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オランダに家族移住した母親の独白

2019年夏、オランダに家族移住しました。

「移住」って一大決心かと思いますが、

意外と移住してみると

「こんなものか」という感じです。

申し遅れましたが、私naoと申します。

神奈川県出身ですが、20代以降お仕事や夫の仕事の関係などで全国各地を転々としてきました。

比較的根無し草的な私ですが、まさかアラフォーになって海外移住するとは自分でも「人生はわからないなー」としみじみ思います。

海外移住するならアジアやオーストラリアに行くのだろうな〜と漠然と思っていましたが、まさかオランダとは。

しかも3人の子の母親として子どものことや自分の仕事にエネルギーを注がざるを得ない状況で、外国語に関しては錆びついてしまった上に、子供が生まれてからというもの一度も海外に出ていないことからすっかり内向き人間になってしまいました。

若かりし頃は海外のニュースやサイト、ラジをなんかもチェックしたりしていたのになぁ。

日本のメディアをメインでチェックする自分にほとほと嫌気がさしてきたのも確かでしたね。

それから3人の子の母親として、今の日本で教育と生活を続けるよりも海外で一緒にサバイブする力をつける方に賭けてみたくなったのもあります。

決して「現在の日本に絶望して」とか「日本を捨てた」とかそういう気持ちまではないものの、日本の教育現場には行き詰まりを感じますし、日本全体を覆う空気にも閉塞感を感じます。

先回りして空気を読んで、迷惑にならないようにいつも緊張しながら生きる。

ミスをしないように、失敗をしないよう、間違わないように気をつけながら、「もしできなかったらどうしよう」と大人になってもずっと心配しながら生きる。

もしそんな日本人の定義があるとしたら、私自身、少しどころか結構当てはまります。

そんな母親に育てられた子どもたちは少なからず影響を受けるだろうし、事実、この夏まで日本で育ててきて、何か新しいことに面した私の子どもたちの態度に「失敗をするのが怖い」という様子が見えてきていることに気づき始めてもいました。

そんな時、夫が海外移住の提案をしてきました。

まさにタイミングとしては最後だったと思います。

というのも親である私と夫はアラフォーど真ん中。

3人の子どもの一番上は中学生です。

家族としての海外移住としては「遅すぎる」と言っても過言ではありません。

しかし、「我が家のタイミング」としては今を置いて他にありませんでした。

結果的には先になってみないと「そのタイミングだったかどうか」なんてわからないし、自分が「そのタイミングだった」と言い切ればそうなるものかとは思いますが^ ^

ということで私たちの冒険は2019年に新たな「オランダ移住編」が始まりました。

この物語が日本人のどなたに共鳴して、毎日が少しでも明るくなり、何かを始めるきっかけになったらうれしいなと心から思います。

「きっと大丈夫。死ななければなんとかなる」

そんな気持ちでオランダ移住を一歩づつ進めたいと思います^ ^

それではまた。

nao







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