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flesh and blood : Uzuri

Outsidersで新規参入した、AssassinとしてはふたりめのヒーローであるUzuri。Youngのカードをみると、Ninjaの里出身のようであるが・・・

ライフはオトナ40、Young20、Intellectは4と普通。

その能力は、stealthつきのattack actionで攻撃しつつ、reactionで手札のコスト2以下のattack actionカードと入れ替えて攻撃状態でだす、というもの。正確には完全な入れ替えではなくて、先のstealthつきのattack actionはデッキボトムにいく。ターンにいちどだけの効果。

「ブロックされなかったら・・・」ではないけど、攻撃しているものが変わるので、M〇Gの忍術っぽくも・・・ないか。

そんなUzuriの記事ももう3月のもの。

THE ASSASSIN'S CODE: GETTING FAMILIAR WITH UZURI
by Kevin Brayer
9th March 2023

当時は、プロツアーにむけて準備中だったようで、まだしっかりと骨子がさだまっていなかったとのことだが、記事のポイントを整理。

Uzuriの能力によって、無害にみえる青いstealth攻撃(たとえばInfect)が、突然Command and Conquerになってしまう。そして、代わりにでてきたのがCommand and Conquerだとわかったときには、その効果によって追加のdefense reactionをプレイすることができない。

Outsidersのstealth攻撃は8枚あって、そのすべてはプレイするためのコストが0である。と、いうことは、手札2枚の状態で、そのうち1枚がstealth攻撃であるかぎり、Uzuriの能力を「どんな」2枚の手札からでも使うことができる(もちろん、入れ替わるカードのコストが2以下である必要があるが)。Uzuriが防御するときのことで言えば、常に2枚でブロックできる、ということでもある。対峙する側としては、Uzuriがなにをもっているかわからないところで判断を求められる。これはDorintheaと対戦するときに似ている。

そして、Uzuriの能力によって、「手札からプレイできない」カードを手札から攻撃にくりだせるようになる。Uzuriの能力では、手札からプレイしているわけではないので。このため、Death TouchやGore Belchingの制限が取り払われる。

stealthつきのカードのすべてが常に強いかと言うと、デッキ構築や方向性にきをつける必要はでてくる。

気になるのは、stealth攻撃をなにと交換するのか、ということ。候補はShake Down、Death Touch、Spreading Plagueとか。Dynastyにもどれば、Surgical Extraction と Leave No Witnesses。このDynasty組は、Silverのもととしても貴重になる。genericのコスト2以下も候補になるので、選び放題ではある。

そして、AssassinといえばのArakniで、彼をプレイした経験があれば、reactionは?となるが、なかなかしっくりこない。というかデッキの方向性によるように見える。

それぞれの利点・欠点、特にうまくはたらかない状況等、よく吟味して選択したい。

交換をうまくいかせるためのツールとして、codexのサイクルはとても強力だが、自分の墓地から特定のattack actionを選ぶCodex of Frailtyが最強の呼び声。1枚手札を捨てるという欠点も、すでに手札がない状態ならなんのことはない。たとえば、すでにテンポを失っていたとしても、3枚のカードでブロックして、Codex of Frailtyをプレイし、墓地からDeath TouchをArsenalにおくことができる。そして、TunicのリソースをDeath Touchのプレイにあてることができる。

Flick Knivesは、さらに攻撃をトリッキーにして、防御しづらいダメージをうみだす。相手にとっては、ライフの総量が減らされているといってもいいくらいの。けっこう1点2点の差が大きくなりがちのため、うまくつかいたい。現状、武器の再装備はConcealed Bladeを経由してしかできないので、武器がなくなってしまう欠点は見過ごせない。

どうしてもでてきてしまう伝説の装備品たち。Redback Shroudはすばらしいデザインだが、SilverをつくりださないUzuriでは、Tunicが長いゲームのあいだに、より多くの価値をうみだす。

あとはBlacktek WhisperersとCrown of Providence。ただし、Silverがだせない構築のUzuriなら、履物はSnapdragon Scalersでよいかも。

気を付けなければならないのは、Uzuriの能力を運用していくためには、それなりの量のstealthカードが必要だということ。でも、stealthの比率を増やしすぎると、そればっかりの手札だったら勝てないので、さてどうしようかと。

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あくまで3月の時点の記事だから、回答はもうでているのかも。
最後のところは、Azaleaの手札が矢ばっかりだと困るって話と似ているかんじもした。

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