「工藤沼(工藤浩平沼)」が検索に出てこないらしいので少し書いてみた

…お久しぶりでございます。naosです。最近の特技は高速バスの予約と締切延長交渉とnoteのサボりです。昨季の松本山雅FCのまとめもまだここに書いておりません。

 さて、最近になって、各社のいわゆる「Jリーグ選手名鑑」的なもので、松本山雅FCの工藤浩平選手について、「工藤沼」という紹介が目につくようになりました。
 ある年鑑では「詳細は検索してください」とあります。でも、実際にGoogle等で「工藤沼」「工藤沼とは」「工藤浩平 工藤沼」と検索しても一向に出てきやしません。出てくるのはサポーター撮影の、工藤選手の、ある意味個性的な?写真と、Twitterで怪しげに語られてる「#工藤沼」というハッシュタグ(https://twitter.com/hashtag/%E5%B7%A5%E8%97%A4%E6%B2%BC)。

 一体、「工藤沼(工藤浩平沼)」とは…?

 ということで、簡単に「工藤沼(工藤浩平沼)」について、その時系列的なものも含めて書き記します。

 なお、念のため申し上げておきます。筆者は男性です。女装スキルを知人の女性の罠で若干持ちあわせておりますが、男性です
 ちなみに工藤浩平選手はジェフ時代から存じ上げております。ええ、「姉崎のマラドーナ」と呼ばれ、アマル監督に見出された頃から。

(イラスト:moriさん @morinobutter(沼民) )

(以下本文敬称略)

*****

●多分、町田樹沼に似てる

 独特の個性と世界観。尊敬に値する技術と、強いオーラを持つアスリート。

 なのに、仕草がいちいち萌える。

 2014年頃「町田沼」というワードが話題になった。

 フィギュアスケーターの町田樹(2014年ソチ五輪5位、同年世界選手権2位、現在は競技生活は引退されたとのこと)が「萌える」という意味である。

 筆者がこの「町田沼」なるワードに気づいたのは、2014年7月。
 サンフレッチェ広島が、ホームゲーム(J1第17節甲府戦)に、選手時代の町田氏をゲストとして招待する企画(http://www.sanfrecce.co.jp/news/release/?n=7154)があった。

 エディオンスタジアム広島に比較的近い中学校出身で、広島に縁がある町田氏を招待するサンフレッチェに、町田氏のファンの皆さんの反応がこうだった。

 「サンフレが全力で町田沼民を釣りに来てる(要約)」

 そのツイート等から、筆者は「町田沼」という言葉に気づく。

 それから「町田沼」で検索すると、「町田樹が如何に萌えるのか」を語る皆様がぞろぞろと。
仕草、世界観、語録、そして画像…ありとあらゆる側面から「町田樹を語り尽くす」町田沼民の皆様。

 世の中には「アスリートに萌え要素を感じる方もおられるのか」と、その当時は思った。

 その当時は。

●無駄に笑わせにくる山雅公式サイトの工藤浩平画像

 ときは、2016年4〜5月頃である。

 山雅な人々は、ある異変に徐々に気づき始めた。

 山雅公式サイトでは、各ホームゲームごとに発売される新グッズを紹介する、スタッフブログ(http://www.matsuaz.biz/yamaga-fc/)の「広報部レポート【グッズ紹介】」というコーナーがあり、ホームゲーム前には選手の協力のもとで新グッズが紹介される。

 そこでの工藤浩平の様子がおかしいのだ。

 勿論、2015年夏の加入以降、何度かこのコーナーには登場している筈だし、普通にウケ狙いの画像はあったはず。

 でも、おかしい。なんか、おかしい。

 例えば、4月末。エプロンの紹介。
(以下の紹介画像はいずれも山雅公式サイトのスクリーンショットより)

これはわかる。

…?!

 そして5月。コンフィットTシャツ発売。

まあ、これはわかる。

?!?!?!

 もともと、このコーナーでは率先しておちゃめなポージングをする選手はいた。
2016年加入の武井択也のボケっぷりは「面白い」「草不可避」「さすがガンバで加地(亮・現岡山)に鍛えられた武井」と話題になった。

 しかし、工藤浩平のボケっぷりは独特。
 しれっと、そして不思議な、独特の世界観があるボケ方をするのだ。

●長年言語化されていなかった「工藤浩平萌え」を「工藤沼」と言語化してみた

 この頃から工藤浩平の不思議な?魅力が、松本平で理解されてきた。しかし「なんともいえない」ボケ方故に、なかなかファン・サポーターでその雰囲気を特徴的に言語化されることはなかった。

 しかし、筆者は、この工藤浩平の不思議な仕草に、町田樹のソレに近い何かを見た。

 これは、もしや、萌え要素。

 もしや、これは…町田沼ならぬ、工藤沼?

