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子供がScratchをマスターしたら次は何をさせるべきか? 【ものづくり編】

「子供がScratchをマスターしたら次は何をさせるべきか?」という問いに対して思考を整理をしています。
前回は、まず本人がScratchのどこに楽しさを感じているかを見極めると良いという話をしました。

結論は、ものづくりに興味をもっているか?プログラミングに興味を持っているか?の2択です。
今回はものづくりに興味を持っている場合に「ものづくりは何をするのか?」という問いに対して整理します。

Scratchでの学びを活かして次に進む

漠然と「ものづくりは何をするのか?」を考えると選択肢が無限にあり、決められません。そこでScratchの学びを活かしてものづくりのステップを考えます。
Scratchでの得たものは以下の2点だと思います。

  • プログラミングブロックの使い方

  • ゲームの作り方

プログラミングブロックを活かす

まず1つ目はScratchで学んだプログラミングブロックをScratch以外にも活用する方向です。
オススメはロボット工作(電子工作)やIoTです。
目の前でロボットが実際に動くのは、画面上で動くソフトウェアとは違う感動が味わえて楽しいです。
以下の2つはいずれもプログラミングブロックで作ることができます。

  • スマホロボ工作キット

  • Micro:bit

ゲーム作りを広げる

2つ目はScratchで得たゲームの作り方の知識を広げて、ゲーム作成専用のツールで遊ぶ方向です。
実は私がエンジニアになったキッカケはコレでした。当時(25年くらい前)スーパーファミコンの「デザエモン」というシューティングゲームを作るソフトがあり、それで遊んでました。ゲームのキャラクターはどうやって動かすのか?敵を倒したときに爆発する演出はどうやるのか?どうすれば面白くなるのか?などいろいろ考えながらゲーム作りに没頭していて、親から「ゲーム機でゲームせずにゲーム作ってるの?」と不思議に思われたのを今でも覚えています。
当時は簡単なゲームしか作れませんでしたが、最近では売れるレベルの本格的なゲームを作ることができます。以下にツールをいくつか挙げておきます。

  • アクションゲーム: スーパーマリオメーカー

  • RPG: RPGツクール

  • サウンドノベル: ティラノスクリプト(無料)

まとめ

今回はScratchの次にものづくりの方向に進む場合について整理しました。Scratchで学んだプログラミングブロックを活かしてロボット工作をする方向とゲーム開発をする方向を紹介しました。
次回はプログラミング方向に進んだ場合について整理します。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
それではまた。

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