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[hey] 後ろめたさとめでたさと

組織の価値観みたいなものがここに来て固まってきたのでそれについて書こうかなあと思っていたら、昨晩エンジニアのかつまたさんが「14日目の父からみた妊娠と育児」という素敵な記事を書いているのを発見しました。かつまたさん、おめでとうございます!!!

そしてまた、それとは別に最近印象深いことがあったので、今日はそれについて書こうかと思います。

先日社内でこんな報告を受けました。

「子供を授かって安定期にはいりました!」
「めでたいめでたいめでたい!おめでとう!」
(中略)
「妊娠して、迷惑をかけてしまうという後ろめたさがあったのですが、祝福の言葉をもらって嬉しいです。」

わかる。この「迷惑をかけてしまうという後ろめたさ」。そして、なんとなくその言葉がずっと心に引っかかっていました。

私は、妊娠報告受けたら、絶対に即座にまず第一声でおめでとうと返すようにしています。それは本当におめでたいことという嘘偽りない気持ちと、そして、自分自身その言葉に救われたという経験があるからです。 即答の「おめでとう!」が与えてくれる安心感たるや。

heyでは、みんながそれぞれちがう役割を担っていて、その役割をサービスにマージしていくことで、より良い価値を届けていくという思想で運営しています。それぞれ別のコードを書いてプロダクトをつくってるんだ、というような思想で。

これはつまり、一人一人が大事な仕事を担っているということです。その一つ一つの役割がサービスを届ける上でかけがえのないことなんだと。

そんな誰もが責任ある仕事をしている中で起こる、こどもを授かるという事象に対して、「迷惑をかけてしまう。」と思ってしまう気持ちは、一個人としてとては痛いほど分かってしまいます。私だって毎回思う。そして、今後の自分の生活やキャリアに対して不安も募ります。まして、一人目であれば、心配はつきないでしょう。

でも、じゃあいいタイミングなんてあるのかと。会社が伸びてたら伸びてたで、どんどん環境は変わるし、伸びてなかったら伸びてなかったでそれどころじゃないとなる。

ないんです。それぞれが大事な仕事を担う環境で働いてる中でこどもを授かるいいタイミングなんて。唯一いえるなら、「授かったとき」。本当にこれ以外ない。

だから、組織運営をする立場で考えると、後ろめたさなんて思わせたくない。そして、これは本人だけの話ではありません。自分のパートナーがそのめでたいことに不安を抱えているとすると、もっと広い課題かもしれないよなと。

こどもを授かって、心拍が確認されて、安定期までこれたことがそもそも奇跡みたいなことで、そして無事に生まれてきて、未来に生きるこどもが社会に増えることは、盛大に祝うべきこと以外のなにごとでもありません。

一方、大なり小なり、人は迷惑をかけあって生きています。そういう意味では、迷惑をかけずに生きていこうというより、多少の迷惑をかけながらも支え合って生きていこうくらいのほうが、温度感としては合っている気もします。

病気なり、介護なり、もちろん起きないほうがよいこともあれど、生きていたら、ある意味当たり前のこととしていろんなイベントが発生するわけで、誰かに何か起きたときは、同じような優しさで返せばいい。もちろん、組織としてそういう1つ1つの事象を優遇したいわけじゃない。ただ、油断するとマイナスに転ぶことがありえるのであれば、不利にならないようにしたいとは考えています。

これからも、こういうめでたい報告を受けることがあるかと思いますが、どんな状況であれ、心に宿る後ろめたさみたいなものは一旦消し去って、過去最高記録達成しましたくらいの晴れやかな気持ちで報告してもらえるような環境を作っていきたいと思うとともに、滅茶苦茶ハッピーなことが起きたぜという前向きな気持ちでいてもらって構わないんだってことをただただ伝えたいということで、この文章を終わりにします。

ちなみに写真は昨日届いたSTORESを使ってくれているmalgageletoというジェラートやさんのジェラート。本文には何一つ関係ありません!

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naoko

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