【中小企業診断士 / 初学者向け】回り道をしない

ストレート合格を目指すなら、まず実際にストレート合格した方々の情報を収集すべし。

ということで、発熱して自宅のベッドに1日拘束だった昨日は、ブログやTwitter界隈をウォッチしてました。

とてもイヤらしい話ですが、あわせて再チャレンジしている方々の情報にも触れて、両者は何が違うのかを探しました。

そのうちの1つは、
『試験の合格を目的として、自分を分析し続ける。決して回り道をしない』
ということでした

ストレート合格の人も、スタートは『この問題解ける気がしない。わからない』から始まると思うのですが、
予備校のテキストを手早く5回くらい流し読むとか、論点と対応した過去問を使って理解しようとするとか、
わからない部分を特定させたうえで、その部分だけ動画やブログで情報収集し理解する(微妙に関連した別資格の勉強を始めるとか、専門書を読み始めるとかしない)

というような行動をとる傾向にあるようです。
あくまで診断士試験の合格が目的であって、診断士の問題を解けるようになるために、すべての軸足がある。

一方で、診断士という難関資格にチャレンジしているにもかかわらず、
『診断士試験は不合格だったけど、数ヶ月後に別の資格試験があるのでその勉強します。範囲は多少重なっているのでムダにはならない。』

という方々もわりといて、いやいや診断士資格に受かりたいのだから、その時間も診断士の勉強をしたらよいのでは?と。(会社からの指示など個別的な事情があるのかもしれませんが)

本来の勉強という意味では、回り道も間違いなくムダにはならない。でも診断士試験にさっさと受かるという目的の下では、遠回りでありムダになりかねない。

・試験勉強と広義の勉強が混ざりがち
(難関資格に挑戦していること自体が価値で目的化)

・過剰なまでにすべてを丁寧に理解しようとし、納得して進まないと気持ちが悪いとう性格的な部分が行動にでがち
(保全性が高いとことで、これ自体が悪いとかではないが)

・そのため、やることをどんどん広げても、振り返りをしないから、頑張ってるのに伸びない自分に焦り、教材やノウハウを追加していく、負のループに入りがち

・合格するための年間スケジュール立てと、それをやり切るというコミットメントが弱い。
結果を記録したり内省していないから、自分の癖やバイアスに気付けない。自分の甘い認識と現実に乖離があるという大きなリスク。

この記事、自分のために書いてます。戒めています。僕も石橋を叩いて積み上げる保全型の人間で、すぐに手段が目的化して沼らせるタイプなので、すごくわかるんです。そして怖い。
大学受験で一浪してるのがなによりの証明です。

R6年の2次試験は、R5の1次合格者数をみるとますます競走激化すると予想されます。
自己認識と研鑽を続けた人が、本番でも手堅いパフォーマンスを発揮して、僅差の積み重ねで合格をもぎ取るのだと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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