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ガールズフォトグラファー・1年目の軌跡

【プロローグ】

「こんにちは。ガールズフォトグラファーのNaoです」

そう名乗ることにもようやく抵抗がなくなって、気付けば今日5月5日で女の子を撮り始めて1年が経ちました。

ちょうど1年前の今日、勇気を出して友人を誘って千葉県にある小湊鉄道に撮影に行きました。最初、LINEで誘った時は「断られたらどうしよう…」とドキドキしっぱなしで、でも私がやりたいことは女の子を撮ることだから、「どうか、OKしてください…!」と祈るように返信を待っていたことを覚えています。

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この子が撮影をOKしてくれなかったら、今の私はいないでしょう。本当に。

女の子を撮り始めてから1年。よく「え、写真初めてまだ一年なの?」「行動力凄いね」と言われることが多く、嬉しいやら恥ずかしいやら。そして「どうしたらそんなに撮影できるの?」「It's me!はどうやって作ったの?」「その行動力、どこから出てくるの?」なんて聞かれることが多くなりました。

確かに、激動だった1年間。この1年を振り返りつつ、どのタイミングでどんなことを考えていたのか、どういう決断をしたのか、いずれ忘れてしまうであろう自分の備忘録として、そして何かに挑戦したくて迷っている人の背中を押せたり、既に今、何かに挑戦している人の参考にしてもらえれば、と思って執筆してみます。

えーと。とりあえず超・長文です(1万字弱)!だって、1年間の思いが詰まった文章ですもの。私の思いとか葛藤とか苦しさとか、わくわくとかときめきとか全部詰め込みました。
興味を持ってくださる方は、ぜひ"ながら読み"ではなくて、ページをめくるようにじっくり読んでもらえると嬉しいです。

【女の子を撮ろうと思ったきっかけ】

そもそも、なぜ私が女の子を撮りたいと思ったのか。それは大学4年生の時にAKB48にはまったのがきっかけでした。当時は女性でアイドルファンというのが珍しかったようで「AKB好きなんだ~」というと、「え…」みたいに少しひかれたこともありましたが…女の子がわきゃわきゃしている所や、若いのに選抜総選挙などの困難を乗り越えていく姿に深く深く共感。握手会にも行ったし劇場にも行ったし、LIVEにも数回行ったし。いえすオタク!

そこで、気付いたんです。女の子ってかわいいじゃないか!と。で、アイドルの写真集を買い始めるようになり、女の子ってかわいいなぁ、いいなぁ、むふふ、なんて思いつつ、写真を撮るのも好きだったため、いつか女の子を撮れればな…と思っていました。

でも、ずっと撮れなかった。女の子を撮りたいなんて言ったら周囲に引かれてしまうと思ったから。恥ずかしくて、ずっとずっと言い出せなかった。旦那さんと同棲を始めた2年前のある日、泣きながら「女の子を撮りたいんだけれど、どうすれば良いのだろう」と相談したことをすごく覚えています。でも泣いても状況は改善せず、そのまま時が過ぎ…

昨年の5月5日。勇気を出して友人を撮影しました。

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楽しすぎて楽しすぎて、絶対私がやりたいことはこれだ!って思ったのです。この時はとある写真家さんのようなフェティッシュ写真を、たくさん撮ったのを覚えています。

そして帰宅後、旦那さんに相談しました。こんなに楽しかったのだから、継続的に女の子を撮りたい、女の子を撮ることで人の役に立てないだろうか。あーだこーだ話していて思いついたのが、「SNSのプロフィール写真を撮影する」ことでした。FacebookやInstagramで自分の顔写真をプロフィールにすることは多いと思いますが、友人との写真をトリミングして載せただけ、とか結婚式の時の写真をそのまま使っている、みたいな人が多いように感じたので、その方たちのプロフィール写真を撮れば、役に立てるのではないかと。

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そこで、その日の内にInstagram上でプロフィール写真を撮影させてくれるモニターを募集しました。すると、募集1時間位であっという間に枠が埋まって。女の子を撮る=恥ずかしいことだと思っていたけれど、もしかしたら私の女の子を撮りたいという思いは、人の役に立てるかもしれない、と思って、すごくワクワクしたのを覚えています。

【ひたすら女の子を撮影する日々】

上記の募集で応募してくださった方から絞って5名だけ、まずは撮影させてもらうことにしました。5月24日、初めての撮影。当日は雨予報で、でも最初の撮影だし絶対に晴れてほしくて、ものすごく祈りまくったことを覚えています。笑 そして楽しみ!という気持ちとうまくいくのかな…という不安な気持ちが交錯してあまり寝られず…起きたら快晴でした。

