前回ではiPadの選び方の目安について大まかに話してきましたが、今回は用途別に具体的なオススメのiPadの機種を紹介していきたいと思います。

1.安くiPadを手に入れたい！という人向け

　iPad 第9世代（2021）がオススメです。

　太いベゼルと、表面にTouch IDがついている今までの無印iPadの形状を継承しているデザインで、性能も問題なしで使えます。プロモデルと違って性能がたくさんあるわけではなく絞られているのと、かつ快適に使用できるので、iPad入門として最適なのではと思います。

2.紙とペンをiPadに置き換えたい！という人向け

　例えば、

　iPadでノートをとりたい！
　iPadで授業の資料をみたい！
　iPadで授業の内容を整理したい！
　iPadでメモ帳代わりにしたい！
　iPadで他の仲間と一緒にブレインストーミングしたい！

のように、紙とペンあるいはホワイトボードとペンの代替としてiPadを導入したいという人には、「iPad +Apple Pencil(第2世代)」の組み合わせがすごくオススメです。

　中でも「iPad Air 4とApple Pencil(第2世代)」の組み合わせをオススメします。Apple Pencil(第2世代)のダブルタップによる、ペンと消しゴムの切り替えが素早く便利なので、これと組み合わせて使えるiPadでかつ現在最安で手に入る、iPad Air 4がいいのではと思います。またiPad Air 4はカラーバリエーションも魅力的です。

　もし少し資金に余裕がある方は、M1チップが載っている最新の、iPad Air 5もオススメです！

3.プロレベルのイラストを描くのを職業にしている人、あるいはiPadで動画編集したい！という人向け

　具体的には、

　イラストを描くのを職業にしている人
　iPadで動画編集していて、それを副業でしている人
（あくまでiPadでの動画編集はサブで行なっている人）

になりますが、この方達は迷わずM1チップ搭載しているモデル以降のiPad Proを選びましょう。iPad ProがM1チップ搭載してからは、iPadのメモリ容量も増えて（通常は8GB、ストレージが1TB以上を選ぶと16GBまでになる）、レイヤーを重ねてのイラスト作成が快適になったり、M2チップ搭載のモデルになってからはメディアエンジンも積まれて、動画編集の道具にも進化してきました。

　ぜひ考えてみてはいかがでしょうか。

4.iPad miniがオススメな人

　頻繁にメモ書きをする人
　気軽に動画コンテンツを楽しみたい人
　電子書籍を気軽に読みたい人

向けなのではと思います。

　特にiPad mini 6とApple Pencil(第2世代)との組み合わせはメモ書きには最適ですし、8インチサイズという絶妙なサイズ感は動画コンテンツをどこでも気軽に楽しむにはぴったりです。電子書籍を読む際も、重くないちょうどいいサイズで読みやすいのではと思います。

5.最後に

　オススメのiPadのモデルを用途別に紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？iPad選びの参考になれば嬉しいです。無印iPadやiPad mini、iPad Airは今後のイベントでの発表で更新されるかもしれませんが、それでも構わず実機を触って「これだ！」と思ったものを思い切って購入してみましょう。

　以上で終わりです。ここまで読んでいただきありがとうございます！