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day141 星野先達と、龍神巡りの旅。

今日は以前から楽しみにしていた、龍神巡りツアーの日だった。
出羽三山の山伏として有名な星野先達と一緒に、岩手の龍神スポットを巡る。元来、ツアーとか集団行動は苦手なのだが、今回ばかりは先達に会いたい気持ちが勝った。

どのスポットを巡ったかの詳細は端折るのだが、行く先々で人祓いが起こって、日曜の日中だというのに、何処に行っても他のお客さんが誰もいない。天気はものすごく穏やかな陽気。こんな行楽日和なのに!奇跡的!

そしてみんなで祝詞をあげる。先達の声を聞いて真似してみる。何度か繰り返していくうちに、少しずつ上達していく。
最後の神社では、エネルギーがシフトしたのを感じた(気がする)。

途中、お昼ごはんを食べた後、先達のお話をみんなで聞く機会があった。
命とは、魂とは、野生とは。普段感じていることにもつながって、興味深く聞き入った。

著書も買って、サインも書いていただき。

最後の神社の参拝途中、ふと気付いたことがあった。

元々、お寺と神社は合祀されていたのだが、それぞれ分けられた過去がある。
お寺は仏教、神社は神道。ぶつ、と、しん。

ぶつは物、それはすなわち物質世界。
しんは心、それはすなわち精神世界。

元々、肉体と魂、見えるもの見えないもの、それぞれが一緒だったのに、切り離されてしまったんだな、と思った。

物心ともに満たされるってことは
仏神ともに満たされるということだ。

それを、祝詞と併せて唱えた般若心経で気付かされたのだった。

仏の道は神に通じて、神の道もまた仏に通じるだろう。物質世界を突き詰めれば精神世界にたどり着くし、精神世界を突き詰めればまた、物質世界にたどり着く。

これを簡単に実践するなら、祈りと行動という結論にたどり着く。どちらかだけでなく、どちらも必要不可欠なのだ。

命はきっと、意の血だ。
滞らせることなく、流れ良く進もう。

滝の中に瀬織津姫の美しい姿を見る。

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