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心の琴線どころか脳天を撃ち抜かれた話

ROUND.8はDリーグを初めて見ると友人と観戦しました。
友人はTJBBが気になって1月のリリイベにも来てくれて、地獄さんがお好きなのでDリーグにも誘ったら来てくれました。地獄さんも友人も凄すぎる。そんな友人はDリーグの現場そのものをめちゃくちゃ楽しんでくれて、ガチャガチャを2回やってみようと言ってくれて、なんとその2回でTAKUMIさんを引き当てました。豪運。
Dリーグには入場する時に選手のトレーディングカード3枚入りが1セットもらえる(有料会員は2セットもらえる)んですが、席について二人で開封したところ、友人も私もそれぞれTAKUMIさんのカードを引き当てるということが起きまして。あまりにもご縁があるものだから本当に驚いて、これは開演前に幸先が良すぎる、今日はLegitがTAKUMIさんディレクション作品を踊る日らしいからいいことがあるかも!という、よくよく考えると何の根拠もない謎理論にたどり着いて喜んでいました。
結果として、この日LegitはSWEEP勝利、TAKUMIさんはこのROUNDのMVDを受賞する、という、LegitとTAKUMIさんが好きなおたくにとって大変ありがたい日になりました。故に二人でたくさんのTAKUMIさんを引き当てたのはよい兆しだったんだな、と都合よく思うことにしました。謎理論です。

このROUND.8のLegitがあまりにも良すぎ好きすぎ刺さりすぎたので、帰宅して配信を見返してまったく寝られず、吐き出さないと寝られないと思って深夜2時から書き出したのがこのブログになります。
ROUND.8のCyberAgent Legitの作品について、素人の言い分のみで好き勝手に褒め倒しています。


二つ前のブログにも書いているのですが、私がTAKUMIさん・桑原巧光さんという人が好きだなとなる際にトドメとなったのが、Dリーグ22-23シーズンROUND.11のLegitの作品です。『Reverb』といいます。Dリーグ本番でのパフォーマンスはDリーグアプリ内でないと見られませんが、DANCE PRACTICE動画がLegit公式YouTubeにあるのでよろしければ是非。実際にDリーグで披露された作品はまた少し変更が出ていたりしますので本番の作品もできればアプリ内で見てほしいです。


今ほどの深度でLegitとTAKUMIさんを見られてはいなかったのですが、このROUND.11の作品を見て本当に撃ち抜かれてしまい、お陰様で今があるという感じです。リアルタイムでこれを見て以降、我が事ながら大丈夫か?と思うくらい、結構な期間狂ったように取り憑かれたようにこの作品をひたすら見ていました。今でもまあまあの頻度で見返します。

重い曲調、重低音から入って地を這うような曲のまま最後まで流れつき、最後の最後も闇に消えていくように終わる。そんな曲の中で、肌がひりつくような緊張感とともに、ただ踏み込むだけの一歩さえ意味があってそれを少しでも踏み間違えたら最後全てが狂って壊れてしまいそうな、あまりにも緻密な動きが音楽と永久に重なり続ける。踊る全員の体が重低音や金属のこすれるような音、数々の不穏な音をあまりにも精密に正確に形作って、おそろしい精度のまま最後までたどり着く。最後は張り詰めたままの余韻を表すように体と指先が動く中照明がフェードアウトする。

本当に衝撃というか、圧倒されてしまいました。あまりにも緻密で息が詰まるようで、人を超えた動きが重いリズムとともに動いていく様、それを不穏な空気の中でどこまでも静謐に、とてつもない空気感で演出されているのが素晴らしく、見る側を最後の余韻の残る闇に引きずり込むようで、あまりにも打ちのめされてしまって大変でした。
これも今回のROUND.8と同じく、TAKUMIさんのディレクション作品で、この時もMVDはTAKUMIさんがとってました。意味不明の凄さ。この人はこんなにも見る側を惹きつけるダンスを踊る人なのに、それだけではなくてこんなにもこちらを打ちのめしてくるようなものを生み出す人なのか、と思い、こんなの好きにならないのが無理!となりました。無理ですよこれは。どうやっても抗えない。

