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day81 知識を学ぶこと、実践してみること。

昨日今日と、2日連続でデザインの講義と指導だった。デザインについての基礎知識を学ぶこと、実際に手を動かし実践してみること。このふたつはセットでおこなわないと、絶対的に身に付かないだろうと痛感している。

クライアントさんは、所属する団体にてフライヤーなどの制作を任されたものの、トップからダメ出しされた挙げ句、制作担当をクビになった。

いや、クビって!笑

ちなみにこちらの団体さん自体がわたしのクライアントさんで、クビと聞いても笑える関係性なので悪しからず。そんな深刻なクビではない。


しかしながら制作したものを見ると、まぁ、クビなぁ、と納得してしまう。
如何にデザインには知識が必要で、その上で経験値が物を言うか、改めて痛感する。

とはいえ、わたし自身はデザインの知識なんて持たずに長年やってきて、体得した後に知識を得た。このときの、言語化できなかった長年のモヤモヤが晴れた清々しさは、今も忘れない。
そして、知識ありきでデザインに取り組めば成長は速いとも感じている。


初日は、座学がメインだった。
とはいえ、ちょうどよいノンデザインのサンプルが目の前にあるので、これの何がどう駄目なのか?を論理的に説明しながら、話を勧めた。
そして、この学びを基に再作成することを宿題として終えたのだった。

そして2日目の今日は、実技指導。
昨日の学びは活かされつつも、まだまだ伸びしろがたんまりある。
およそ3時間かけて、時々手を出しつつ、見守りつつ、伸びしろ部分を伸ばしていく。


いきなり100点は目指さなくて良い。
ちょっとずつ、応用を重ねながら自身の知識と経験を着実なものにしていくほうが、圧倒的に良いのだ。
そして100点を取ってしまうと、変なリバウンドがやってくる。どんなことでもゆっくり進めたほうが、いい結果につながる気がする。


教える仕事の醍醐味は、教わる側が子どものように目をキラキラ輝かせながら、デザインの話に食いついてくれること。
そんな人たちには、もっといろんな知識を伝えたくなるし、本気でデザインを学びたいと思うなら、しっかり育てたいとも思う。

なんとなぁくサラリと話を聞いて、すべてを学んだような気になってしまうのはもったいないと思うし、そんな人たちが制作したものを見かけて何か思うところがあったとしても、わたしはアドバイスできる立場にない。
こちらに聞いてくれたら、そのときはしっかり仕事としてたっぷり答えよう。


ちなみに、デザインを学ぶことの近道は知識を学ぶことだと思うけれど、それ以上は経験値だけが物を言うと思っている。
名刺でもポストカードでも、架空でもなんでもいいから、とにかくつくってみたらいい。

結局のところ、料理だろうがダイエットだろうがビジネスだろうが、この考え方は一緒だなと感じている。
知識と行動。どちらかだけではうまくいかない。行動だけでうまくいくのは、行動しながら知識を得たときのみだ。そして知識だけで行動しないのは論外。

デザイン講座は、リクエストがあればいつでも開催可能だ。基礎知識を学ぶことで、デザインの無駄な寄り道がなくなる。

それはそうと、今日のビフォーアフターは後日Instagramに掲載する予定。本人の了承は得ている。



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