中学夜間学級と医師

今は2023年4月28日、8:44です。

名古屋の東横インに宿泊中です。

朝食の時に、テレビがありました。
流れていたのは、「夜間中学」についてでした。

なんと愛知県では、中学夜間学級があるというのです。
「不登校やその他の理由から就学の機会を得られなかった人に、
中学卒業程度の学力と卒業資格の取得を目指す」
というものです。
3年間の在籍期間で、6年まで延長可能とのこと。

和多志はこの取り組みは素晴らしいと思います!!

しかも、時間割を見ると、無駄な授業をしていては
カリキュラムをこなせないと思うような短時間教育!!
音楽や体育は集中講義!!

まさにこれ、和多志が大学で受けた授業スタイルです!!

必要なことをMAXで盛り込みながら、短時間で集中して学習する!!

このスタイルって、すごく楽しいんですよね!!
(やったことある人にしかわからない、この快感!!)


ですが、不安に感じることもあります。

テレビで見ただけなのですが、
小児科医が、この夜間中学に関わっているとのことでした。

えっ!?

年齢幅がある人達を集めて、体育の集中講義をしたら、
そりゃ、中には頑張りすぎて病院のお世話になる方もいるでしょう。
普段は運動不足なのに、できると思って走りすぎてしまう人もいるでしょう。

でも、なんで小児科?

受講生は、ほとんど小児科ではなく、他の診療科目を受診する年齢では!?


テレビのニュース番組の一コマですから、
「なぜ小児科医がかかわるのか?」
の説明はありませんでした。

ちょっとうがった見方だとは思うのですが、
コロナのワクチン騒動で、
今になって「騙された」と気が付いた人がいます。
逆に言えば、「騙された」と考える人がいるということは、
その人たちに対しては、インフォームドコンセントが十分に行われなかった、ということです。
そういう人たちがたくさんいることから考えると、
医師に対する不信感が、ここまで高まった時代は今までなかったと思うのです。

その状況で、夜間中学に小児科医、ですよ。

政治的なニオイがします。

今、夜間中学に通っている人、通おうとしている人は、
すでに小児科に通う年齢を越えているのです。

もちろん、不登校等の現役の中学生も通えるのですが、
もしその方たちに医療のサポートが必要なら、
その方たちが自主的に病院に行くのが筋ではないのでしょうか?

また、健康な人に対して、医師は何らかの国家資格を持っているのでしょうか?
栄養学の知識なんか、医学部ではほとんど学ばないのです。
健康な人がもっと幸せになるための知識や知恵は、医学部では学ばないのです。

なぜそこに医師がいるのか・・・?

医師を関わらせることによる夜間中学の権威付けと、
中学教育に医師が関わっている、という医師の権威付けという
両方向の権威付けが行われているとしか思えません。

夜間中学の権威付けはマーケティングみたいなものでしょうから問題は感じませんが、「医師の権威付け」がおかしな方向に拡大し、本来は専門外のことに医師が口出しできる権限が与えられることを和多志は危惧します。


ちなみに、「精神科の既往歴がある人は、住宅ローンを組めない」ことを知っていますか?

厳密に言うと、精神科の既往歴がある人でも、
住宅ローンはしっかり組めます。
ただし、住宅ローンとセットで加入させられる「生命保険」の掛け金が
通常の2倍ぐらいになります。
というわけで、住宅ローンの与信枠がかなり限られてしまうので、
マイホームをあきらめるか、かなり制限されたマイホームしか持てない、
と言うことになります。

実は、医師というのは、このぐらいの権限があるのです。

なので、良心的な精神科医は、精神科に相談に行っても
一定の期間はカルテに「〇〇症状」と記載し、
「〇〇病」とは断定しません。


また、和多志が大好きなASKAさんですが、
過去に覚せい剤関連での逮捕歴があります。
仮釈放された時に、精神科にお世話になりました。

自宅に戻り、さっそく音楽活動に復帰。
といっても、まずは作曲から始めたようです。

その時に、パソコンを攻撃されて、
新曲がたくさん入ったハードディスクを破壊されています。

それを精神科医に話したそうですが、
なんとその精神科医は、ASKAの話を「統合失調症」と考えたのです。

実際にその証拠を見せたのか、
その医師がITの知識を身に付けたのかは分かりませんが、
後日その医師が
「本当にこんなことが起こっているとは・・・」
とASKAに言ったのだそうです。
(ASKAのブログ内容を端折って書きました)

つまり最初の段階で、その精神科医はASKAの話が本当なのか
病気由来の話なのかを判断できていないのです。

ASKAと言えば、一般的な金銭感覚からすれば「超お金持ち」です。
情報を精査して、「最適」と思う医師に相談したことでしょう。
お金の糸目は付けなかったはずです。

そういう医師でもこの程度ですよ。。。
あとは推して知るべし。

実際の医師の書籍が読みたい方は、
内海聡先生の書籍をペラペラとめくってみてはいかがでしょうか。
(もちろん、良心的な精神科医がいることは和多志も認めますが。)


ちょっと話がそれましたが、せっかく素晴らしい取り組みである
「夜間中学」
が、医師の影響範囲を広げるためのプロパガンダの一環として使われないことを望みます。

どうか和多志の杞憂でありますように。




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