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投稿初日で4.4万PV、Twitterトレンド入り。拡散を経験して変わったことと変えていきたいこと


10日ほど前に書いたこちらの記事がバズりました。


どれくらいバズったかというと・・・


アクセス数: 投稿初日で 44,000PV

10日ほど経過した10/25現在 67,000PV
拡散が落ち着いた今でも、1日に 500~600PV くらいが続いています。


さらに、10/25現在で・・・

Facebook: 1,800シェア

Twitter: 1,100シェア

※Buzzsumo(https://app.buzzsumo.com/research/most-shared)調べ


10/16 02:52~04:17まで、「ネットフリックスの値上げ」が Twitterのトレンド入り

※厳密には、私の投稿と関係ないものが含まれている可能性がありますが、元の記事は1週間前のもので、キーワードが異なりますし、ツイートの内容をみてもほぼ私の投稿のシェアと思ってよさそうです。



はてブ: 1,245users

10/16の日間ランキング第3位

※この日以降にもじわじわ伸びて、1位(963users)、2位(894users)を抜いています。



反響の内容は、かなりの割合でお褒めをいただいていて、値上げに対する批判、サブスクリプションというビジネスモデルに対する批判はあるものの、私の記事の内容や考察に関する批判はほとんど見当たりませんでした。



最初は何が起こったかわかりませんでしたが炎上でなくてホッとしています(笑)
noteに記事を書き始めてわずか2週間で3記事目、この記事公開前までは2週間の総PV数が300程度。何者でもない私の投稿に多くの方から反響をいただいてうれしかったです。ありがとうございます。


*   *   *


そこで今回は、先週の拡散を経て、私の周りで何が変わったのか。私自身が何を変えていきたいと思っているのか。を書きたいと思います。

これまでの私の記事は、取材の対象を第三者にしてきましたし、これからもそうするつもりですが、今回ばかりは対象を私自身にします。手前味噌になってしまいますが、最後には記事をご覧になる皆さまに向けたメッセージも記載していますので、よろしければお付き合いください。

※以降は先週の記事を読まれた前提で話しが進みますので、まだ読まれていない方はこちらをぜひご参照ください。



この記事で私のことをはじめて知った方の反響

これは全くの予想外だったのですが、私あてに、7名の方からダイレクトメッセージをいただきました

お会いして情報交換したい、同様のテーマのメディアを立ち上げるのでインタビューしたい、そして、あるラジオ番組への出演依頼をしたいといったありがたいお話です。実際、7名のうち、5名はアポイントに向けて話しが進み、1名は先週のうちにランチが実現しました。

さらに驚いたのが、7名のうち6名が経営者や事業主といった方たちだったことです

さすがの行動力だと思いました。何かを変えられる立場だからこその行動力なのか、行動力や何かを変える力があるからその立場になられたのか、因果関係はどちらが先かわかりませんが(たぶん、両方だと思いますが)、今々経営者を目指しているわけではない私にとっても、深く考えさせられる出来事でした。

実際、先週実現したランチは非常に楽しく、勉強にもなりました。これからもご希望があれば、役職などは関係なく私の時間の許す限り積極的にお会いしていきたいと思います。(こんなこと言って、もし殺到したらちょっと考え直すかもしれませんが)



社内(同僚・上司)の反響

前回の記事で「私はBtoBのサブスクリプションの会社で仕事をしていて、自戒の念を込めて、主に実務者向けの(同僚に捧げる)内容」と書きました。では社内の反応はどうだったのでしょうか。これはちょっと予想通りではあったのですが・・・、


「記事を読みました!」
「ぜひ社内で進めたいです!」
「具体的にお話しましょう!」


とは、一切なりませんでした(笑)

まず、認知されていません。バズったとはいえ、国内インターネット人口1億46万人(※2015年12月総務省)、IT業界に勤める人口102万(※2015年8月経済産業省)に対して、PV6.7万(UUでなくPVです)は、小さなものだと思います。

実際、周囲を見渡した肌感としても、私の記事に限らず日常的に業界のインフルエンサーのSNSや記事をチェックしている人は少数派で(一切見ない人も多く)、その温度差は常々感じています。