どこかにあるLegitのDリーグの裏側映像みたいなものの中で、LegtiのメンバーがTAKUMIさんの作品について「TAKUMIの作品は本当に緊張する」というようなことを言っていたのがとても印象に残っています。精緻にひとつひとつが作られているから一手間違えると取り返しがつかない、みたいなことではないかと勝手に解釈しました。その精緻さや、そこから反動のように繰り出される鮮やかで重い打撃のような展開が、おそらく私に異常に刺さるんだろうと思います。作品全体が纏っている粛然とした空気の中とてつもないスキルで全身切り刻まれるイメージです。
なんかどんどん気持ち悪い書きっぷりになっているのが我ながら嫌すぎる!

22-23シーズンでいくとROUND.2もTAKUMIさんディレクションなんですが、これも陰の空気とともに歩数や歩幅の域まで組みあがっているような、見ているとどうにかなりそうになるくらい緊張感に溢れた作品で大好きなので、本当にLegitでこの人が生み出すものが好きみたいです。
DANCE PRACTICE動画と、FISHBOYさんとの解説動画もとても楽しく作品の奥深さを知れるのでぜひ。


そんな色々を経て今回、ROUND.8の当日になってこの日の作品がTAKUMIさんディレクション確定情報が出てきたんですが、本当に驚いたんです。
ROUND.8の5日前の桑原巧光さんのインスタライブを見たときに、サイファーROUNDの話の流れで前シーズンのサイファーを曲を選んで作った話をしていて、それがとても楽しそうで、この人が作ることも好きな人なの本当にありがたいなあ出来れば今シーズンもこの人のつくるLegitの作品を見たいなあでもあまりにも忙しいから無理はしないでほしいし悩ましいなあもし出てくるとしたら一旦TJBB側のリリイベとかが落ち着いたらになるかなあ、なんて呑気に考えてたんです。そしたらこのタイミングで出てきた。
もう完全にTJBBのリリイベと並行してたし、なんならサイファーROUNDからの空きの期間も短かったからサイファーの準備期間ともかぶってたかもしれない。
TJBBのお仕事とDリーグの作品づくりを平行しているという時点ですでにとんでもないことなのに、その上ご自分で作品のディレクションを!?しかもサイファーROUNDとROUND.8の間はリリイベも一番ぎゅうぎゅうに詰まっていた時期で大阪公演もあったしそんな中で!?Dリーグの作品て音楽も一から作られているので、ディレクションしているということはそこから関わってるはずですよね多分ですけど。ここに至るまでの期間、どこにそんな時間が!?ちょっと信じがたいです、想像しただけでおそろしすぎる。
だからもう、あの期間でご自分のディレクション作品をDリーグで戦えるレベルまで仕上げて持ってきたというだけで偉業です。TAKUMIさんもですしLegit皆さんの偉業だと思います。本当に信じられない。

そんなことを自分勝手に感じていたこともあって、おそらくのほほんと見ているだけのこちらには想像もつかないとてつもないものづくりの死地から出てくるであろう今回の作品と、それを勝つために表現するLegitの皆さんが、もう絶対絶対報われてほしいと思いましたし、その作品がよいものとして見ている側にどうにかして伝わってほしい、と心から思いました。絶対に良い結果であれ、そうじゃなかったらどうしよう、みたいなことを思いすぎて、3rd matchの少し前くらいから謎に手が震えてたし変な汗をかいてました。ただ見てるだけなのに気負いすぎ。

ROUND.8のLegitの作品は『Heartstrings』という、心の琴線に触れるというテーマでした。現時点ではYouTubeでもROUND.8一部始終が見られるので、まだ見ていない方はここから見られます。Dリーグは本当に面白いので可能であれば全部見てほしいけれど(ちなみにROUND.8のゲスト解説はRAMPAGEの岩谷翔吾さん)お時間がなければひとまずLegitの作品だけでも。55:30くらいからどうぞ。

