ぷにくんのお誕生日会で
お店でデザートプレートを出してもらった。
メッセージは
「ぷりくんお誕生日おめでとう！」だ。

最近ぷにのことをぷりくんと呼んでいたので
迷わず“ぷりくん”と書いてもらった。
店員さんにも「ぷりくんってあだ名いいですね！」と褒めてもらった。
なおちんは嬉しかった。

でも、ぷには悲しかったようだ。
「なおちんの中に完全に俺がないと思って寂しくなった」と。
いや、違うよ、
いるよ、
呼び方がぷりくんなだけで
ずっといるよ。

ぷには自分の名前を気に入っている。
“ゆうくん”っていうんだ、ほんとはね。

だからぷにとか、ぷりとか呼ぶのは
1日3回までルールができた。

悲しませたくないけれど、
ちょっとさみしい。

なおちんのかわいいぷにくんが
他の人と同じ“ゆうくん”になってしまう。

ぷにっきの存続も危ぶまれる。
『ゆうくんにっき』って普通じゃないか。
だけど、本人の希望だ、仕方ない。

“ぷに”になるのは
なおちんの創作活動の中だけ。

それってぷになのかな。

悩む。。

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