撮影はとても順調に進み、初めてにしては良い写真が撮れたと思います。でも撮影させてもらった子から「コンセプトがないから、どういう表情をして良いのか分からない」と言われたことが、とても印象に残っています。要するにその時は「仕事としての撮影(つまり相手から求められて撮影する)」と「作品制作としての撮影(私が作りたい写真を表現する)」の違いが全く分かっておらず、女の子はどちらのスタンスで撮られれば良いのか?分からなかったのだと思います。今でも、すごく覚えていますね。

その後、5月はもう1人撮影、6月も2人撮影。余談ですが、なぜか前日まで雨予報でも撮影当日になると必ず晴れになるんです。これは今でもそうです。普段は雨女だけれど、撮影の時は晴れ女。

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【転機の夏】

6月上旬だったでしょうか。初めて撮影の依頼が舞い込みました。それが友人が主催するオンラインサロンの撮影会。そのサロンはパラレルキャリアを目指す・実際に行っている方が集まるコミュニティで、「サロンメンバーのプロフィール写真の撮影をお願いしたい」という依頼でした。
私にとって、初めての依頼されての撮影。まず最初に思ったのは「失敗したらどうしよう」でした。だってカメラマンは世の中にいっぱいいる中で、私を選んでくれたのだから、絶対「頼んで良かった」って思ってほしい。だから例え撮影に来る人が1人だとしても、絶対にその方に喜んでもらえるような撮影をしよう、と準備をしました。具体的には撮影予定の方のプロフィールをお聞きして、どういう写真を撮ると良いか?その人らしいか?を紙に書き出して、現場に持っていきました。
撮影は(おそらく)成功。最後に謝礼として1,000円をもらいました。初めての撮影の報酬。すごくすごく嬉しかったとともに、「あ、私がやっていることってお金がもらえることなんだ」という気付きにもなりました。

そして7月。自分の写真を変える出来事が起こりました。というと何とも大袈裟ですが、ずっと憧れていた写真家さんのワークショップに参加できることになったのです。内容が本当にすごくて、その方の授業を12時間受けられる、しかも参加人数はたったの3人!というもの(今は内容が少し変更されています)。

ここで私は井の中の蛙だったな~と痛感させられることになります。5月から女の子を撮り始めて、撮影する女の子にも喜んでもらえて「私、写真うまいんじゃないの?」なんて思ったりして(今考えると恥ずかしくて顔から火が出る)。でもそのワークショップでほぼ初めて、他の人が撮った女の子の写真を見て。そのレベルの差に愕然として。がががーーんってなりました。良い気付きですね、本当に。

そして、今までは「相手が求める写真を撮る」だったのが、ワークショップでは「私が撮りたい写真を撮る」「撮りたい写真に合わせてモデルさんにポージングをお願いする」という経験をしました。モデルさんは被写体経験が多い方が多く、私が意図した以上のポージングをしてくれたりして…私のスキルではなくモデルさんのおかげで良い写真が撮れたんです。
私のスキルではない部分に複雑な気持ちはありましたが、初めて作品のような写真を撮ることが出来て、すごく嬉しかったのを覚えています。そういえば、この日ほぼ初めてRAW撮影をしました。RAWすら知らなかったです、この日までは。

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そんなこんなで7月も過ぎ、8月。怒涛の撮影スケジュールを組んでしまいました。1か月に6人撮影。午前撮影→午後撮影、なんて日も。全部楽しかった!これは事実です。その一方で普段の本業や家庭と撮影の両立が出来なくて苦しかった。その時の日記を見ると(たま~に日記をつけているのです)、「いっぱいいっぱいで苦しい」とか「やりたいことが多すぎる」とか書いていて、ああ、時間がなくて辛かったんだろうな…と改めて思い出しました。

そして、8月が終わった日。一つの決断をします。それは「撮影にきちんとお金をいただく」ということ。お金をいただくこと、本当に本当に怖かった…私なんぞの撮影でお金が発生するのか、お金が発生したら誰も撮影させてくれないんじゃないか…ずっとドキドキしていました。でも、実際、ロケハンや撮影、レタッチ、データ送付など、1回の撮影に時間も手間もかかっていて、このまま続けていたら私、疲弊するな、と思ったので、お金を頂くことに決めました。

あの時は、怖くて仕方がなかったけれど。
その分、撮影に責任を持てるようになって、サービス向上にもつながっていると思うので、「お金をいただく」という決断をして本当に良かった。

