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2024年春の開花

4月に入り庭の様子がさらににぎやかになってきました。

当初は「樹木を中心とした庭で下草類はオマケ程度に...」と考えていたのですが、園芸店に通ったりネット検索をしていけば当然それだけで済むハズもなく。試行錯誤しながらいろいろと花の咲くものを植えています。

ただし、あまり色数を増やしてもそれをキレイに見せられるほどの技量はないので、花の色は「白・黄・青紫~紫」の3色にまとめようと気を付けています。

ただし、ツツジは別物!
これだけは春の到来を告げる風物詩として景気よく咲いてカラフルになるよう、深紅・朱赤・白・濃ピンク・薄紫・薄ピンクなどを植えています。

なぜ私は、春になりツツジを見るだけでこんなにウキウキするのか。

振り返ってみるとそれはじつに単純な理由ではありますが、実家にも大量のツツジが植わっていたことに原因があるように思われます。
祖父が丹精していたツツジがいっせいに美しくワッと咲きだす季節になると、長い冬も終わって、さぁこれから農作業が忙しくなるぞ、といった具合に家じゅうに活気が満ち溢れてくるのが幼心にも強く印象に残っていたのでしょう。今でもツツジが咲く季節になると意味もなく元気が湧いてくるような心持ちになることがあります。

そんなこんなで、わが家のツツジもいよいよ咲き始めました。

本キリシマツツジ
ヒラドツツジ「高根絞り」。左下は同じくヒラドツツジ「オランダ朱紅」。右下には年中元気な宿根草ルドベキア「ブラックジャックゴールド」
フェイクグリーンのような新葉のかげにかくれてハクサンボクの花も咲いていました。かわいい!
アジュガ「チョコレートチップ」。アザミウマがやってきて困るので致し方なく殺虫剤(粒剤)をまくことに。


赤いツツジと一口に言っても、その色加減はまったく違うんだなぁと思いながら日々観察しています。たとえば、ヒラドツツジ「オランダ朱紅」が透けるような水で薄めたような赤色なのに対して、本キリシマツツジの方は「深紅」という表現がピッタリな重厚な赤色で、そこだけ目に飛び込んでくるようなインパクトがあります。写真ではなかなか伝わりづらいですが、そういう違いを楽しめるのも自分の庭を持つ楽しみというものではないでしょうか。

昨年はおもに植付け作業などに追われていたので、落ち着いて迎えた初めての春ということもあり、どの植物も開花するのを見るたびに「あら初めまして!そんな顔(花)なんですね!」という気分です。
もちろん書籍やネット上で探せばいくらでも画像は閲覧できるわけですが、自分で植えて世話して水やって初めて咲いてくれた花と対面できた瞬間の嬉しさは自分の庭でしか味わえない醍醐味だと思います。


===追記====

そういえば、開花と同時に虫たちもいっせいに姿を見せるようになりました。なるべくなら自然のままにしておきたいのですが、害を加える虫となるとそういうわけにもいかず、殺虫剤を撒いて様子をみているところです。
昨年はキキョウをクロハウリムシにボロボロにされた苦い経験があるので、今年こそはキレイに花を楽しみたいと思うのですが、どうなることやら。
(ちなみにクロハウリムシはベニカXネクストスプレーを根気よくかけ続けたらやっといなくなりました)

参考にさせてもらったYouTubeや使用した薬剤は下記のとおり。
自己責任ですが、なんとか虫被害を最小限に抑えられればと思いますし、同じく初心者の方で困っている方の参考になったら嬉しいです。

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