ということで。
ものは試しと#工藤沼というハッシュタグと付けて、思いつく画像を並べてみた。

 反応はあった。

 すんげえ勢いで反応が来た。

 ここぞとばかりにご自身で撮影された工藤浩平の画像を貼り始める山雅サポさん。

「工藤沼が何だって? 」と反応してまた画像を貼る広島サポさん(2015年在籍)。

「昔から浩平はそんな感じ」と話し始めて動画を教えてくださるジェフサポさん。

「なんですかこのタグw」
「工藤沼ってw」
「画像に破壊力があるw」
「恐ろ…楽しいw」
「山雅ビギナーにぴったりのタグ」
「思わずチキチキボーン(好物)買っちゃったよ」

 ちなみに余談だが、「明らかにこれは工藤浩平の話題」という「工藤沼」ツイートを検索していくと、2016年5月7日のこのツイートに辿り着く。

 (※ご本人掲載許可済み) 

 タイミングとしては申し分ないこのツイート。
 個人的には、この日「5/7」を「工藤沼の誕生日」と制定したい

●ペローン、ゴローン、ギュー…爆発的に広がる工藤沼民

 山雅な好事家にワンソウルで?バズった#工藤沼。数多くupされる「工藤浩平の萌え画像」。
変顔などいろいろある中で、不思議なことに、その画像にある「一定の方向性」が出てきた。

 試合中などに「パンツを下げてシャツを『ペローン』とめくる」画像が多くなったのである。

 選手がお腹をはだけるという「ちょっと珍しい」光景。

 でも、ルーティンなのか無意識なのか、工藤浩平を試合中、あるいは試合前練習を含めた試合の前後に観察すると、この「ペローン」が頻発する。言われて初めて気づくくらい自然ではあったが。

(イラスト:moriさん @morinobutter(沼民) )

 Jリーグを愛好する層が様々ある中で、一定の割合で存在するのがカメラ女子の皆様である。本格的なカメラとレンズで、撮影を通じてクラブや選手を応援されてる方は数多い(注:撮影については各クラブ各スタジアムの規定等をお守りください)。

 そんなカメラ女子の皆様に「#工藤沼」が伝わればどうなるか。

 …やはり。

 検索で見事なまでに並ぶ、シャツをペローンする工藤浩平の姿

 しかも、カメラ女子の皆様が並べる「萌える工藤浩平」はそれだけじゃなかった。

 試合前練習で芝生に「ゴローン」と寝そべる姿

 ゴールを決めた選手に「女子みたいなギュー(ハグ)をする」姿

 練習着の萌え袖やら、練習で他の選手に無邪気にじゃれあう姿などなど。

 カメラ女子の皆様の豊富な画像ライブラリから、全力で「工藤浩平の萌え要素」が見出され、各種SNSに貼られていくのに多くの時間は要さなかった。
そして、それを見た人が続々と、奥深き工藤沼の世界にズブズブと沈んでいったのである

●ガンズくんまで沼民に?!

 5月も終わりとなれば「今日の試合は2ペローン」とか数える人も出始める中で。

 「#工藤沼」の画像の破壊力に気づいたのは、山雅のファン・サポーターや、過去在籍した広島・京都・ジェフのファン・サポーターだけではなかった。どうやら応援チームに関係なく工藤沼はヤバいらしい。

 多分にたまたまではあるが、5月末のスカパーの「週刊松本山雅」で工藤浩平がゲストに呼ばれたり、これまた5月末の金沢戦で活躍したことも重なり、ナントカ曲線よろしく加速度的に増える工藤沼民

 そして恐ろしい報告が。

「ガンズくん、工藤ちゃんのチャントが鳴り響くといきなりペローンし始めたよ」

…なんだってー?!(AA略)

 ガンズくんが沼民???

 ガンズくんが知ってるってことは、クラブ側も把握した…だと…?