【ペースを落とした秋】

秋になって、撮影にお金を頂くとともに、撮影ペースを少し落としました。今までは週末毎日撮影していたんです。というかそれが当たり前だと思っていました。「たくさん撮影しないといけない!」みたいな強迫観念があって。でも、多くは撮影できないかもしれないけれど、その分一つ一つの撮影を大切にしようと決めて、プロフィール写真の撮影のモニター募集をやめました。この頃から、2016年1月または4月には撮影サービスを立ち上げようと思っていたので、撮影依頼が来たら受ける、というスタンスに切り替えました。それでも、今まで私が撮影した写真を見て、撮影の依頼を月2~3件はいただけていました。嬉しいことです、本当に。

ちなみに9月1日の手帳を見返してみると、こんな記述が。

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フォトサービスIt's me!の名前が生まれたのが、この日だったみたいです。

そして9月中旬、また一つ小さな挑戦をしました。それが、写真家さんのアシスタントに応募したこと。うーーー、絶対にアシスタントになりたかった!!!!!というのも、その頃はアシスタントをするしか写真家になる方法はない、と思い込んでいたからです。写真家さんか撮影スタジオでアシスタントをするか。だから、年齢も28歳で、一般的なアシスタントとしては年齢が上だと思ったけれど、思い切って応募してみました。応募文章を、シルバーウィークに旅行していた秋田で考えたことを、すごく覚えています。小ネタ。せっかく旅行しているのに、文章を考えていても怒らない私の旦那さんは本当に素晴らしい。

そして、10月上旬に面談をし、アシスタントをさせてもらうことになりました。好きな写真家さんのアシスタントになれて、ひゃーーー!ってなりました。意味分かりませんよね、きっと。笑 自分の夢に近づけた!ってすごくすごく嬉しかったです。

【作品と仕事】

撮影ペースを落としたつもりだったけれど、前述したように撮影の依頼はいただけていたので、月2~3人は撮影していた秋。その頃、私の写真に対する向き合い方が変化してきました。

「作品を撮りたい」

そう思うようになってきたのです。でも一体、私にはどんな作品が撮れるのだろう…私らしい写真って何だろう…

と、今も考え続けています。自分の作品のテーマは、一朝一夕では見つからないと言いますよね。このテーマで撮りたい!と思うと、既に誰かが撮っていたり、一度撮ってみたけれどしっくり来ずにお蔵入りになったり。なかなか「これぞ私の作品!」という写真を撮るのは難しいです。でも、だからこそ見つけたときの喜びと確信は、凄いんだろうなと思いつつ、日々模索しています。

11月。自分にとって大きな仕事の依頼をいただきました。ドレスショップのプレママ向けパーティーでマタニティフォトを撮影するという仕事。初めての企業からのお仕事です。

このお仕事、本当に本当に自分のためになりました。正直、すごく大変だったんです。でもそれは私がただただ未熟で経験がなかったからこその大変さで、そんな私をカメラマンとして起用して下さった企業の方には、感謝の気持ちしかありません。仕事として求められるレベル、納品のクオリティ、ギャランティの交渉など、たくさんたくさん学ぶことが出来ました。「今ならもっとこういう風にできるのに…」と思うところが100個位ありますが、その時はものすごく一生懸命で、だからこそ得るものがたくさん。一生忘れないお仕事です。

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この撮影の依頼をきっかけに、私は新しいカメラを購入することを決意しました。この時まで使用していたカメラは一眼レフではあるものの、5年前に初任給で購入したエントリー機です。ISO感度1600にしたら画質大荒れだし、フルサイズじゃなかったし…色々撮影において足りない部分が見えてきました。

そこで、色々とカメラを比較検討した結果、Canon 5D MarkⅢを購入。ひゃーー!1DXではないにせよ、プロも使っているカメラ。お支払いの時は、手がふるふる震えたけれど、結果としてこのカメラにして本当に良かったと思っています。結果を出したいなら、まず投資。決して安くない、むしろボーナスほぼ持っていかれたけれど、それでも1mmも後悔していないです。本当に良い買い物をしました。

【この子を撮りたい!と強く、思った】

12月19日。なんてことのない、平凡な日曜日でしたが私にとっては忘れられない1日となりました。秋頃、作品撮りをしたい!と思ったという話は前述したとおりですが、この日がほぼ初めての作品撮りの日でした。

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これを幸せと呼べないのであれば、私この世界で生きていけない。

って本気でそう思ったひと時。モデルさんの表現力と新しく買ったカメラに助けられて、自分史上最高に良い写真が撮れて、幸せでたまらなかった。と同時に、この女の子を撮りたいと強烈に思いました。理由を聞かれてもうまく答えられないけれど…ある意味恋をしたのだと思います。あ、もちろんそういう意味ではなく、比喩的表現ですよ。今見ても良い写真。胸を張ってそう言える。

