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母親の病状説明を受ける

集中治療室から一般病棟に移る

HCUから一般病室に移りました。会話もでき嬉しいです。夕方4時に面談室で病状説明を受けます。母親は車椅子で参加できました。まず言われたのが一見回復したようですが、単に小康状態で心臓の具合は悪くなっているそうです。集中治療やめたのはNPPV療法のストレスが大きく(地獄の苦しみだそうです。)せん妄を起こしたのも一因との事。もう容体が悪くなっても集中治療室に戻ることはできないと言われました。

有効な治療法ないそうです。

心臓は一日10万回鼓動するそうです。母親の増帽弁は耐用年数が過ぎており壊れてます。冒頭のエコーのように血液が逆流してます。手術もしくはカテーテルによる弁クリップによる根治療法はできません。全身麻酔による食道に挿入するエコーはハイリスクだそうです。(というか98歳の適用例は絶無との事)

今後起きること

不規則不整脈による数分内の死亡。実はこれがお勧めだそうです。苦しまずに死ねるからです。ただし臨終には間に合わないので覚悟してくださいと言われました。次に心不全による死亡です。徐々に呼吸困難になり気が狂うほどの痛みに襲われるそうです。母親の心臓はタフなのでこのケースになりそうです。この場合は麻薬を打つ緩和ケアを手配していただきました。

かなわぬ帰宅

もう在宅できる状態ではないそうです。病院で最後を迎えることになります。ただし長年お世話になったこの病院で看取られるかはわかりません。大学病院としては治療しようがないので、療養病院に転院措置をするそうです。これからソーシャルワーカーが受け入れ病院を探します。

最後に

母親は先生にありのままの説明ありがとうございますとお礼を述べました。

”大雲閣”斑点が現れ黄色くなり衰弱してます。週末新しい土で植え替えてみます。

母親ととりとめのない会話を楽しみます。暫しのお別れです。また再会できます。

来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり

(*´σー`)エヘヘ