●そして確信犯的に工藤浩平の萌え画像を増やす山雅公式サイト

 そして調子に乗ったのかどうかわからないが…いや、やはり工藤浩平本人の活躍もあってだろうとは思うが、この頃から山雅公式サイトの表ページや、前出の新グッズ紹介コーナーで出してくる画像に、工藤浩平の画像が増える。

 いや、活躍してるので、工藤浩平の画像そのものは増えてよいのだ。

 しかしだ。

 山雅公式サイトが繰り出す画像に、妙に「工藤浩平の萌え系画像」が多くなるのである。

 カラーコーンをかぶってポージングする工藤浩平とか何なんですか。
明らかに確信犯でやってるだろ、と。

 恐らく、公式サイト側から見たら、「工藤浩平の萌え系画像」はview数がいいのであろう。

 わかる。SNSでの食いつきっぷりを見たら、それはわかる。

 そして6月末の京都戦翌日の、松本山雅FC公式有料コンテンツ「山雅プレミアムの表画像(コンテンツ未加入でもTwitterで見ることができる)が遂にやっちゃったてへぺろーん。

「飯田真輝の背中にかわいく飛びつく工藤浩平」の画像。

「遂にプレミアムが来たぞ」
「なんだこの沼民歓喜画像」
「中の人も工藤沼民か?」
「大枝(令・山雅プレミアム編集長でフリーライター)さん工藤沼民確定でしょ」
「山雅公式が工藤沼w」
「この写真のチョイス、狙ってますよね?」

 騒然とする山雅な皆様。歓喜に湧く沼民。プレミアムよ、お前もか。

【PR】我がTGAスタジオのネットラジオもこの頃からブームに乗る

 あまりにも知られた「姉崎のマラドーナ工藤浩平」の二つ名の山雅版をつくろうと、「かりがねの妖精工藤浩平」とやってみたのは我が番組です。なんか結構普及したようでありがとうございます。
ということでここはネットラジオの宣伝タイム。2016年6月当時のちょこっと工藤沼トークを。

「フットボールchacha!」#49 5月〜6月前半のアレコレと、「工藤浩平沼」の話が最初に来る山雅話
http://tga.jpn.org/2016/06/25/cha_49/

なお番組はおよそ月1で配信しております。居酒屋話的な山雅の話ならお任せください

【最新回】「フットボールchacha!」#54 新シーズンでございます/新シーズン早々の反町の罠?
http://tga.jpn.org/2017/02/18/cha_54/

●そしてスカパーも薄々気づく?

 閑話休題。6月末のスカパーの「マッチデーハイライト」に於いて、京都戦のダイジェストを伝えるコーナーに於ける、下村東美氏(ジェフ時代から工藤浩平を知るひとり)のひとこと。

 「工藤さんは子猫」

(ΦωΦ)ニャンだって〜?!

 また沼民がドドーンと増える。

●ますますエスカレートする山雅公式サイト

 「山雅公式が工藤沼を攻めてきたぞ〜!」

 夏になって一気に沼民に燃料(萌え画像)を大量供給し始めた山雅公式サイト。

「『スカパーフラッグデー』宣伝画像が工藤浩平」
「新グッズ紹介がまた工藤浩平」
「(7月後半の)長崎戦『キリンデー』宣伝画像が工藤浩平(と高崎寛之)」
「8月に入って新グッズ紹介がまたまた工藤浩平」

 以下省略。もうきりがない。

 新グッズ紹介のたびに「工藤ちゃんの画像ないかな?」と飛びつく沼民。
 SNSで画像が貼られるたびにリアクションする沼民。

 そんなパブロフの犬状態が、夏を過ぎ、秋になっても飽きることなく続くのである。

●シーズンオフに遂に「山雅プレミアム」で「工藤沼の記事」が

 そして、J1昇格を逃して意気消沈し、移籍の話題に怯える松本平に、山雅公式有料コンテンツ「山雅プレミアム」から衝撃的な記事がもたらさせる。

【編集長コラム】「工藤沼」にまつわるエトセトラ
http://yamaga-fc.mopita.com/archives/8891

(※毎月540円の有料サイトです。興味のある方はどうぞ。)

 工藤浩平と、取り巻く人々のちょっといい話を取り上げた、前出の大枝令氏のコラム。遂に「工藤沼」が記事になる。いいのか?いいのか??
 「沼だからいいのだ。」というパワーワードも飛び出し、大枝氏を筆頭に工藤沼民がメディアにも多数存在することが明らかになった。