(2024.2.11 追記)
Dリーグ公式よりLegitの作品部分が公開されたので貼っておきます。

現地で生で見ていて、あまりにも自分に刺さりすぎて、毎秒好きすぎて、あの緻密で緊迫感溢れる作品を表現しきってしまえるLegitというチームの凄味に撃たれ続ける約2分ちょっと。どこまでも濃密で濃厚で息するのも忘れるような、ずっと圧倒されることができる贅沢すぎる時間でした。


冒頭の最初の一音とその動きだけで見る側の意識を最短で奪取する演出力が凄まじい。過去のブログでも、TAKUMIさんという人は音の高低強弱硬軟品質伸び響き余韻あらゆるものをその体で具現化できるところがとんでもないしぶん殴られるということを馬鹿の一つ覚えのように書いてるのですが、この最初の一音だけでそれを嫌というほど思い知ります。過去の作品にも通じる、おそろしいほどの張りつめた空気感とその中で気が遠くなるほどの精度で踊る8人の姿に息するのを忘れます。
BBOY SHOSEIさんが入ることによって今までとは違った方向の予想外の演出が入ってくるので驚きも味わえてしまう。SHOSEIさんすごくないですかBBOYの方があの作品あんなに踊れるってどういうことなの。

フォーメーションが大きく変わることのないシーンでも、個々の動きそのものが入れ替わったり重なったりするのでめちゃくちゃに目が喜びます。隊列を動かさないのにスキルやアイデアによる高低の動きやカノンや背面を見せるみたいな様々な形でこんなに視界が充実するの、演出力が果てしない。
曲のサビと思しき部分にエアポケットのように小さな金属を弾くような音が入って、盛り上がる曲の振りの中にそこの音を音の通りに取る感じとかもううわー!となります。
1chさんセンターのところ最高にかっこいい、あまりにも独特の色合いを纏っているから、真ん中に来るだけで全体の質感が変わる気がするのが凄い。あと次の展開に入る直前に一瞬不敵に笑ってませんか、良すぎ。

TAKUMIさんのソロの部分の引力が凄まじく、会場の集中力が全部向かっていく様がとんでもない。人が打撃のような音そのものになって、会場の歓声が爆裂に上がる瞬間も最高なんですけど、その一瞬後には同じ人が正反対のピアノの余韻溢れる音の柔らかさそのものになっているところが度肝を抜かれる最高ぶりです。なんなんですかねこの人、脳が追いつかないんですよ凄すぎて。
あとこれはTJBBでのパフォーマンスでも感じるところなんですけど、本当に視線が美しい。特に遠くに視線を投げるときの美しさが尋常じゃない。以前踊りを習っていた当時、先生が「視力がよくない人の方が舞台上の視線は美しいことが多い」と言っていたことがあり、あくまで先生の持論だったと思うのですが、確か遠視の方は視線が遠くまで飛ぶので美しく見える、みたいなことだったかな。TAKUMIさんの踊ってる時の視線がいつも本当に美しいので最近これをよく思い出します(御本人の実際の視力の良し悪しは分からない)(良くはないとどこかで言っていた記憶)

地獄さんがセンターに来た時の地獄さんの表情も最高、あの表情で周りを操るような振りは説得力の鬼です、本当にかっこよすぎ。
終盤の隊形がステージいっぱいに広がったところの開放感、曲の盛り上がりに重なって見てる側も否応なしに上がりきってしまう。最後までちょっとの力加減で破裂しそうな緊迫した空気が保たれたまま、終盤の盛り上がりが積み重なっていくところも凄すぎ。どこまでも畳み掛けておいて、最後の最後の一音を弾く様子が一番最初の一音に結びつくように見えて、音はスパンと終わるのにとてつもない余韻が残り続けて終わるのが、とんでもない演出力で最高です。


散々書いてきたけど、本当にあれほどの作品に対して素人が言葉を積み重ねることの無粋さを思い知ってしまいますね。何しろ言葉では表せないものをダンスで表現して人の心に訴える、という内容の作品なので、こんなことは無粋にも程がある。でも言いたいから言っちゃいました。
見てる時は息はできないわ涙腺は壊れるわで酷い有り様でした。圧倒されると涙腺が壊れる仕様なのですみません。感動したとかでもない、もっと衝動的に脳に直接作用する感じです。秒ごとに好きが押し寄せてきて大変でした。

