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香港の上水からバスに乗り向かった先は・・

昨年12月来港の第一の目的は劉德華のコンサートでしたが、
今回お友達と一緒に沙頭角方面に初めて行って来ました。
お友達があらかじめ沙頭角への行き方を調べていまして、お友達とはKCR九龍塘駅のホームで待ち合わせ、羅湖(中国深圳)行きに乗車羅湖の1つ手前上水駅で下車。上水バスターミナルから78K沙頭角行きに乗車しました。

ここで沙頭角についてちょっと説明します。古くはイギリス統治時代の香港と中国深圳の境に位置し、中国と英国の国境線上にあると言う意味で中英街と言う通りがあります。この中英街は住人以外は立ち入る事が出来ない禁区です。             

上水を出発して5分も乗っていると、香港の街中とは違うのどかな風景が目の前に広がってきました。更に進むと、背の高いマンションなどなく、一戸建てのような低層階の住宅や畑、荒れ地のような敷地が目につきました。その辺りは村であり、人口が多くない事は推測出来ますが、行く途中車の修理屋と思しき所には廃タイヤの山積み道路の脇道に捨てられたような自動車など、とても怪しい雰囲気を感じました。沙頭角へ向かう途中、いくつかの村を通り過ぎました。

さて、バスを走らせる事およそ30分位でしょうか。終点沙頭角の1つ手前のバス停(香港側の終点)である担水坑に到着。そこには検問所があり、香港警察の方がバスに乗り込んで来て、英語で「あなたたちはどこに行くのですか」と聞かれ、友達が「沙頭角に行きたいのですが、許可書は持っていません」と説明すると、「ならばあなたたちはここで降車してください。この先に行く事は出来ません」と言われ、すかさずバスを降車する事となりました。そして、降車してから別の香港警察の方に友達が「ここから先は許可書が必要なのですか」と改めて質問すると「沙頭角の住人を訪れる目的で許可書があれば、沙頭角に行く事が出来ます」と言われ、降車した担水坑から
徒歩10分あれば行けるであろう前方に見えるビル群を見て、「あのビル群はどこですか」と聞くと「あれは中国です」と言われ、「えっ! この辺りは香港ですか」とあえて聞くと「はい。ここは香港です」と何とも言えない表情で言われたのが実に印象的でした。

帰りの担水坑バス停で撮った1枚。写真前方に見えるのが中国深圳のビル群

担水坑の検問所周辺には金網の柵があり、折角ここまで来たので少しだけ担水坑周辺を歩いてみました。

何やら、別荘であろうと思しき比較的新しい建物、低層階のマンションや住宅が少なからずあり、人の往来も比較的少なかったです。一体、この辺りはどれだけの人口でどういう生業で生計を立てているのか、ほとんど中国と言うこの場所から例えば香港の街中まで通勤するのもかなり大変な事であろうなど、色々と考えてしまいました。それに、担水坑へ来るまでにパトカーを何度か見ました。きっと、日々巡回しているのであろうと思いました。
不法投棄のものがあるのに加えて、密入国と言おうか不法滞在している人もいるのか否か。せっかく土地があるのに、何か有効利用すれば村の活性化に繋がるのではと少なからず思いました。
香港は土地が狭いとは言いますが、いえいえ、なんて奥行があるのだろうと今回改めて思いました。香港人でも立ち入る事が出来ない、沙頭角・中英街。この現代においてこのような場所が残っている香港。
香港の趣をまた1つ新たに知る事が出来、とてもいい勉強になりました。

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naomi_mfhk1995

香港旅行が大好きです!
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