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物事を継続するうえで大切にしている3つのポイント

こんばんは、井上奈保です。

【テレワーク】【おうち時間】という言葉が日常になじみ、ライフスタイルが大きく変化する中で、新しいことに取り組む人が増えたのではないかと思います。かくいう私も、以前から心掛けていた心身の健康について、より意識的に学び、取り組むようになりましたし、インターンという形で未経験の仕事や物事に取り組むようにもなりました。このnoteやSNSもその一つです。

新しく何かを始めると、必ず共通する一つの課題があると考えます。それが【継続】です。【習慣】【習慣形成】とも 言い換えられます。
私にとってこれは、課題であり、重要であり、そして少々苦手とすることでもあります。ですが、何かを成し遂げようという時には先に述べているように、重要であることは間違いないと考えます。

そこで、少々苦手とする私だからこそ、継続するうえで大切にしている3つのポイントについて、書いていきます。
※内容は至極当然のことですが、経験をもとに私なりの言葉で書かせていただきますので、悪しからず。

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①やっていること、できていることを見ること

新しく始める物事ほど、より、【うまくやりたい】【完璧にやりたい】という思考が働きやすくなるものではないでしょうか。
どうせやるのであれば、精度の高さや質の高さを求めることは、非常に良いことだと思います。

ですが、完璧主義に近いその思考で取り組むと、そうでなかった時の自分自身を責めることになりかねず、そうでなかった時にネガティブな感情が生まれやすくなります。そうすると、その物事に取り組むことやその物事自体に対してもネガティブな感情やイメージが生まれることになり、億劫になり、自分との距離が次第とうまれて続かなくなる、といった事態を招きかねません。そんな時には【やっていること、できていることを見ること】が大事です。

10のうち、もし1でも2でもやっている、できていることがあるのであれば、視点をそちらに向けてみること。【できない、やらない自分】ではなく、【できている、やっている自分】を見るほうが、感情がポジティブです。

そしてこれは、尊敬する先輩にかけていただいた言葉(考え方)ですが、『マイナスを0やプラスにしようとするよりも、0や1あるものをプラスにするほうが良いよ』というもの。確かに、スタートがマイナスではない分、感情もポジティブです。

新しく取り組むことほど、スタートダッシュを決めるうえで、どういった感情で取り組むかはとても大事だと考えます。

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②やらなけらばならない<やりたい、好きになること

【義務感】というものは【責任感】にも通ずるものがあり、一見するととても素晴らしいことと言えます。※一見せずとも素晴らしいことですね。

ですが、そればかりが強くなってしまうと、本来そのことに対して感じていたポジティブな感情がネガティブな感情となり、①で述べたような距離を生むようなことになりかねない状態となるのではないでしょうか。また、続けることができたとしても、精神的に圧迫した状態が続くことになります。

そんな時には、本来の【やりたいという想いに立ち戻ること】が大事ですし、【その物事を好きになる努力をすること】も大事と考えます。これは、私自身が保育所の園長として勤めていた時の経験からも言えます。

就いた当初はそうでなかったはずの園長としての仕事は、次第にやらなければならない仕事になり、【やりたい】【好き】という感情をもって取り組むことはなく、そこにはただひたすらに【義務感】【責任感】があるのみでした。上に立つ立場、仕事としてそれによりお金を得ているのであれば当然とはいえ、私の場合は特にその【義務感】【責任感】が職場である保育所を離れても常にあったので、精神的圧迫は非常に大きかったです。そんな状態では、当然長く続くはずもありませんでした。

取り組むもとになる【やりたい】という感情、取り組む上での【好き】という感情、この大切さを4年半で園長を辞めることになった私は、痛いほどわかるのです。個人的には、未熟さからあらゆる面で迷惑をかけたことはもちろんありながら、その感情で4年半も勤めた自分を、自分でよく頑張ったと褒めてあげたくもあります。

園長としての経験に関することは別の記事で詳しく書きますので、ぜひそちらを読んでいただけたらと思います。

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③何のためにやるのか明確にして、いつもそこに立ち返ること

①②と書いてきましたが、その全てのもとになり、最も重要であるのがこの【何のためにやるのか明確にして、いつもそこに立ち返ること】です。筋トレやダイエットは、イメージしやすいかと思います。

筋トレもダイエットも、ただ鍛えたいや痩せたいというよりも、【あのボディビルダーの大会で優勝する】【〇kg痩せて告白する】【好きなブランドのあのワンピースを着る】など、明確な目的をもって目標を持ち取り組むほうが、取り組む姿勢や取り組み方も変わります。

私にとっては、保育士になるために進学した大学で、その保育士になるための勉強以上にのめり込んだ合唱は、これがあったからこそ夢中になって4年間のめり込んだのだと思います。

私の所属した合唱サークルは、全国大会を目指したり、毎年1000人規模のキャパシティーのホールを借りての演奏会を開催していて、外部の指揮者の先生にも師事をして毎日練習をしていた、かなり本格的に取り組んでいた合唱サークルでした。

夏休みなど長期の休みの期間も、朝から晩まで練習練習練習の日々。大会を目指したり演奏会を開催するとなったら、歌うだけではなくその準備のためにやらなければならないことは多々あります。考え方や意見の相違で、部員同士がぶつかり合うこともありました。

簡単なことばかりではなかった中で続けることができたのは、歌が好きという純粋な想いがあったことに加えて【何のためにやるのかが明確であったこと】だと思います。

”大会で金賞をとるために”                     ”定期演奏会で1000人のお客さんに感動してもらうために”

いつもそれを思い描いていましたし、苦しい時ほどそれを、一緒に頑張る部員、仲間と共有しあっていました。4年間の中で何度も何度もこれを繰り返していたなと思います。※【仲間】という存在が大きいことについても、また別で書いていきます。

困難や壁にぶつかった時こそ、目の前のことだけにとらわれず、原点であり先の目的、ビジョンとも呼ばれるものに立ち返り、自分自身をリセットすることが大事です。

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おわりに

③で最も重要と書きましたが、全ての起点となるのは【何のために】という目的です。仕事も、趣味も、そして人生そのものにおいても。今まで出会った来た人をみても思うのは【何のために】が明確な人は、強いということです。

気持ちにぶれがない、迷いがない。行動にぶれがない、迷いがない。有事の際にもすぐに元の位置に戻ることができる。

私自身、まだまだ未熟であるからこそ、【何のために】を常に明確にして、立ち返りながら、日々を過ごしていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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