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セカンドライフデザイン #2

棚卸し

 先回に続き「セカンドライフデザイン」の話をします。
今回は、自分のコアコンピタンスを知るための作業型の思考にしたいと思いますので、紙と筆記具を用意して始めましょう。

 思い出してください。
1.幼稚園/保育園に通っていたときのカバンに何が入っていましたか
2.小学校に通っていたときのカバンには何が入っていたでしょうか
3.中学時代のカバンには何が入っていたでしょうか
4.高校時代のカバンには何が入っていたでしょうか
5.大学生のときのカバンには何が入っていたでしょうか
6.社会人になったときのカバンには何が入っていたでしょうか

 幼い時から「学び・遊び・知識を蓄え・働き・稼いで・貯めた」そのはたらきに対して、獲得し身に付けたそれらのモノはどのようなカタチになっていますか。有形無形の資産というコトになります。もちろん負債も資産なので明らかにしておきましょう。

 バランスシートにして表出しておきましょう。

じぶん構造

 資産の部に「貴方はできる」があります。負債の部に「貴方にはできない」と真逆なモノコトが出て来ますが、半径5mの近接人に両方の言葉をもらっていませんか。身近な人から段々距離を離していくと、どちらかの意見になってきます。ここに表出されている情報に距離関数が潜んでいます。意識して書き込んでください。

 資本の部に書いている内容は、知力・耐力・脳力などの当て字で表現されるような内容を含んでください。つまり人間のチカラのコトです。コトを起こそうとするときに有用な部位は、圧倒的に右辺に書いた内容が原動力となっているコトが多いモノです。

 蓄えに蓄えてきた有形無形の資産をバランスシートの形で押さえたでしょうか。左辺のポジティブな部位は大切ですが多くは過去の行動結果を表しています。下図の赤線で表したように尖塔のように鋭く高く短いのです。右辺のネガティブな部位は日々の活動のプレシャーが掛かっていますので、下図の青線で表したようにドンドン積み上がっていきます。「やったー」の赤い尖塔で弾けるという仕掛けに成っています。

 じぶん構造で行う棚卸しのステップは、右辺に書いたプレッシャーにもめげずにやり抜こうとしている自分を認識することに他なりません。目的に向かって困難なこの手段をやり抜いていくのだ・・・というあなたの強みがそこにはきっと現れている筈です。

 次回の投稿は「やり切れると思っていますか」です。

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