【2018J2】とりあえず開幕直前に書いてみた松本山雅FCについて

●もう開幕だっていうのに山雅の2018年シーズンへのアレコレも書けてない。というか、多分書くモチベーションがまだない。開幕ギリギリ、ようやく重い腰を上げてお届けしようと思う。散文乱文ご容赦を。以下は清水キャンプ等々から見た今季の山雅の方向性のお話の書き殴りである。

注:●は本筋の話、◎は付記や与太話である

◎なお、いつものサッカーラジオ「フットボールchacha!」今季1回目の収録は2/27(火曜)予定。詳しくはTGAスタジオ公式サイトで。また、2017年のまとめはこっそり別に書き記してある。但し決して気分よく読める文章ではないで、そのつもりでお読み頂ければ。リンクは一番下で。

●どうやら今季は昨季の「インテンシティの高いトランジションサッカー」をもう一段進化させるつもりのようだ。3421をやめるorオプションにして、本線は3142。3センター。アンカーを置く。

●インサイドハーフの人材や清水キャンプを見る限り「コンテ式3142」。チェルシー監督アントニオ・コンテが使う352。

◎3322という表記もあるが、今回はコンテ式なので、コンテの代名詞として表記される3142で書き記す。

●まず守備。今季は541ではなく532基調で、状況次第で昨季もやっていた442や451への変化も含む。勿論ゲーゲンプレスは標準装備。インテンシティは高く、ミドルゾーンでボールを奪ってショートカウンターという攻めも持つ。この辺の基本的な部分は恐らく昨季と大差はない。

◎最近の攻撃トレンドである、相手のSB-CB間で相手が「間受け」して最終ラインを崩すやり方は許さない守備。

◎要は、かつてのコンテユーヴェというか、ユーロ2016のコンテイタリアというか、2017-18のコンテチェルシーをやるつもりなんだろう。そんな人材の集め方。開幕時点で33人。多いなあ。

●攻撃面。コンテ式を機能させる肝として、「ビルドアップもファイナルサードの崩しも顔を出す、攻撃力も守備力も戦術理解度もある有能なインサイドハーフふたり」。

◎できればキャラクターが違うコンビ。例えばコンテチェルシーのセスクとバカヨコみたいな。

◎以下、インサイドハーフが見込まれる選手の特徴

岩上祐三 岡本知剛
ワイドをパスで動かして、2トップや相方を走らせ相手守備を釣る。勿論自身も走るしシュートするけど。あとビルドアップの出口(CBからの縦パスの受け手)としても大事。どちらが信州のセスクになれるのか。
前田直輝 中美慶哉
バカヨコというよりは、2016夏の広島のポイチコンテ3142の浅野拓磨か。走ってチャンスメーク。縦や斜めに走って開けたスペースを他の選手に使わせ、時には華麗に飛び出して仕留める。守備は忘れずに!
パウリーニョ
高いインテンシティで奪ってショートカウンターで仕留めるには適任。守備は申し分なし。但しパスは…強いて言えばケディラ?
※安東については別メニューだったので特徴は掴めず

●ビルドアップは基本3CB全員が常にワイドやインサイド、ときには2トップに縦パスを通す意識を持たされる。弱点として露呈された「前からのプレス(前プレ)」は、ワイドやインサイドが積極的に縦パスを受けにくることで回避するつもりなんだろう。

◎飯田は果たして速いパス回しや縦パスに対応できるのか←

◎というか清水キャンプの段階でビルドアップに及第点出せるCBが橋内ひとり…というのはその後改善されたのだろうか。

●編成面。33名、前田直輝の移籍コスト等々を考えると結構なカネの使いよう。人件費は10億を超えてるだろう。総予算は20億ぐらいだろし人件費が予算の50%を超える「赤字想定」「脱大月イズム(脱緊縮予算)」という印象。

◎J1ライセンスの予算に関する規定緩和(債務超過してなければ3期連続赤字でも大丈夫)やDAZNマネーで踏みきれたと思うが、大月社長時代「単年赤字も絶対ダメ」と緊縮予算を組んでいた山雅にしては思い切った動き。基本的には歓迎すべき方針だが赤字決算は要注意。

◎人件費高騰で累積赤字拡大となったら、数年前のヴェルディのように若手選手を大幅に売りに出さないといけなくなるので。

●恐らくは3月いっぱい結果は出にくい。出ないとは言わないが、そんな阿吽の呼吸が1ヶ月ちょっとでできるとは考えにくい。4月のアルウィン開幕までは我慢も必要では。

●最後に今季のJ2予想。恐らくは2分化。J1昇格争いに混ざることができるチームと、J3降格を気にしないといけないチームに2分化するのでは。

●前者は「降格組3チーム+昨季PO進出3チーム+徳島松本他」。後者は栃木水戸讃岐他予算規模が厳しいチーム。

◎勿論あっと驚くチームの出現はあるとは思うが、今季昇格枠が3から2.5に微減した影響は既に補強に出ている。

◎上位チームは揃って「明確な自動昇格狙い」として、例年以上に人件費を使い「濃い」補強を行っている。予算が厳しいクラブは「例年なら移籍オファーが来にくそうな選手」まで刈られている。予算が厳しいチームの弱体化が進む1年になるかもしれない。

◎今季は山雅に拘らずいろいろ見ていきたい所存。今季のJ2は例年以上に面白いと…正直J1より遥かに興味深いシーズンになると予想している。

※昨年の総括はこちらで←


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2018 naos note

とりあえずサッカー中心に。時には地元ネタ等々なんでも。
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