 この流れが、今季各種「Jリーグ年鑑」に「工藤沼」という単語が複数踊る遠因である。

 そして、工藤浩平契約更新で祝い、背番号10番を祝い、正月や新体制発表会を過ぎても、喫茶山雅が遂にできちゃった今(2017年春)になっても、工藤沼は、平和に、穏やかに、てへぺろーんと続いているのである。それは多分、今季も変わらない。

●最後に、何故ひとは工藤沼にハマるのか

 最後に、周囲の沼民有志(大半は女性である)に、飲みの席やらSNSやらいろいろな手段で聞いてみたので、それらを列記して締めとしたい。

 題して「YOUは何故工藤沼に?」

 以下、回答である。

「ホント気づかないうちにハマってた」

「この試合でとかこのプレーでとかは全くなく、じわじわハマっていった」

「Instagramの山雅サポさんの投稿でじわじわと沼民に」

「私がハマってた、巻(誠一郎・現熊本)さんにいじられる(ジェフ時代の)浩平くんワールドが結局は工藤沼だった」

「行動言動すべて面白くて、ついつい追ってるうちに沼のへりに足を取られてドボーン」

「ペローンもゴローンもルーティンとしてはあまりにも個性的」

「みんなが騒ぐ人気者には基本的に興味がないけど工藤浩平は別」

「工藤沼は『ギャップ萌え』」

「応援チーム関係なく工藤沼にハマる人はハマる」

「高崎選手のインスタ動画(https://www.instagram.com/p/BKPupfTDAlZ/)で、川へ飛び込むだけでなぜかパンツが脱げる工藤さん見て」

「山雅サポの○○さんに突き落とされました(ちなみに応援チームは広島)」

(以下、工藤沼を語る人々)

「佇まいが可愛くて、あれ?このおっさん可愛い系!ってって、気づけば工藤ちゃん呼びで、可愛い視点から見るようになったら、可愛いポイントが多くて多くて、工藤沼というワードが出てから、あぁ、わたしは沼にハマっていたのか!って気づきました」

「プレーが本当に天才的すぎるっていう前提から、色んなギャップをみて…得点決めて高崎さんに抱きつく前に踏み切ってぴょこんてする姿が可愛いかったり、隼磨のポストからのごっつぁんゴールのとき(万歳してるとこが)人のよさが溢れでてたり、ゆりかごのときの形のおかしさ、試合前練習のときチャントが流れると両手で万歳するのがかわいい」

「視線が行くようになったのはゴローンを見てから。その後はルーティンなんだと毎回見るように。さらにペローンも気になり始める。サッカーの技術が高くてゴール前のプレーの綺麗さはもちろんですが、サッカーをあまり知らない私はとりあえずかわいい仕草に目がいきます」

「工藤沼はじわじわ系、もしくは他人によるずるずる系」

「ずるずるいつの間にかハマるのが沼。落ちるんじゃなくてずぶずぶ気付かずハマっていくのが沼。沼にハマりすぎるともはや本人になりたいくらいに思うのが沼」

「工藤沼にはまって悟りを開くと、(女性なのに)工藤(浩平)になりたいとか言ってるくらいだから、毎日なるべくにこにこ、人と話す時は目を合わせる、かわいくなる、ということを実行します」

(イラスト:KEIさん @motorjyo(沼民) )

ちなみに、沼民の皆様からはこんな要望も。

「工藤浩平ぬいぐるみとか欲しいよね」

「それ!絶対にお腹がペローンできるやつで!w」

「なりきり工藤浩平も欲しい!」

「工藤浩平パペットも欲しい!ガンズくんパペットと会話させたい←」

 4月のアウェイ京都戦か、後半のアウェイジェフ戦(10月)とかホーム京都戦(最終節)とかでも売れるようにしたらよいのではないかと思いますが、株式会社松本山雅の皆様如何でしょうか!!

*****

 ということで。

 こんな「読む人の日常を無駄遣いする駄文」に、お付き合い頂きまして誠にありがとうございました。てへぺろーん。(←「てへぺろーん」を言い出したのは前出のフリーライターの大枝令さん)

 イラストの掲載のご許可を頂きましたmoriさん・KEIさん、質問に答えてくださった、りんりんさん他沼民の皆様にも感謝のてへぺろーんを。

 なお、次の記事は、今度こそ昨年を締めつつ今季の展望です。そっちもとっとと書きます。てへぺろーん。

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naos@TGA

2017 naos note

2017年の主に松本山雅FCについて
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