予習報告書

現代の電気化学
電気化学とは、草創の定義では、「化学の一部門で、物質の化学的性質もしくは化学反応と電気との関係を研究する科学である」とされている。電気化学の起源は古く、1932年ドイツの考古学者Wilhelm Konig 2よりバグダッド東方のKhujut Rabuan 遺跡で発見された電池が起源であるとされているそうだ。この本では、基礎事項から電池とエネルギー、腐食と防食、工業電解プロセス、エレクトロニクス、バイオエレクトロケミストリー、光電気化学から電気化学の英語まで幅広く学ぶことが出来る。

最新工業化学
工業化学は、無機工業化学と有機工業化学に分類できる。化学工業の歴史は、産業革命の発祥地であるイギリスから出発したと言え、1760年代に始まった紡織機の発明により、繊維工業は手工業から機械制大工業に発展した。日本では1873年(明治6年)に大阪造幣寮で日産5トンの鉛室法硫酸が製造された時点を始まりとすることができるそうだ。

工場のしくみ
この本は、製造業が現在直面している、環境問題への配慮、製品の安全性、また市場のニーズに細かく応じて生産する能力等の課題を乗り越え、日本の大黒柱であり続けるために解決の方向性を含め、工場(製造業)の全てが分かりやすく記されている。工場内の主な仕事の流れとして、サプライヤーから顧客に至るまでの解説、またビールやカップラーメン等の工場における作り方等が詳細に記されている。

計量管理の基礎と応用
この本は、計量士国家試験における科目「計量管理概論」の内容をカバーすることを意識して作成されている。測定の流れが、目的、実施、高度化の3つの島で表されている。測定とは、ある単位量との比較をもとに、測定対象量を数値と単位によって表す作業的な行為を指し、計測とは測定の作業を中心に、その測定の目標設定、計画、実施、結果の応用によって測定の所期の目的を達成させるための一連の流れを指している。このように、測定と計測は「作業的な行為」と「一連の流れ」という意味で近いがある。

工業技術基礎
工業技術基礎は、工業の専門分野である、機械、船舶、電気、電子、化学、環境、情報、土木、建築、インテリア、デザインなどの専門科目の学習に先立って、工業の各専門分野に共通に必要である基礎的な知識、技術、態度等を学習する科目である。


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