ちょうど巧光くんが直近のCL配信(2024.2.10)でROUND.8の話をしてくれてました。
自分の作った作品だったことで緊張しすぎて普段の精神状態でいられなかったと言っていて、ほっとしすぎて勝利チームのサインパフォーマンスを忘れていたそうです。もう入場のときからお顔がいつもと違ったのは客席からでも何となく伝わりましたし、それほどのものがこの日の作品に込められているのだなというのも感じました。自分一人で背負い込んでたらだめだったけれど、Legitのみんなが助けてくれたという話をしていてたまらなかった。本当にこちらからは想像もつかない苦しさがあり、しんどい時間も相当に多かったのかも、と思いましたし、だからこそ考えうる最高の結果がついてきて、そうした時間が報われてくれて何よりだと思いました。MVDまでとってのけるのだから本当に凄すぎる。
好きな人がこれほど凄い人だと感じられる体験は貴重すぎて、本当に本当にありがたかったです。

勝利の瞬間のLegitみんなの沸き方に、見ているこちらも勝手ながら大喜びしました。実際にはほっとしすぎて脱力して手が震えて何も言えませんでした。もっと楽しく見なさいよ。
勝利コメントでのTAKUMIさんの第一声が「勝てました」だったことに胸が詰まりました。勝たなくてはならないと思っていた人からしか出てこないのではと思います。その上で、生みの苦しさを語った直後に「作品を残せるという環境はすごくありがたいと思うので」と話していて、それに爆裂に痺れ倒してしまったんです。自分の好きな人がつくる喜びを語ってくれる人であることが嬉しくて仕方がないです。
改めて、SWEEP勝ちとMVD獲得本当におめでとうございます。

余談というか、対戦相手のI'moonさんの作品もはちゃめちゃにかっこよくて本当に好きでした!一緒に見ていた友達と登場シーンからずっと「爆イケだ!!!」と大盛り上がりしてしまった。問答無用にかっこいい女子ほどこちらの気分を爆上げしてくれるものはなかなか無いのです。今シーズンのI'moonさんの作品どれも魅力的で大好き。


過去に刺激を受けた作品も、今回の作品も、TAKUMIさんとLegitの皆さんで作り上げられたものが問答無用に大好きです。何なんでしょうねこの好きの度合い。己の脳が好きという思いの強さで直接ガンガンに揺さぶられっぱなしです。
こんなにも好きなものに出会えることって、生きてて多分そんなに無いはずです。今までもそうそう無かったんです。物凄く個人的な話をすると、過去の自分の経験を掘り返してみてBOOM BOOM SATELLITES以来のこの感じかもしれない。囲碁将棋もこのラインです。どういうライン?
ずっと圧倒されたいという欲を引きずって生きているおたくなので、こんなにも圧倒してねじ伏せてくれる存在に出会えたことに感謝しかないです。ROUND.8の当日からここに至るまで、『Heartstrings』をひたすらリピートしています。本当にありがとうございます。

最後に、ちょうど先程見ていたLegitのKAI→さんのインスタライブでのROUND.8の話の時に出てきた、「たっくんの作る作品てちょっと切なくていいよね」という最高のコメントをご紹介させていただいて、このばか長いブログを締めたいと思います。
KAI→さんのInstagramのリンクを添えて。


(2024.2.13追記)
CyberAgent Legitの公式InstagramにTAKUMIさんの作品に関する投稿があり、それが完璧な答え合わせだったので貼ります。完璧なのは当たり前なんですけど創造主ですから。

