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影響をうけたと思われるもの。その1。

子供の頃、大好きだったもの、憧れたもの、
初めて体験したカルチャーショック。

まっさらな子供時代の刺激的な体験は
大人になってもどこか
自分の中に残っていたりします。

WADAと子供時代の話をしていて
あ、これは今の彼に繋がってるなぁ
と感じるものがいくつかあります。

そのひとつはディズニー映画。

彼がまだ小さな頃、
彼の母親は彼と彼の妹を
よく映画に連れて行ったそうです。
その中で特に観たのがディズニー映画。
(一度間違えて『時計じかけのオレンジ』に連れて行かれて、開始早々、慌てて出てきたということもあったとか…笑)

当時のディズニーの夢や希望に溢れた
ポジティブで美しい世界は
幼く無垢な彼の記憶に刻み込まれ
そのまっさらなフィールドに
うっすらとまだらにですが
ベースを作っていったようです。

ちなみに特にショックを受けたというのが、
『ダンボ』のこのくだり。
Pink elephants on parade

彼がしばしばDJでみせる
鮮やかでどこかサイケな世界に通ずると
感じるのは私だけでしょうか。
(なんて気取って書いたけど、明らかにトリップしてる感じだよね?これ。)

そして、もうひとつは大阪万博。
開催当時、大阪に住んでいた彼は
万博での小学生鼓笛隊パレードに
トランペッターとして参加したのをきっかけに
何度となく会場に足を運び
宇宙への展望や進歩したエレクトロニクス、
そして平和な世界…
大阪万博の明るく輝かしい未来観に
当時の多くの日本人同様にすっかり魅了され、
未来への憧憬を募らせたといいます。

ディズニーと大阪万博。
両者に通ずる世界観は夢と希望。
彼と同年代の多くの子供たちが
深い影響を受けたと思われますが
彼もまた例外なく影響を受け、
今だに彼の心の中に生きていると思われます。

当然、これらだけではなく
その後大人になるまで、または今も
様々なものに心動かされ、影響され
彼の世界観は構築され続けているのですが、
一貫してその世界観のベースにあるのは
ありきたりなものではあるかもしれませんが
〈夢と希望〉ではないかと思います。

成長し、音楽活動を始めた彼は
先輩のひとりに
自分たちのやっていることは
人に夢を与えることだと諭されます。
そんな風に言われたというコトを
私に話すことが何度もありますが
きっと、彼はそこで
ボンヤリと自分の中に刻まれた〈夢と希望〉を
自分の方向性に落とし込んだのでしょう。

発信者として活躍したり、
誰かに寄り添ったり、
色んなタイプのアーティストがいて
それぞれに素敵なポリシーを持って
活動しているのだと思いますが、
そんな中で彼は
〈夢と希望〉を最優先にする
選択をしたんだと。

普段、自分からは
ほとんど己の思想を匂わせるような
発言はしませんが
“DJ WADA”が紡ぎ出す世界観に
余計な言葉で色をつけ、
夢を観るのに邪魔な要素を
極力排除したいのだと思います。

アーティスト本人からの発信が
プロモーションに重要な役割を担う今、
彼のこの姿勢には
正直イライラさせられることもありますが、
そんな思いからの態度なのかな、
仕方ないかなと
私は私で自分を宥めてみたりもしています。

ま、これも全て
私の勝手な思い込みかもしれませんが!笑

ちなみに、彼が幼稚園の頃に飲んで
衝撃を受けたというのは、フルーツ牛乳。
この時のショックの影響は
今のところ私にはわかりません。笑

そういうわけで、
思いの外ダラダラと長くなりましたが
今回はこの辺で。。。

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