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破格のアオダモを手に入れたはなし

毎年2月に入り、あちこちで植木市のお知らせを目にするようになると「もう春だなぁ」と心なしかウキウキしてきます。これは私の住む地域だけの盛り上がりなのか、はたまた全国的にそうなのかはよくわかりませんが、とにかく「春の植木市」というだけで無性に心躍るものです。

植木市のだいご味はなんといっても玉石混交のなかからお目当ての品を見つけ出すわくわく感と屋台の美味しいもの巡り。今年も一会場だけですが家族で出かけてきたところ、思いがけず「これや!」と思えるアオダモが見つかったため購入することとなりました。

シンプルな細身の株立ちで、まさに欲していた樹形!


しかも、4mクラスなのに38,000円という破格の値段設定。

植木市の期間も中盤にさしかかった頃に行ったのであまり期待はしていなかったのですが、ある生産者さんのブースで「アオダモ探してるんですけどもう売れちゃってますよねぇ…」と尋ねたところ、「奥の方に一本あるけどアレなんかどう?」とおすすめされたのがまさにこの木でした。

しかも出血大サービス、追加料金なしで運搬料+植込みまでやってくれるとのことで、こりゃもう買うしかない!という流れに。

やはり生産者から直接購入できる植木市、最高です。

雑木の庭づくりを志すからには欠くべからずと(勝手に)思っていたアオダモだけに、見つけたのときの喜びもひとしおでした。
これまで店頭やネットでもさんざん探し、外構業者・植栽業者に見積も依頼しましたが、はやりこのサイズとなると5~6万円することも珍しくなく半ばあきらめていました。
加えて、南国九州の真南向きの庭では生育が難しいかも、とも言われていたので、大枚はたいて結局枯れたらショックだよなぁ…と思うと手が出せないまま今日まできてしまいました。

お手頃だから枯らしても悔いなし、などとは決して思わないけど、あきらめていただけに本当にうれしかったです。
1~2年目はゆっくりと養生してもらうとして、数年後には細やかな葉がサラサラとそよぐ窓からの眺めを期待し愛情込めてお世話したいと思います。

最後に植木市の雰囲気を少々ご紹介

一応値段もついていますが…見てびっくり。家一軒分の土地が買える額の松もありました。
造園業者さんごとの庭をみるのもまた楽し
期間終了後に解体するのがもったいないほど


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#春の植木市 #アオダモ

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