昔から、自分を打ちのめすほどのものを作る人に出会うと、その人のインプットがめちゃくちゃ気になるんですが、そういう意味でもこの投稿めちゃくちゃありがたいです。あの終盤の展開がルネ・マグリットから引っ張ってきたものだなんて。言われてみて作品を見直してみるとなんとなく伝わるかも、と思いはするけれど、そんなことよりそういうものがこの人のインプットの一部であるのだということとか、それをこういう形でアウトプットするのか、みたいなことを思い知って衝撃というか、感激というか。もう本当に、この人なんか凄いことになってるんだけど何?みたいな気持ちになりました。これ、テーマが先にあってそこからマグリットにたどり着いたのか、逆にマグリットから心の琴線というテーマをすくい上げたのか。どっちなんだろう。どちらにしても凄いけど。
表現一つに対して、メンバーの個性もスキルも音楽も、あらゆる方面から複数の方法を詰め込んでいるのだと、それも言われてみればなるほど!と思うけれど、言われるまではもやっと形にならないまま感じるだけで言語化しようというところにまで至らないようなもので、それを創造主から明確に提示されて、なんていうか、頭の中が急にぱっと明るくなるみたいなカタルシスがありました。
そもそもの話、大前提ですけれど、言語化が本当に上手い人だなあと。Dリーグに関する様々な動画を見ていると、各チームの皆さんの解説動画などでどちらも本当に言語化能力がばか高いことに本当に痺れ倒してしまうんですけど、TAKUMIさんもおそろしく上手い。自分が感じたこととか思ったことを言語化せずにいられないおたくなのもあり、言語化の上手い人を見るとそれだけで好きになってしまいます。「音によって出力を変えて」というところとか、うわー!となりました。こういう完璧な言語化に心底憧れる。でも当たり前なんですよね、TAKUMIさんのダンスやTAKUMIさんの作品についてこの世で一番考えているのは御本人なので、ご自身に関する言語化が一番上手いのがご自身なのはそれはそうなんですけど、でもそれは要するに、ご自身に関わるものについて気が遠くなるくらいの思考を繰り返している、ということなので、そこに何より痺れます。相当の深度まで思考を繰り返してなかったら出てこないと思います。そこに手加減がない感じが本当に凄いし好きすぎる。
話がそれた。何より、自分が本当にどうにかなるくらい好きだと思った作品を、創造主も大好きな作品になったと言っていることが嬉しいです。やったね。私も大好きです。

もうひとつこの作品に対するFISHBOYさんのコメント(毎ROUND楽しみにしています)もとても素敵でした。FISHBOYさんこそ言語化うま人(うまんちゅ)の頂点に君臨される方ですけれど、「TAKUMIの頭の中が覗けるチャンス」は最高すぎません!?これ本当に分かるしかない。

M-1などのお笑いの賞レースって、賞レース本番は勿論ですが、その後に芸人さんたちの感想やファイナリストから聞く現場の様子や裏話など諸々のアフタートークまでが賞レースの醍醐味だと思うんですけど、今回のROUND.8についても、こうしてアフタートーク的なものでもはちゃめちゃに喜ばせていただけて、本当に大満足大感激大感謝!です!

(2024.2.23追記)
Dリーグ公式YouTubeに、チームのドキュメンタリーの冒頭が公開されてました。ROUND.8をディレクションしたTAKUMIさんが制作自体を振り返る内容になっているようです。全編はROUND.9後にアプリ内で公開予定とのこと。

ネタ帳(と勝手に呼んでいますすみません、だって完全に芸人さんがネタの内容を書き留めるネタ帳そのものだったから)が出てきた瞬間ひっくり返ってしまった。そんな大事なものをお出しいただけるんですか!?言ってみたら作り手の脳の中を言語化・図解したものじゃないですか。そんなどやばいものを惜しみなく…ちょっと太っ腹すぎる。
さらにネタ帳について、頭の中や考えを言語化する必要性を語っているくだりを見て、ひっくり返ったまま埋まりそうになりました。このクラスのダンサーの方であれば当然のことなんだろうけど、言語化を大事にしてる人だ!と思って爆裂にテンション上がってしまったし、言語化するということは曖昧な形のまま感じたことや思いを言語化できるまで突き詰めまくっているということに他ならないので、この人がそれを、ともすれば自覚的でなく自然に繰り返しているのかもしれないと思えて、本当に駆け出したくなるような気分になりました。最高。あまりにも最高です。
とてつもないものを作る人の、作る際の思考の変遷を知れるなんて、こんなご褒美みたいなことはありません。Dリーグさんとんでもない機会を作ってくださったなあ。年間会員の甲斐があるなあ。
全編公開を楽しみに、ちょっと畏怖もしつつ待ちたいです。


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