平和記念資料館

今は2023年7月25日の9:26です。

昨日は直家さんと一緒に、
広島平和記念資料館に行きました。

平日にも関わらず、あまりの人の多さに、
全ての詳細な説明を読むことはできないと考え、
ミュージアムによくある「音声ガイド」をレンタルしました。
これは、博物館、美術館などによくあるもので、
ミュージアムで「音声ガイド」の機械を借りて、
展示物の前でボタンを押すと、
その展示物ごとに適切な説明を再生してくれる器械です。

そして気が付きました。

「ハイドパーク覚書」という、
日本人ならば絶対と言っていいほど知らないといけない重要文書の説明が
音声ガイドには無いのです!

これはどういう事でしょうか!?

日本人は、このことを忘れろという、
原爆を落とした側の願いでしょうか!?
戦後に仕掛け続けている作戦の一環でしょうか!?

※ハイドパーク覚書については下記を参照してください。


また、もう一つ、決定的に日本人に知ってほしくないと思われることがあります。

それは、戦争になった原因です。

原因はABCD包囲網です。

つまり「経済戦争」が戦争の原因です。

きっかけがハルノートであり、
実際の始まりが真珠湾攻撃です。
(現実には、真珠湾攻撃の前に東南アジアで戦闘が始まっていましたが、
ここでは割愛します。)


血が流れる戦争の前に、明確に「経済戦争」がありました。

どうしてこれを誰も言わないのでしょうか?


後に、GHQの連合国軍最高司令官であったダグラス・マッカーサーは
明確に下記の発言をしています。

「日本は4つの小さい島々に8千万人近い人口を抱えていたことを理解しなければならない」
「日本の労働力は潜在的に量と質の両面で最良だ。彼らは工場を建設し、労働力を得たが、原料を持っていなかった。綿がない、羊毛がない、石油の産出がない、スズがない、ゴムがない、他にもないものばかりだった。その全てがアジアの海域に存在していた」
「もし原料供給を断ち切られたら1000万~1200万人の失業者が日本で発生するだろう。それを彼らは恐れた。従って日本を戦争に駆り立てた動機は、大部分が安全保障上の必要に迫られてのことだった」


日本人に真実を知られたら困る人たちがいるのか、
それとも日本人の中に、真実を知りたくない人たちがいるのか・・・。

戦争は嫌です。
避けるべきことです。

戦争体験を後世に語り継いでくださる方も
日本の貴重な人材であり、財産です。

しかしながら、戦争の原因を明確に解明し、
その原因をきちんと回避しながら繁栄に向かって進むことが
もっとも「平和」への近道だと思いました。

これからもう一度、平和記念資料館に行ってきます。


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