metaい

先日、息子から「メタい」という言葉を聞きました。その時の話の内容は忘れてしまいましたが、はじめは「イタい」を聞き間違えたのかと思いました。しかし「メタい」で間違いないと。

私の頭は「イタイ」のイメージから離れません。意味が分からないので息子に説明を求めてもさっぱり意味が分かりません。調べてみると

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「主に物語の登場人物が読者の視点で発言するなど、「メタ」要素が存在するさまを形容する語。名詞である「メタ」を形容詞化した造語である。 」

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など、いまいちよくわからない。「メタ」からきた言葉ということでメタ要素という言葉を知っていたので想像できるようになりました。でも調べれば調べるほどわからない。いろいろな使い方がありすぎて本当にわからない。

話はそれますが、昨日のアベプラで読解力の低下の議論がありました。私の読書量は、子供達の3倍生きているけど、彼らの半分に満たないかもしれません。だから私に読解力がないため息子の表現が理解できないのかな。

また、昨日の解説の先生の話で、語彙が点とすると読解力は線で両方あって初めて活かされるものだとおっしゃってました。子供たちは姉は線がしっか知りているけど点があいまい。逆に弟は点がいっぱいあるけど線でつなげることができない感じです。だから表現は二人とも苦手です。

話を戻して、「メタい」という新しい言葉に触れて消化しきれない思いを抱え、年を取ったなと実感します。「メタい」自体だいぶ前からあった言葉のようです。タグ言語のメタタグなんて30年以上も前からありましたし。

結局、理解しきれいないので「メタい」を私が使うことはないかもしれません。こうやって、若者言葉が増えて、歳を実感していくのだろうな。