ただし、あくまでも私は同僚を批判するつもりは全くありません。ただただ、そういうものなんだなーという感じです。

また、記事を読んだ人からも実践に向けた前向きな反響はありませんでした。それは、今回の記事の内容を実践するためのハードルが決して低くないことが原因にあるのではないかと思います。



この仕組み(サブスクリプションの3つの重要指標)を実践することの難しさ

それは、本当にしっかりやろうと思うと請求システム、売上計上システム、会計システムをひっくり返す必要があるところだと思います。また、一定の事業規模を持つ多くの企業では、それぞれのシステムを管理する部署が異なることも大きなボトルネックになるでしょう。

「できたほうがよいことはわかったけど、必要に迫られているわけではない」
「どこからどうやるかはわからないけど、何だか難しそうということはわかった」
 だから、対応がうやむやになって「結局何もしない」

このようなことは、今回の件に限らず、私たちの身の回りで当たり前のように起こっているのではないでしょうか。



それでも社内に変化を起こしたい

繰り返しになりますが、ここまで社内での反応、実践の難しさは予想通り。それでも、前回の記事には確かに「同僚に捧げる内容」と書きました。

じゃあ、どうするつもりだったのかといえば、「社内の特定のプロダクトで、私自身の手で小さく始めてみよう、記事はその試金石であり、アウトプットのイメージの共有を目指して書こう」と思ったのだと思います。(もともと、2週間で300PV程度のブログです。わずか半径15メートルの小さな範囲の変革を求めて書きました。)

インターネット業界に勤められている方は共感されるところもあると思いますが、年にいくつも新しいプロダクトが生まれるような組織では、1部署で細々と請求・売上計上をしている部署・プロダクトはありますし、「ちょっとやらせてくれ」と手を挙げると大体のことはokだったりします。(大きなプロダクトは前項で述べた難しさがありますが、そうでない小さなプロダクトが社内に混在している感じです。)

そこで、まずは、私自身が特定のプロダクトで小さく始めてみようと、実際に動きはじめています。

こんなふうに社内のことを書いたら、一部の方からは「こいつ社畜なんじゃないか!?」と批判を浴びそうですね(笑)けど、たぶんそうではなく、会社には私の好奇心を満たすための実験台になってもらおうという感じが強いです。(決して悪い意味ではありませんが費用対効果の見積もりが立っているわけでもありませんのでまだまだ実験段階です。)



オンラインの反響を紐解いてみると・・・

Twitterやはてブのコメントをみると、非常にありがたい評価をたくさんいただきました。しかし、「実際にやってみた。(やってみる)」といった内容は私が拝見した範囲では見つかりません。

もちろん、読んでくださった皆さまの反応は自由ですし、自分ゴトには絶対になり得ない環境の方もたくさんいらっしゃると思います。それでも、実務で関わりがある方にとっての実践の難しさは大なり小なり私と似ているところもあるのではないでしょうか



フォロワーや記事を読んでくださったの皆さまへ

今回、もう一つ予想外だったのが、noteのフォロワー数が302名まで一気に増えたことです。10日前の投稿の前までは3名だったので、この一つの投稿で299名増えたことになります。皆さん、本当にありがとうございます。

これまで述べてきたように、「サブスクリプションの3つの重要指標」の実践については、それなりのハードルがあります。

そこで、ちょっと欲が出てきました。
私がこれから先に実際にやってみたことやそこで得られた示唆などの「実践の手引き」を今後もnoteの記事に上げていけば、何かのお役に立てるのではないかと思いはじめたのです。不定期ではありますが、複数のnoteをまとめたマガジンという機能もあるようなので、ゆくゆくはそれも活用できるくらいになったらいいなと思っています。

サブスクリプションの定量分析やアカウンティングに興味のある方は、ぜひ今後ともよろしくお願いします。


また、私のnoteの最初の2つの投稿は、もうちょっと軽い内容です。

⇨ 社内でスリッパを禁止すべきか?から考える対話による合意形成プロセス

⇨ CASHのデザインプロセスから考える戦略思考とその落とし穴


今後もこのくらいの軽く読める投稿も、隔週くらいのペースで続けていこうと思います。何かの示唆や議論のきっかけになれたらうれしいです。

 

 

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