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ひとりビジネスを考える

 たまプラ学へお越しいただきありがとうございます。
表題のように、ひとりでビジネスを立ち上げたいと思っている方に向けて、脳内にあるモヤモヤを表現として、アナログ的に露出させるコトをまず考えてみましょう。

 NAOS研究所のセミナー冒頭で紹介している「4つのカクシン」に添って、この本題について考えていきましょう。前段の「核心」「確信」では、ビジネスのタネを見つけ出すステップです。後段の「革新」「確進」は、ビジネスのタネを育てるステップです。

4つのカクシン

 最初のビジネスに取り組むには、ビジネスのタネがモノコトの本質を突いている必要があります。取り組むビジネスの仕込には、ある程度の時間を必要としています。最低でもこの期間でタネが陳腐化しては元も子もない話です。ロイヤルカスタマーに成ってもらって末永く付き合っていただけるように、未来価値が継続していくコトが望ましいのです。

 その次に確信というステップでは、ビジネスのタネが未来価値を生み出していくという将来を確かに信じているかを問い掛けます。よしやれるぞ!と決断していくまでの連続したステップに成っています。

 後段の「革新」「確進」については次稿のUPに譲りますが、この前段のステップを大切にして、思考を深めていただきたいのです。

知覚のできばえ

 なぜ前段を大切にしたいのかを「知覚のできばえ」として問い掛けます。行動力とか人間力とか言っている源泉として現れてくるからです。
1.知らないコトは、できない。
2.覚えていないコトは、できない。

 この原理は生きていく上で、それぞれの事象に当てはまっています。

 さて、モノコトを本質に絞って考えるコトは、禅問答だったり哲学的な問い掛けに陥りやすいともいえます。ここではロジカルシンキングが苦手な方も、モヤモヤしていることには変わりありませんので、原理的なアナログ手法として「妄想画からビジネスプランへ」を公開してみたいと思います。

 先ず大きな紙とペンを用意してください。できればこの紙を張り出す壁も用意しておいてください。これは重要なポイントです。
1.紙の中央にやりたいコトを短く書いて、グルグルペンで囲む。
2.やりたいコトの為に、幾つかの達成手段を書き込んでください。
3.毎日、これに追記して眺めて脳内に印刷しておいてください。
4.日常的に、自筆の妄想画を思い出して、考えを巡らせてください。

一人称、妄想画

 サンプルです。
自分のやりたいコトを書き出すと、1人称の妄想画に成りがちです。できればパートナーやユーザーに関するモノコトも描き加えてください。

 妄想画が描けましたら、大切だと思うポイントを3つ選択して、これ(目的対象)に向かって、実現のために(手段選択)をやります。のような短いビジネスシナリオが呟けるのではないでしょうか。

 一人称妄想画から拾ってみると、子供の頃からの夢の実現に向け能力開発してお金を稼いで、豊かな生活と蓄財を果たしたい。などのシナリオが語れるでしょうか。まだ何かが足りないと感じてしまいますが、読者の皆さんはどうでしょう。

 リアルな演習セミナーでは2日間8時間くらいで妄想画を書いていただいています。書けないとするとモヤモヤが足りない訳ですから、もっと考えたり他者を観察したり読書したり、知覚を増やしていかなければいけません。

 Web演習では、適応な問い掛けができないので、モヤモヤしている方は個別にご連絡ください。一見関係ないコトもたくさん書いてください。受講生の中には、自分は実はこれがやりたかったのではないか等の発見に遭遇するケースもありますので、ココは宣言どおりアナログ的な手法に徹していきましょう。

 妄想画を眺めなら、ツールとしてフレームワークをつかって整理整頓していきましょう。そうした作業の中から最終的にはビジネスプランまで書いていくコトをお勧めしています。

道すじ

 ビジネスプランは、未来予想図です。峠の向こうや森の中まで伸びてゴールが見えないコトが常態です。どんどん進んでいくしか、その先を見ることができません。モヤモヤの妄想こそが自分の知的無形資産であり掛け替えのないセルフブランディングを構成しています。

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