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びびって1人だけ撤退!針ノ木岳!

旅館でお手洗いの場所を聞いたら、
男子トイレは突き当たりを右
女子トイレならそちらにございます。
と言われました。
どうもなおです。
#女子トイレにはいかん

今回は、残雪の針ノ木岳に行ってきました🚩
北アルプスも厳冬期から残雪期へと移り変わり、これを書いているGWは多くの方が、北アルプスに出かけているのがタイムラインに流れてきてなんとも羨ましい限りです。🥺

でも嬉しいことばかりではくて、悲しいニュースも流れてきます。
厳冬期で閉鎖されていた上高地が解禁されて、久しぶりの北アルプスにワクワクする気持ちはもちろんわかるけれども、登りだけじゃなくて下りのことに考えながら山に登らないと、最悪の事態になったら、みんなんが悲しむから、そこだけは頭に置いてこれからも山にいこうと思う。
#ビビりが逃げる時の言い訳でもある

ということで、今回のメンバーは、
カメラを向けると勝手にカッコつける「ガクトくん」と
涼しい顔で急斜面を登っていく「ゆうさん」と
僕の3人です!


マジで急登

出発は扇沢駅から!🚌
ちなみに扇沢って読み方は「おうぎざわだよっ!」って毎回言いたくなるんですけど、
このマウントを取ると、いや知ってるわ!って顔されるので、もういうのはやめます。(笑)

みなさん気になる雪ですが、出発して20分くらいは枯れた森の中を歩いていきますが、それ以降は割とすぐに雪が出てきました!
12本爪アイゼンを使うレベルではありませんが、チェーンスパイクがあった方が登り安かったですね!
ちなみに僕は、途中まで何もつけずにノーマルで歩いていましたが、結構滑って大変だったので、すぐに12本アイゼンをつけました!!⛓️

山脈ごとにいろいろな魅力はあると思うけど、やっぱり北アルプスは北アルプスだなぁって思う魅力があるよねぁ。。。😏
#語彙力皆無
#でもみんなわかるはず

昨年の夏に針ノ木岳は登っていて、ほぼ同じルートだということを聞いていて、じゃああの針ノ木雪渓が永遠に続くだけか!って思っていたけど、これが想像以上にきつい!!!😫

夏と違くて、雪もゴロゴロしていて物凄く歩きにくいし、斜度も急なので、一歩一歩息をととの得ながら進んでいく感じで、頭もボケっとして何も考えられない!!
#死ぬ寸前

後ろから歩いてきたお姉さんが、
「きついね〜!!私遅いから連れに置いていかれちゃうのよ〜」
僕の心の声「いや、遅いと言いつつめちゃくちゃ早いし、僕らのこと追い抜こうとしてるじゃん!」
僕「僕、遅いんで先どうぞ〜」
#その後あっという間に追い抜かされました
#気づいたら豆粒サイズになってた

そんなこともありながら、最後の急登「マヤクボ沢」の麓に到着!🏳
マジでここから先は壁のような斜面で、冬季限定のルートとかそんな限定かんを感じることはなく、とにかく必死に登りました。
#全然楽しくない !!

やっとこさ稜線上にたどり着いて、一休み!
ここまで結構頑張って登ってきたので、稜線の先の立山連峰が見えた時は、結構満足感に浸っていました!!!🏔️

そこから目指す山頂へ!🚩
ここから先は雪と岩のミックスゾーン!
カリカリ音を立てながら進んでいきます!

少し登ると、サイドが数百mキレてるトラバースへ!
マジで良くないんだけど、長い雪溪があるだけだと思っていたから、ヘルメットも持ってきてないわ、ピッケルも持ってきてないわで、正直ろくな雪山装備もを持ってきてなくて、
#そんなやつ雪山くんな

正直これ滑ったら死ぬなって思ったので、数m進んだところで、「怖いから山頂行くのやめるわ!」ってすんなり撤退!
#躊躇なく撤退はできる男
#2人には申し訳ない

数mとはいえ、下りになると登りと違って下が見えるし結構怖かったんだけど、かなり時間と勇気を振り絞って下山しました!
これ登って下れる人の度胸やばいな!


山頂の写真は2人に任せて僕は1人で、お昼ご飯😋
山頂から、安全な稜線の位置はそんなに離れてないから、山頂と声でやりとりができたんだけど、その時ガクトくんが言ってた動画はまだ!?送られてきてないけど!?🧐

無事に2人が下山してきて聞いたんだけど、ゆうさんはトラバースの下山が「かなり」怖かったらしいんだけど、ガクトくんは「いや〜、まぁ少し怖かったかな」みたいな感じで、マジで頭のねじ飛んでってるわ!
#お前が言うな
#ヘルメットとピッケルもってこい

とりあえず無事に2人でが下山してきてくれてよかった!
これで、今日はイージーモードかなって思ってたんだけど、残雪期北アルプスはそんなんはずもなく、
下山は下山でめちゃくちゃな急斜面の下山だからもし滑ったら100mくらいは滑り落ちるだろうし、、、
下からはBCの人が大勢上がってくるから、2時被害待ったなし。

結局は、誰かさんのラッセル後みたいなところをつぼ足?で下山したんだけど、もしこれがなかったら帰れなかったかもな〜!

そんなこんなで無事に下山してきましたとさ。

今回は残雪期の針ノ木岳の稜線まで行ってきたわけですが、この季節の紫外線は結構強くて顔は熱かったけど、雪で冷やされた空気がサーッとと流れていくから、それはそれで心地よく登ることができました!
ほぼ雪山装備を持っていかなかったので
次はしっかりした装備で臨もうと思います。

それではまた!!!


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