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第30話|コンテンツの普遍性×ユーザーの流動性マップ

最近読んだ『解約新書』という書籍に、以下のような一文がありました。受験生向けの動画配信サービスに関する文章です。

この配信サービスは、基本的に毎年視聴者が変わるので、同じ講義を繰り返し使い続けることができます。

出典|佐野敏哉(2020),『解約新書

なるほど。私が提唱してきた資産サイトにおいて、サイトが取り扱うコンテンツの普遍性については考察を重ねてきましたが、ユーザーの流動性(入れ替わり速度)についてはそれが不十分であることに気がつきました。

そこで縦軸にコンテンツの普遍性を、横軸にユーザーの流動性をとることで、より資産サイトに適したテーマ(ジャンル)及び適していないテーマを新たな視点で整理できるのでないか?という話です▼

より資産サイトに適したテーマは?

最終的には以下のような9分割の形に。冒頭で紹介した受験生向けの動画配信サービスは普遍的かつ流動性が高い(基本的に毎年ユーザーが入れ替わる)ため右上に位置すると考えました。

便宜上の概念なので粒度が厳密に揃っているわけではありませんが、本文では「?」の部分を代表的なテーマに置き換えた9分割マップを紹介します。

結論から始めると、以下のようなテーマが当てはまると考えました▼

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