グアム__2696

さよなら、ガールズフォトグラファー

ガールズフォトグラファーと名乗り始めて一年と少し。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、ガールズフォトグラファーと名乗るのを、やめました!

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肩書なんて何だって良いじゃん。大切なのは中身でしょう。と言う人もいるけれど、私は、やっぱり肩書は(全てではないにせよ) 大切だと思う。

だって、何をしている人なのか、一目で分かってもらえるから。
女の子を撮るフォトグラファーだから、ガールズフォトグラファー。その肩書通り、この1年はたくさん女の子を撮らせてもらいました。

一般の女の子から、プロのモデルまで。本当に何人撮影させてもらったかな?もしかすると、100人位撮影しているんじゃないかな?

でも、最近、率直に「女の子以外も撮ってみたい」と思うようになりました。

女の子だけ、じゃなくて、女の子以外の、人物だったり、素敵なお店だったり、たわいもない日常だったり。

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そう思った時、「ガールズフォトグラファー」という肩書に違和感を覚えるようになりました。今までは「大勢いるフォトグラファーの中で、私という存在を知ってもらうために」あえて、特殊な肩書をつけていましたが、もう、肩書の特異さで勝負しなくても、仕事は頂けるようになっているし、自分の枠を外して、より成長するために、こだわり続けていた「ガールズ」を外しました。

あ~~~~すっきり!笑

いつもいつも、「どんな写真を撮りたいのだろう」と、自問自答しています。なかなか、結論が出なくて苦しいけれど、「なんかいいなぁ」って瞬間を撮り集めたいなと思っています。

じわ~~って。やわらかくて。やさしくて。作らずに、撮影させてもらう方の「ありのまま」を写真に収めたいです。

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私の写真を見て下さった方が、

少しでも毎日に光を見い出せるような。

明日も頑張るか、と思えるような。

そっと背中を押すような、あたたかい写真を撮ります。

写真が好きです。好きなんて言葉では足りないくらい。写真を通じて、女の子に感謝してもらえて、写真を撮ることで、人とつながれて、喜んでもらえて、写真を撮ることで、私は「わたしらしい」人生を歩むことができています。

もちろん、好き!という感情だったり、理想論だけでは生きていけないので、きちんと目標を見据えて、スキル向上にも励みます。

夏から学校に通うことになりました。ずっと苦手意識を持っていたライティングを徹底的に学びます。人に写真を教わるのは大嫌いだけれど(だって写真って教わるものじゃない、という思いがあります)。苦手を克服することで、新たな写真の表現に出会えると思うので、頑張ります。

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私は一般的なフォトグラファーとは一線を画していると思います(良い意味でも悪い意味でも)。


写真を始めた頃、既に活躍されているフォトグラファーさんに言われた言葉を、ずっと忘れません。

スタジオ勤務するか、誰かのアシスタントにならないと、写真業界では生きていけないよ

確かに一理あると思います。でも、その決められたルートには乗れないからって、自分の目標を諦めたくない。

オリジナルな道筋で、写真と向き合っていこうと思います。

そして、私の強みは写真だけでなく、文章を書けること。書籍の編集が出来ることです(あと、簡単な動画制作も追加したい)。

出来る、といってもピンからキリまであるでしょう。

ただ、中学の頃から編集者になりたくて、大学は新聞学科という、マスコミに特化した学科に進学して、みっちり、編集論やら出版論やらを学んで、4年間出版社で働いて、その間に書籍も雑誌も作って、取材行って、記事書いて、レイアウト作って、書店営業して。

フォトグラファーとして活動している人で、こんな経験を積んでいる人っているのかな?(普通にいたら、本当にごめんなさい。むしろ勉強させてもらいたい!)

この経験は、今の私の立ち位置において、とても貴重で、強みになると思います。

撮って、書いて、編集して。一人で本が作れます。

改めまして。フォトグラファーのNaoです!

これからも、まっすぐに写真と向き合い、他愛もない日々を大切に、たまには落ち込むこともあるけれど、わたしらしく、人生を生きていこうと思います。

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