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ラグビー日本代表から教わったこと


 日本のラグビー選手が戦ってるのを見ると、なぜか泣けてくる。なんで??それは、本当に本当に一生懸命やっているから。彼らがどれだけ一生懸命か、数々のインタビューを思い出す。

 初戦の田村選手のインタビュー、「ぼくらに誰も期待してないし、誰も僕らが勝つとおもってない。僕らを信じているのは、僕らだけ。」きっと厳しいことを言われたり、周囲にラグビー?って言われたり、孤独だったんだろう。その中で、自分達のやっていることを信じてやるしかない。模試D判定がでても勉強を続けなければならない、自分を信じるしかない受験生の自分を思い出した。(背負っているものの大きさが違うか。w)


 田中選手と家族のエピソード。奥さんの手紙に「命を懸けて戦ってくる。」「僕がいなくなったら、いい人と出会ってください。」とつづっていた田中選手。命を捧げる?野球選手がW杯でそう言うだろうか。温和な田中選手の覚悟にぐっときた。


 今回のW杯で、本当にこの選手たちは、死ぬ思いをして練習してきたんだろうと思う。だって、あんなに堂々と「勝つと思ってました。」とか言えない。私は、なにかに対して、「絶対できると思っていた」って言えるだろうか。23年間生きてきて、まだ確信をもってそう言えたことがない。全てを犠牲にして、覚悟をもって何かを成し遂げる彼らが見る景色は、きっと素晴らしいんだろう。


 彼らの誠実さ、ひたむきさ、覚悟から日本人が学ぶことは多いだろう。私含め、日本人は多様性をうまく利用すること、自分らしくっていう言葉に甘えて、合わないからやめちゃえとか、違う場所にすぐに行こうとして、貫くっていう姿勢を忘れがちな気がする。彼らから、本気で向き合うっていうことを学んでいるなあ。

がんばれニッポン!!!!

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