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棒5


【棒5のイメージ】

・正位置

5人の子供がそれぞれ棒を手にしています。
これから何かを始めるのでしょうか。
直感的に何か感じるものがあった方は素晴らしいと思います。
一見すると遊んでいるように見えるかもしれませんが、表情を見ると楽しそうではありません。

さて、棒を手にしていること以外、5人の共通点は何があるでしょうか?
実は、何も共通点がないのです。
見当たりません。

異なる点はいくつか挙げることができます。
5人の視線、服装、それぞれが手にしている棒の向き、身長などです。
他にも細かいところを探せばあるのかもしれません。

今挙げた中でカードの解釈として重要なのは、5人の視線と棒の向きです。
視線はコミュニケーションを表しますし、棒は情熱や熱意というのは過去にも触れましたが、その向きが異なるということは、方向性が異なることを意味しています。

一番左の黄色い服を着た人物は、真ん中の青いチェック柄の人に視線が見ています。
お互いが自分の意見を主張しているかのようです。

青いチェック柄の人物が立場が上のように感じます。
また、右側手前の水色の水玉模様の服を着た人物と、赤い服を着た人物の関係も上で示した関係と似ているように感じます。
右側奥の黄緑の服を着た人物は、赤い服の人物と似た立ち位置のように感じます。

上記の読み方、感じ方は人それぞれ違うかと思いますが、簡単にまとめると5人はバラバラなのです。
これは、意見や熱意が合っていないことを示しています。
視線が異なるということは、会話や意思疎通がうまくまとまっていないことを暗示しています。

色々な職場や団体競技のスポーツで例えるなら、チームがまとまっていません。
機能していないということです。

また、彼らが立っている地面がでこぼこしています。
これは、彼らの関係が安定していないという意味を強調していると思います。

恋愛ならけんかをしているとか、意見が合わないということになります。
仕事なら、職場の環境に問題があるとか、仕事を進める上での方針に問題があるといった感じになります。

・逆位置

お互いの意見を聞いたり取り入れたりできる状況になります。
協調性が出てきて、個々の能力以上のものが発揮できるようになる可能性があります。
仮にぶつかり合ったとしても、それは相手のことは尊敬している中での状態です。

【棒5のカードを理解する上で重要なポイント】
・5人の棒の向きと視線がばらばらであること
・地面

代表的な棒5の意味です。

【正位置】
対立、けんか、意見が合わない、葛藤、悩み、様々な意見、協調性がない

【逆位置】
調和、仲直り、協調、意見や状況などの整理、話し合い、落ち着き、切磋琢磨

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