あの時の興奮は、この後なかなか味わえていません。

【It's me!スタート!】

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写真で切り取る、わたしらしさ。

着飾らなくても、かしこまらなくても、いつものあなたが一番すてき。

一人一人と向き合って、好きな時間・場所で

ずっと大切にできる、わたしらしい一枚をお届けします。

2016年1月、フォトサービスIt's me!をリリースしました。2015年5月から女の子を撮影し始めて、約8か月。ようやく形にすることが出来て、すごく嬉しかったことを覚えています。と言っても最初から「It's me!」をリリースしたくて女の子を撮影していたのではなく、撮影を重ねるごとに女の子が喜んでくれるのを感じて、女子って写真を撮ってもらうのが好きで、20~30代の今を残しておくのって、すごく大切なことなのでは?と考えたからです(そのあたりの思いは、こちらに書いています)。

毎月、募集開始から数分でその月の撮影枠が埋まります。本当に嬉しいです。でも同時に、その分撮影をお受けできていない方もいるのだとしたら、その方には申し訳なくて、いずれは私以外のフォトグラファーが撮影するような仕組み作りも検討したいと思っています。

今年の1月は昨年の8月並みにたくさん撮影していました。土日は撮影かアシスタントで埋まり、すごく嬉しいのだけれど、体調も精神的にも上下が激しくて。結構辛かった。そこで、一つ決断をしました(何だか私決断してばっかりですね。笑)。それは「自分が本当にやりたいことしかしない」という、至極当たり前だけれど、とても難しいこと。

今までは何だかんだ撮影の依頼を受けたら、その場のノリで引き受けたりしていたのですが、そういうのをすっぱりやめました。本当にやりたいと思ったことだけ、引き受ける、企画する、行動する。これってなかなか難しいのですよね、、だって面白そうな話ってたっくさんあるから。ついつい「何かチャンスがあるかも…!」と思ってしまうのですが、すっぱり。すっぱり。やめました。

そうすると、私の手元には「時間」が生まれました。旦那さんと映画を見る時間、掃除をする時間、お散歩をする時間。そして、ずっと気になっていたフィルム写真を始めることも出来ました。フィルムと言っても写ルンですが。

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現像してみて思ったのが、ああやっぱり私はフィルム寄りの作風だな、ということです。デジタルを否定するのではなく、本当に撮りたい写真は、フィルムだなと。実際、好きな写真家さんは軒並みフィルムを使っているんです。ただ仕事として生計を立てることを考えるとデジタルもやるべきだと(私は)考えているので、このバランスは今後検討していきたいです。

【プロのモデルさんとの撮影】

3月、またもやチャレンジングな撮影がありました。それがプロのモデルさんとの撮影。今まで撮影は全て、一般の方を撮影してきました。友人だったり、知り合いの知り合いだったり…。でも、このままだと表現が同じになってしまうというか、突き抜けられないな…と思っていて。Instagramを通じて知り合いになったモデルさんに、撮影を依頼しました。

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うーーーこの撮影も本当に本当に勉強になりました。無事終わったので話せることですが、初めてのことが多すぎてほぼパニック状態でした。笑
その中でも一番勉強になったのが、ヘアメイクさんに入ってもらったことです。ヘアメイクさんが入ることで、写真が衝撃的に変わりました。お肌のつや、リップの色、髪の毛のニュアンス。

「そうか。写真ってカメラマンとモデルさんで作り上げるだけじゃなくて、ヘアメイクさんや、今回はいなかったけれどスタイリストさん等、いろんな方で作り上げれば、より良いものになるんだ!」という大きな発見をしました。これからもヘアメイクさん、可能ならスタイリストさんを入れてチームでの撮影をしていきたいです。というかします。

この撮影では、自分なりに納得のいく写真は撮れたものの、現場でのスケジューリングやモデルさんへの気遣いなど、反省点がまたもや100個位あります。だから、次もし撮影させてもらえるとしたら、もっと成長した自分でありたい。そう、強く思っています。

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撮影写真の評判がとっても良くて、少し自信になった作品でもあります。

【作品撮りもIt's me!もどちらも大切】

4月。久しぶりに毎週撮影をしていました。作品撮り2回と、It's me!2回。作品撮りしている時は「作品撮り最高!ひゃーー!」って気持ちになります。そしてIt's me!の撮影をしている時は「なんでこんなにみんな可愛いんだろう♡」って気持ちになります。私の中ではどちらが上とか下とかはなくって、どちらも同じだけ、愛情を注げています。それが何よりも嬉しい。

