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母から学んだこと

母の死をとおして教えられました。

生きることは素晴らしい

たとえ回復できなくても、苦しくても一分でも長く生きることは意味があると知らされました。呼吸するたびにつらさでうめいても、その瞬間生きているのは有難いことです。積極的な治療はしない状態でもいいんです。

今日の海の公園、母が亡くなった時も引き潮でした。病院が見えます。

安楽死や出生前診断は安易にやらない

勘違いするところでした。難病にかかり安楽死を望んだり、出生前診断をして小さな命に重大な障害が見つかったときに安易に命を絶つ事が果たしていいのか?そのほうが負担がなくなり止むを得ないと思ってましたが、試練を覚悟をもって引き受ける。命を大事にする。万事に優劣は無くただあるのみと学ばさせられました。

新緑のなか🏃 ただ走るのみです。

戦争は殺し合いであり醜い行為

戦争を否定しません。必要悪と思います。今のウクライナ紛争のように貰った喧嘩は買う、さもなくば民族の記憶は消されてしまいます。しかしながらかけがえのない命をやり取りする戦いは無益です。ことさら賞賛すること、手っ取り早い解決策として俎上に載せるのは間違いと思います。

ツツジが咲き始めました。

家族の思い出は宝物

家族とはふだん考えたことなかったですが、強烈に学ばされました。家族の共有する歴史、思い出は大事に次世代に継承できたら幸せです。二人のオレの息子たちにとっても得難い経験でした。泣きまくってティシュひと箱使い切りました。その代わり時間は有限で戻ることができない、自然の摂理には抗えない、諸行無常を解ったのではないかと。自分の命を大切にまた人様の思いを共感して人生を歩んで欲しいです。

芝桜が艶やかです。

母の死後、看護師さんによりお清み、お化粧を施され、地下の駐車場からお見送りをうけました。大学病院ですが技術より温かさ、優しさが身に沁みました。病院は”hospital”(おもてなし)です。

今月の標語です。

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