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【お気楽子育て】子供に夢を託さない


長男が春休みに掘った畑に、長女ご希望のスナックエンドウを植えた。
朝の霜に当たったりして、どうなるかちょっと心配だったけど順調に育ってる。

うちの畑は痩せた土だから土も育てながら肥えた畑を目指したい。

大きくなぁれ。


うちの長男と次男は年子で、今中3と中2。
4月になって、学校から親が書く書類がわんさか来たわけだけど、その中に当然のように進路希望の記入欄があって。

『親の希望』

って言う欄があるんだけど、うちの場合は
本人の希望による
一択。


子育てをするようになってから、自分の考え方が大きく変わったポイントがいくつかある。その中に私の場合は
「子供は親の希望を叶える道具じゃない」
というのがある。

そんなことは産む前から心構えてたはずなんだけど不思議なもので、自分が過去に出来なかったことを子供にさせたいと行動していたことがあった。


・自分は大学に行けなかったから大学に行かせよう
・自分は運動が苦手だったから運動できる子に
・自分は勉強が好きになれなかったから勉強好きな子に

そんな風に自分の人生を子供に重ねて自分が出来なかった希望を子供で叶えようとしてる人って結構多いんじゃないかなと思う。
ママ友さん達の話を聞いてても当たり前のようにこういうワードが出てくるから、もはや無意識レベルなのかもね。

だけど、どうせなら自分の夢は自分で叶えよう。

長男が小学校2年生ぐらいの時にそんな風に考え方が変わった瞬間があった。
その頃は「将来子供が苦労しないように。嫌な思いをしないように。」という気持ちがどこかにあって、宿題を嫌がる長男と日々戦ってた 笑

「自分の夢・希望は自分で叶える」
と決めてからは、子供の選択や行動に心を悩ます時間が圧倒的に無くなった。

子供の夢・希望は子供のもの
私の夢・希望は私のもの。

それまで一食単になっていたものが個々になった。

だから私の子育てする上で、子供に対して願っていることは
健康
だけ。

成長のペースは人それぞれだから、進路を早く決められる子もいれば色々ウロウロして大人になってからやりたいことが見つかる人だっている。私なんかただただ親に言われる流れ、世の中の常識のレールの波に必死に乗って、社会的に見れば無難な人に見えるかもしれないけど38歳の現在に至るまで好きなものもよく分からないままに過ごしてきた。

自分のことが分からないから、子供に託そうと必死になっていた時期もあったけどこれは私と子供のことじゃなくて、私と私の問題。

子供の夢に関しては植物の成長を眺めるように、ゆっくり楽しみながら眺めている。
子供が楽しいことを見つけた時は一緒に喜んで、どうやったら上手くなれるか悩んでる時はゆっくり話を聞いて。
子供の流れは子供の流れに任せる。

学校の先生から宿題に関して電話をもらうこともあるけど、その宿題に対してどう向き合っていくかも子供が決めることだから、私はただひたすらに
「本人もどうしたいのか葛藤しているようなので、先生にはご迷惑おかけするかもしれませんが見守ってていただけますか?」
と先生にお願いするのみ。

迷惑をかけないように育てたって、迷惑をかけることだってあるし迷惑をかけられることだってある。
人とのやり取りの中で自分なりの立ち位置や振る舞いを本人が決めて行けばいい。


だからこれからも子供を操作せずに、子供の生きる力を信頼しながら見守っていきたい。

そんな中3の長男が
「反抗期だけど、反抗することがない」
とお正月に親戚が集まった時に話していてみんなで笑った。

子育ては楽しく元気にお気楽に♪





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