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12月に撮影させてもらった女の子を、定期的に撮影しています。この時は世田谷区にある砧公園で朝7時から撮影。今までは「人の顔がはっきり写る写真」を撮るのが好きでしたが、最近は引きで撮影して、背景も写すのが好きになって来ました。顔が見える写真も良いのですが、どうしても写っている人だけの写真になってしまうかな?と思って。私は多くの人に部屋に飾ってもらえるようなガールズフォトを撮りたいと思っているので、今後は引きの写真を撮っていきたいなと思っています。

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作品の解説をもう一つ。今年の1月から「プチ・ヌード」という作品を撮っています。女子による女子のためのヌード。男性目線のヌードではなく、お洒落で可愛いヌードを撮影しています。狙い通り女子からの反応が物凄く良い!!!モデルになってくれる女の子が少ない、というハードルはあるけれど、撮影していてすごく楽しい。いずれ、小部屋みたいなギャラリーでひっそり展示したいです。ドキドキしながら観に来てほしいです。

【今まで、そしてこれから】

そして、2016年5月5日。思い起こすと、あっという間の1年でした。写真の学校に行ったこともなければ、27歳で本格的に写真を始めるという遅いスタートです。でも、私にはこれしかないって心の奥底から思っています。それは、ふわっと「女の子ってかわいいから撮りたい~!」というのではなく、自分のコンプレックスとか表現しようもない思いが根本にあるからです(そのあたりの話はこちらへ)。

きっと、私は、一生、ガールを撮り続けるでしょう。

ガールズフォトグラファーと聞くと「若い女の子しか撮らないの?」と聞かれるのですが、年齢は関係ありません。どんなに年配の方も、それこそ私のおばあちゃん位の年齢方でも、心のどこかしらに「ガールな気持ち」は持っていると思っています。だから、「私若くないから撮影してもらえないわ…」と思っている方が万が一いらっしゃったら、遠慮せずにぜひお声がけください。

今後、It's me!を利用してくださったガールが、いずれ結婚をし、母になり、新しい家族を作っていくことになるかもしれません。そんな時、私はその家族専属のフォトグラファーになりたいと思っています。例えば妊娠されたらマタニティフォトを撮影させてもらい、お子様が生まれた暁にはその家族のイベントを撮影させてもらう、というような。一度撮影させていただいた方とは、一回きりの関係ではなく、ずっと長く繋がっていければな、なんて思っています。だって、せっかくの縁ですもの。ゆるく長くつながっていけるのが理想です。

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撮影している時は、本当のわたしになれます。
ガールズフォトグラファー2年目も、一人ひとりの女の子を大切に。私の感性を大切に。努力と行動力のバランスを良い塩梅で保って、一歩一歩進んでいきたいです。

そして最後に、写真のことで私に携わってくれる方や支えてくれる家族(特に旦那さん)に心から感謝して、1年目を終わりにしたいと思います。

【最後に】

ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。わたしのあつくるしいけど真摯な気持ち、伝わりましたでしょうか。

もし宜しければ、皆さんにお願いがございます。ぜひ、この記事を読んで「ええやん」「頑張りなはれ」「これからも応援するで」(全部関西弁なのは照れ隠しです)と思ってくださった方がいらっしゃれば、この記事をFacebookやTwitterやその他SNSなどでシェアしていただけないでしょうか。

私は、やる気とか情熱などはあるものの、まだまだ圧倒的に知名度が足りていないと思います(スキルもでしょ、という突っ込みもあるかもしれませんが、それはさておき)。自分の写真をもっといろんな方に見てほしいし、元気になってもらえたり「私もいつか撮ってほしいな」と思ってもらえたら嬉しいし、それがお仕事につながれば、これほど幸せなことはありません(素直か)。

でも私一人は、とてもちっぽけな存在です。私が「この写真素敵でしょ!」ってアピールをしても限界があります。というか、少しうざったいかもしれません。

この記事を見て本当に「いいね!」「ちょっと元気出た」「仕事、頑張れそう」と思ってくださった方だけで構いません。ぜひ、記事のシェアにご協力いただけると嬉しいです。

参考までに私に関するリンクをまとめてみました。

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<わたしについて>
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うふふ、最後は何だか図々しくなってしまったけれど、一人でも多くの方がこの記事を読んで、元気になったり、私も頑張ろうって思ってくれたら嬉しいな。。写真で女の子を幸せに。ガールズフォトグラファー2年目も、頑張ります!

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おしまい。

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