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雪と温泉 -山形温泉旅行記-

急に思い立って豪雪地帯の秘湯の温泉に出かけることにした。
三連休の前日に日本秘湯を守る会のサイトにて気になった温泉を調べていく中で、
山形県の米沢市にある「新高湯温泉」を見つける。
ここ最近は家でゆっくり過ごすことが多く、好きだった登山にも出かけず退屈な日々を過ごしていたが、同じくゆっくりするにしても、今回の秘湯旅行は格別に幸せな時間を過ごすことができた。


旅の始まりは福島県の喜多方市で「松 食堂」さんで喜多方ラーメンを食す。
隣にキングオブ喜多方らーめんと言われている「坂内食堂」があって、信じられないほど並んでいた。


僕が注文したのはチャーシューメン。
喜多方ラーメンは本当に優しい味で体の中から温まった。
 隣の坂内食堂さんが行列すぎて比べてしまうけど、松食堂さんのラーメンもものすごく美味しかった。


お酒を買いこんでいよいよ新高湯温泉へ。
今回宿泊したのは「吾妻屋旅館」さんで直接マイカーで行くことも可能が、この冬の時期はスタットレスにチェーンを履いていないとスリップしてしまうほどの斜面を登らないと行けないので、天元台高原ロープウェイの駐車場に車を停め、送迎バスで旅館まで行く。


吾妻屋旅館は、明治35年開湯。
周囲は山で囲まれていて、急傾斜の山道を登ってこないと辿り着けない為、
まさに秘湯である。
受付にてチェックインをすめせて、早速露天風呂に入りに行く。
吾妻屋旅館には5つの絶景露天風呂があるが、冬季は4つのお風呂にしか入れない。


今日はあいにくの曇り空だが、空気がひんやりしていて露天風呂に入るには最高のコンディション。
外気が寒くてなかなかお風呂から出れない。


続いて夕食。
米沢牛が本当に美味しかった。
量も多くてものすごく食べごたえがある。


夕食を済ませ。食休みをしてから夜の露天風呂へ。
20:30から入りはじめたが気がついたら23時を超えていた。
もちろん4つのお風呂全てに入ってのこの時間だが、時間の流れはとても早く幸せな時間だった。
(18:30から20:01までは女性専用の時間になるので、男性陣は自室で待機していないといけない。)


2日目の朝。
この日も曇天だが気分は晴れやか。
昨日夜更かしをしてしまったが、出発まで朝風呂に入って帰宅の準備をする。


帰りに米沢駅で米沢牛のお弁当を買い帰路に着く。

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