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移動したいという思いと、定住したいという思い

毎日惰性なく生きている

心に浮かぶことをつらつらと書いただけなので、まとまりがなくてセンチメンタルな文章になっていますので、だけど最近の正直な思いを綴っています。



毎日、色んなことを考える。考えをアウトプットしないと爆発するんじゃないかっていうくらい色んな事が起こっている。毎日、一生懸命です。

今死んでも後悔ないように生きていると思う。

最近1か月の間に起こったこと

■五番地のいなフリが終わった

■鎌倉で映像クリエーターのRUDYと出会って、食を巡る旅に出ることに。

■東京のコワーキングスペースで料理会をして、トークンハウスの人たちに出会った

■小豆島を巡って、島に生きる人や生産者を訪ねて料理会をした

■HafHのプロジェクトで移動式のCHEF IN RESIDENCEになって3つのイベントを長崎で開催

■サウナーの人と能古島や、大分でテントサウナをした

■九州の地域おこしの人達と地方創生について話した

■耶馬渓の地域おこしのまっきーの生活を訪ねた

■日光で東部鉄道とSNOWPEAKのキャンプの撮影で料理をした

■広島、京都でのHAFHの料理会イベントの準備


客観的に見て、色んな所に行けて、とても恵まれていると思う

料理人でやとわれで働いているときは、料理人はレストラン、ホテルとか決まった場所でしか働けない、と思っていた。そのころに比べて、料理を通して、色んな所に行けて、色んな人に出会えて幸せなことなんだと思う。

将来、孫ができて「ばあちゃんは、若いころ日本中を回って料理をしてきたんだよ。」と、言えるのならとても面白いことだなあと思う。

と、同時にやっぱり定住している人が羨ましいという思いも徐々に増している。

何かを得ると、何かを失うのかもしれない

私には、会いたい人が全国各地にいる。

特に、信州の長野には住んでいたので山登りが好きで、よく一緒に山登りに行っていた友達がいる。山梨は田舎フリーランス養成講座で去年から合計2か月滞在している。山梨に行ったなら、長野の友達に会いたいっていつも思っているのに全然いけていない。

平日は昼夜とみんなのご飯を作って、週末はいつもどこかへ料理を作りに行ったり、違う場所ですごしていた。全部楽しかったし、スリルがあって絶対やりたいと思ってやっていたこと。そういう時の積み重ねで、今までなんとか食いつないでこれたのだと思う。

去年の2月にニュージーランドから帰国したけど、その前から行ってないから相当会っていない。インスタやFBで元気かどうか確認したり、山や自然の近くでのびのびと暮らす友達の様子から季節の移り変わりを知る。

ふつうにのんびりと信州の友達とわいわいやりたいなあ、と何回も心に浮かんでいるけれど選んでいない。

今は、チャレンジの年だから、何か将来につながること、遊びだけどなにか自分のためになることにつなげようと行動しているのかもしれない。

ほかの山好きの友人も、「なおチャンと一緒に登山に行きたい。いつ時間があるのか?」と聞いてくれる。いつもいつも行けなくて、断っているのに何回も誘ってくれて心苦しいしありがたいし、本当は一緒に行きたい。

最近行った九州も、視察とか見学とかで1つも山に登っていない。

今回の日光も、用事があるから来ました、将来につながるかもしれないから。前は、極寒の中、キャンプをして男体山や白根山にチャレンジしていた。とてもいい思い出、今思い出しても気違いのような自分は面白かったなあ、と思う。

以前は、日本中を回りながら登山のルートの事だけを考えて旅していた。

去年、山梨を去るときだって『以前だったら、あと2週間は信州を周って山登りの旅に出ていただろうなあ。』と思った。今は、自分がチャレンジする時だから、仕事につながりそうなことはやっていこう、という思いがあった。がんばらないといけない、とどこかで自分をプッシュしている。

迷いなく、自分を追いつめているのかなあ。チャンスがあるならやらなければ、という思考回路になっている。

それと、いつも人に囲まれて過ごすことに慣れてしまった。

あんなに一人でも気にせず山登りに行っていたのに。

さみしがり屋になったのかなあ、用事と人との時間で余裕がなくなっている気がする。

自分にとっての優先順位はなんなんだろうか、と考える。でも考えをつきつめると怖いから、あまり深くは突っ込まないように逃げている。

悩みは、好きな人が本当にたくさんできたこと

日本全国、友達好きな人、会いたい人ができた。日本は魅力素いっぱいの、素敵な人であふれている。

みんな自分の土地を愛していたり、残念だと思っていたり、だからその土地で頑張ろうとしている、みんなじゃないかもしれないけど、私があった人は少なくとも、そんな自分からしたらキラキラして見える人たちだった。

その土地で、頑張ろうとしている、腹をくくった人たち。

自分にはないもの。料理会を通して、その日は交流する機会や楽しい時間を作れるけど、それだけでいいんだろうか?と疑問も感じている。

自分は、目の前の事には精一杯できるけど長期的な目標とかはまだまだわからない。行動しながら模索して探している。

だから、まだまだ実家に帰ると将来を心配される。

頼りない、出来の悪い娘ですいません。安心させられなくて悪いと思っている、でもこんな風にしか生きられないからもうちょっと目をつぶってください。

本気で向き合っていないんじゃないかということ

そんな私のことも、面白いじゃないか!と認めてくれてHafHがプロジェクトを組んでくれた。創業者のりょうさんの計らいで、最初は1つだけやろうというはずだったHafHでのイベントがシリーズ化して全国にある提携施設で開催することになった。

こんなこと、中々やらせてもらえないよ、自分が短所だと思っていたことを、いいように解釈してくれて応援してくれる会社があるんだなあ、変わってて面白いと思う。

また、hafhについてはいろいろ思うことがあるから、また、書こうと思います。

移動しながらでも、本気で仕事している人に出会った

そして、今回日光に来ている。

そこで、イベントのコーディネーターをしているやまけんさんに出会った。

豪快な笑顔で潔くて大胆な兄貴みたいな人。

日本中で、地方創生のプロジェクトのリーダーを担っている。

やってることもすごいけど、やまけんさんの人柄がすごいと思った。

下の人にも上の人にも壁を作らず、尊厳を持ってフレンドリーに接してくれる。

☆一番忙しいのによく働く。
☆海外からも、日本中からも、いろんな誘いや仕事をしている。
☆拠点は鎌倉だけど、ほとんどいない。

一番の希望は、移動しながらでも仕事をばりばりやって地方に貢献していること。移動しながらだから、できることがあるんだ!ということを体現していて、希望がもてました。

みんなができることじゃないけれど、いろいろな話を聞いて、自分にも貢献できることがあるんじゃないか?と少し思いました。


移動しなければできないこともある

まだまだ答えは出ないと思う。

安住の地で、根差して活動するかもしれないし、こうして慌ただしくいろんなところに出向いて、自分のできることをやって続けていくかもしれない。

今日思うことは、1日のうちで少しでも心を落ち着けて安らかな時間をもって自分と向き合おうと思っていることくらいです、、、。

よし、そうしよう。


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