第16回ブロックチェーン

小売業にも分岐的イノベーションは広がる?/民がつくる透明性の高いプロセス/第16回ブロックチェーン研究会

“これだけ小売業にブロックチェーンを取り入れることで、どれだけ私たちの生活が変わるのか想像してみてください”

“あの絵を見て、ブロックチェーンを想像できますか”

“消費者目線、消費者の求める商品を届けるには、ブロックチェーンは極めて強力です”

“はっきりいって、変な問屋や変な農家は存在できなくなる時代ですよ”

“きっちりとデータの管理ができる輸送でないと、二流品三流品の流通品しか来なくなりますよ”
経済アナリスト・藤原直哉(藤原情報教育研究所)

日々進化しているブロックチェーンの世界、インターネット以上に世の中を変える新しい信用基盤の構築、ブロックチェーンについての海外情報(英語版を日本語にて解説|藤原直哉)をもとに研究している「シェアしながら学び合うブロックチェーン研究会」。

第16回特集/小売業
2019年/令和元年10月9日(水)開催

・ものやサービスの小売業と金融の小売業
・テクノロジーの自然
・時系列データベースのブロックチェーンデータ
・新しいデータを付け加えていく
・流通上のものの動きがそのまま時系列に記録される
・時間とともに移動するサプライチェーンと非常に相性良し
・ものやサービスが通過するところのデータを全て入れる
・全自動で読み取る仕組みIoTの発展
・分散処理のエッジコンピューティング
・各事業体・業界ごとのデータベースにする必要なし
・官と民を分ける必要がないため全部一貫してできる
・いかに信用を確保するか
・エクアドル産の果物、エクアドルのどこでどのように日本に来ているのかわからない実態
・距離が長くなればなるほどの信用度の低下
・Walmart’s food safety solution
・国境を越えたサプライチェーンの安全性確保
・このマンゴーはどこから来たか
・早く届けるだけでなく安全な食品を届けなければ意味がない
・腐った食品を加工してしまう食品流通の複雑さとブロックチェーン
・栽培_生産_加工_物流_税関_物流_小売業の長い道のり
・共同作業と協力による安全確保ができるプラットフォーム
・自分で作ったものの良さや安全であることを証明できる
・本当にそれは有機JASなのか
・食品における一番求めるものは透明性
・冷蔵コンテナが途中で停電してもわからない流通食品問題とIoT
・責任を共有する食品システム
・各当事者任せで行われてきたサプライチェーンの管理
・これまでの日本は生産者あっての食糧供給だった
・食品は食べる人の主権が強くなってきた30年
・途中の異物混入や温度管理も含めた食品管理とタテ割りの矛盾
・安全安心な食糧供給に参加できるプラットフォーム
・国は一部分参加のみ_民がつくるシステムを民が使う
・国が主権を持っているのか、民が主権を持っているのかの大きな違い
・民がヨコにつながる大きなインフラ_世界的基盤
・Brand Trust
・魚沼産のお米40%_あとの60%はどこ産を混ぜてるのか
・米国でのほうれん草食中毒事件の汚染
・日本でのカイワレ食中毒事件の汚染
・いつどこで誰が作ったのかわかるかどうか
・BlockchainとCloud
・Oracleとブロックチェーンとオープンシステム
・通関に使うデータと一番はじめのオーダーのデータが同じ
・運送業者に渡すパッケージデータと製造者がつくったデータが同じ
・それぞれの業界の慣習を改めるヨコのシステムと本来の姿
・いつ作られて税関はいつ通り、どこの運送業から運ばれているのか履歴が残る
・その場でデータを入れるため誤魔化しが効かない
・イタリア製か密造工場か必ずインチキが出る
・手間がかかっても価値があるブロックチェーンシステム
・在庫の積み上がりコストと2000tの繊維製品の破棄
・透明性が高くなる共同在庫管理@ブロックチェーンシステム
・ルートを明らかにすることの価値
・サプライチェーンのシステムの難しさ
・やる気のあるサプライヤーを集めて始めるシステム
・ブロックチェーンを使った小売用の支払いシステム
・異なる通貨をその場で自分で選んで支払う
・法定通貨に拘らない個人決済の促進
・何をどの通貨で買うかの選択
・どの通貨でいくらか決める時代
・ザンビアからアフリカ全土へ進めるブロックチェーン決済システム
・P2P決済の評価
・手品みたいな話のスマホとwifiによるブロックチェーン決済システム
・ややこしいオンライン決済管理を分散管理へ
・信用仲介者がなくてもお互いの信用が確保できるヨコ型のブロックチェーンらしさ
・ビックバン以上のビックバン
・トークンを使っての仲間づくり
・銀行口座を持っていない17億人の成人
・銀行業は地域のお世話役に
・市や町に銀行がないフィリピンの課題と提案
・送金する方と送金される方の双方の帳尻合わせ@ブロックチェーン
・改ざんと盗み見ができないブロックチェーン
・業務とお金のデータベースの一本化
・あなたの会社のやっていることは透明性がありますか
・小売の売り上げは伸びていても実店舗は減っている現状
・免許や規制に守られていることが限りなくなくなってくる
・規制に安住することはできなくなる
・これからは信用仲介者がいらない
・お互いの信用交換P2P
・億を超えたら法定通貨など浸透度合いで境目
・1つが全部を包み込むことはなく、状況で境目が変わってくる
・ブロックチェーンで皆んなで著作物を共有していく時代
・既得権益優先とブロックチェーン
・いかにタテのものがヨコになるか
・ブロックチェーンを使って世の中をより良くしていくかシステムの組替え
・社会問題解決の道具

10月特集/小売業(藤原直哉解説)・シェアタイムの一部の動画(02:06:59)は、下記よりご覧いただけます。

<動画音声について>
*質疑応答・樋口(英オックスフォード大学Saïd Business School Blockchain Strategy Programme修了)のお話・シェアタイムの部分など、参加者の方や特定の個人等を識別できる部分につきましてはカットされていますので予めご了承ください。

*10月上旬秋晴れの中、気温も上がり、今回も会場の3331 Arts Chiyodaさん(旧中学校の設備)、扇風機・送風機の音も入っております。現場の臨場感として、ご容赦ください。

シェアしながら学び合うブロックチェーン研究会 今後の日程
毎月第2水曜日12時〜15時開催中
第17回 11月13日(水)12時~15時/政府 満員御礼
第18回 12月11日(水)開催分は、後日ご案内・参加申込受付予定です。

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