは
微妙にズレたところで納得していました。

周りの人は私の得手不得手を見つける
手伝いをしてくれてる。
ありがたいとも思ったし
余計なお世話だなとも思う。

矛盾する心を抱えて生活するのが
本当に苦しかった。


あれから20年とちょっと

自分の得意なことを見つける人もいる
好きなことをやるという人もいる

人生100年としたら
まだ半分も来ていないけれど
どっちも正解なんだと分かりました。

ちなみに私はどちらも中途半端
これが得意って思ってみたり

この人生は一度きり
好きなことを突き詰めようと思ったり

自分が中途半端だと思っているから
自信もないし答えも出ない。
相変わらず心を持て余して
苦しくなる日が来る。

だから中途半端だと思うことをやめてみた。
今の段階で分かることに注目してみた。

大切なのは見つけるところで終わらせず
磨き続けること。

きっと探している答えが見つかると信じて。

さぼってしまう日もあるけど
また今日から始める。

今日を感謝で結び
あしたの朝目覚めたら
感謝して始める、って決めた日でした。





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