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私のFn設定

遡ること3年前、X-Pro2との出会いをきっかけにFUJIFILMの門を叩き、今ではすっかり妄信(やや誇張してます)してしまい、仲間内に勧めまくりFUJIの樹海に突き落とすこと数名という実績を叩き出しております。
どうも高橋直哉です。

その後、X-T2の登場によってカメラ界隈でもすっかり市民権を得つつあるFUJIFILM社製カメラ。周りでもXユーザー多くなってきてませんか?

私は、いわゆる一眼タイプの「T系」とレンジファインダータイプの「Pro系」の二通りのカメラを持っているので、掲題の通りではありますが、今回の記事は私がFUJIFILMのカメラに設定しているFn設定について掲載してみようと思います。その時々で更新もするのですが、概ねこんな感じ、というレベルで見てもらえればと。

今すでにFUJIFILMのカメラをお持ちの人のみならず、これから購入しようか検討している人にも少なからず参考になればと思う次第です。
では早速いってみましょう。

X-T3

■Fn2ボタン
「顔検出/瞳AF設定」
を割当。スナップにおいても顔認識機能に頼ることがあります。具体的には手前に狭窄物などが入るシチュエーションで保険の気持ちでONにします。逆に人通りの多い場面では、自分の意図しない人物にフォーカスすることを防ぐためにOFFとしています。

■Fn1ボタン
「BKT設定」
を割当。私は風景や特に夜景の撮影ではAEブラケティングを多様します。撮影状況によって3枚~5枚のセッティングを使い分けるので、深い階層に設定があるのは不便という理由でここに当てています。

セレクターボタン
撮影において非常に高頻度で操作するボタンです。どの機種であっても親指付近に配置されることが多く、押すことへの妨げがないよう、また指がスライドすればどのボタンかわかるような設計がされています。従ってここに配置するのは、撮影に超重要なもの。自分の場合、上・左・右が人間で言う酸素か水かくらい必須項目だったりします。
「上:AFモード」
「左:カスタム選択」
「下:シャッター方式」
「右:ホワイトバランス」

■液晶モニター
X-E3及びX-T3からの新機能で、液晶モニターがタッチパネルになっており、上下左右にフリックすることでFnとして機能します。ファインダーを覗きながら操作も可能ですが、私の場合、物理的に鼻が近くで邪魔をすることもあってファインダーから顔を離して操作する場面が多いので、たまに使う程度の設定や、ファインダーに没入する前後に操作するであろう設定を割り当てしてます。(X-E3だとファインダーが左側についてるので、覗きながらでもフリックしやすい設計になっているようです)
「上:フリッカー低減」
「左:ブースト」
「下:カラークロームエフェクト」
「右:スポーツファインダーモード」

■リアコマンドダイヤル(押し込み)
リアコマンドダイヤルの左右回転時の設定とはまた別に、リアコマンドダイヤルを押し込んだ時の設定が可能です。親指の可動域に近いためセレクターボタンと同頻度で使用する機能を割り当て。「感度AUTO設定」にして3パターンのAUTO設定をしておきつつ、環境の光量を見て適時変更しています。

X-Pro2

■Fn2ボタン
「顔検出/瞳AF設定」を割当。前述のX-T3と同じのセッティングです。機種毎に操作がまちまちになることはどのメーカーでもありがちですが、同じ動作で直感的に操作ができるようであれば間違いも起こりにくいため、同一のセッティングが可能なものについては統一させておきます。

Fn1ボタン
「BKT設定」を割当。これもX-T3と同様ですね。

Fn3ボタン
「AFモード設定」を割り当て。X-T3ではセレクターボタンの「上ボタン」だったものがここに割当られています。酸素か水かが移動しちゃいましたね(理由は後述します。)

■セレクターボタン
でました。最重要項目の部分です。これまでも同じ操作が当てられるものはそうしてきたように、最重要項目であるこの部分こそ共通化しておきたいもの。ですが「上ボタン」の割当がX-T3と違います。

それはなぜか。
ここのボタンだけドライブ設定で固定されているから」です。

マジです。本当にそれだけ。画像をよく見てもらうとここだけご丁寧に「DRIVE」て書いてありますよね。X-Pro2は良いカメラですけどX-Pro3では本当にここは改善して欲しい。なんで固定なの。個人的に言えばドライブ設定をFn3に移動して、X-T3の左肩のダイヤルと同等の扱いにしたかったというのが本音ですが。。。次機種に期待しましょう。
「上:ドライブ設定」(固定)
「左:カスタム選択」
「下:シャッター方式」
「右:ホワイトバランス」


■リアコマンドダイヤル
(押し込み)
「感度AUTO設定」に設定。3パターンの設定もX-T3と同じものにしています。

おまけ

■フロントコマンドダイヤル
フロントコマンドダイヤルには「露出補正」を割り当てています。FUJIFILMのカメラの多くはボディの右肩部分に物理的に露出補正ダイヤルが設けてあり、ダイレクトに操作して露出補正することが可能ですが、このダイヤルを「C」に設定すると前後ダイヤルでの補正作業が可能になります。一般的なミラーレス一眼同様に左右に回すことで露出補正が可能ということですね。加えて通常の物理ダイヤルでは±3までの補正であるところ、C設定での補正の場合±5まで許容できるので、そこまで使うかはさておき自分はそういう設定にしています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。まとめるほどの内容でも無いでしょうけれど「高頻度で使用する機能は親指付近にまとめる」とか「基本的に使う機能はある程度決まっているため、どちらのカメラを持っても迷わないような設定にしている」というのが一応のまとめという感じでしょうか。2台で撮るような場面も無くはないですからね。
あと、Xの醍醐味という点では「カスタム選択」「Qボタン」に踏み込むべきかとも思いますが、そろそろ長くなってきたので、それは別の機会に。

というわけで今回はこの辺で。
感想などあればnoteのコメントかTwitterのDMなんかでもお気軽にいただければ嬉しいです。ではでは。


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