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ツノについて考える夜


「サイのツノって髪の毛でできてんだよ」って教えてもらった。

その時は「へーーー」ととりあえず興味ゼロの相槌だけ打っておいた。

何となく分かるもん。髪の毛も爪もケラチンで同じ成分。ツノも爪だと思えばケラチンだし髪の毛じゃん。

そして何よりサイのツノ、どうでもいい🤣🤣



でも良く考えたらサイのツノって、、、?
と言うか、ツノって、、、?💡🦏

サイのツノは犀角(サイカク)と呼ばれてて、漢方薬として重宝されてきた。解熱、解毒、鎮痛などの効果あり。とのこと。あとは加工して茶器とかの骨董品にもなってたみたい。
高値で取引されるため乱獲されていたそう。今はワシントン条約でサイのツノ取るの禁止。
実際は密猟されてるらしい😢

あと、ついでに他の動物のツノについて調べてみた。

動物のツノは5種類に分類されるらしい。

シカ科…枝角
頭蓋骨の一部が伸びたもの。骨だけど接続部は時期が来たら取れる仕様で生え変わる。


ウシ科…洞角
頭蓋骨の一部が伸びてそれが芯になる。その周りにケラチンがまとわりついてる。


プロングホーン科…枝角+洞角
シカ科とウシ科のハイブリッド。
ちなみなプロングホーンとは、日本にはいない動物。プロングホーンという一種でプロングホーン一科を構成している。

プロングホーン


キリン科…オシコーン
頭蓋骨の一部が伸びたものの周りを皮膚が覆っている。ウシ科は頭蓋骨の周りにケラチンだけど、キリン科は皮膚である。



サイ科…中実角
そしてサイである。つまるところ、骨が絡んで無いのはサイ科だけなのだ!!!なんで!?
サイだけが奇蹄目だから????
いや、でも、そのツノの特徴を持ってして、少し前の有識者たちが目なり科なり属なり種なり分類分けした訳だから、サイ科のツノだけが骨じゃ無い理由を探すのはナンセンスやな🤔

そう思うと少し前の有識者、いい仕事したな。

サイ、どうでもいいと思ってたけど、どんどん疑問が出てくる。
続編ありやな🦏これは🦏

サイは犀って漢字らしい。何で漢字に牛入ってんの?

そういえば、偶蹄類、奇蹄類、区別してなんの意味あるの?

牛のツノは劣性遺伝らしい。なのに何でツノある牛の方が多いの?そういえば今、劣性遺伝という言葉は使っちゃいけなくて何とか遺伝に変わったんだったな。

とかとか。
動物ってかっこいいもんね!


人生の先輩Kさんからの情報提供でした🦏

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