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3年ぶりのいしがき

こんにちは!
興奮冷めやらぬ私です!!

昨日、2022年9月23日(金・祝)、いしがきミュージックフェスティバルが3年ぶりに開催されました。
こちらは岩手県盛岡市にある「盛岡城跡公園」を中心に街中に複数ステージを展開し行われる無料のフェスです。
以前私もアマチュアミュージシャンの応募枠で出演したことがあります。

今年はコロナ禍ということもあってなのか、以前よりステージ数をいくつか減らしての開催でした。

毎年県内外各地から音楽好きが集まるこのイベント。街中が音楽に包まれ、フェスファッションの老若男女が市の中心部を闊歩する、活気あふれた空間になるんです。
この雰囲気を味わうのがたまらないんだよなぁ~。
今年は小雨が降ったりやんだりのお天気で、晴天時のいしがきと比べ人は少なく感じました。無料フェスならではかもしれません(チケット制の有料フェスなら、悪天候でもキャンセルは少ないはずですから)。


私のフェスの準備&装備はこちら↓

サコッシュ、小さい財布、タオル、ラバーバンド、タイムテーブルを印刷したもの
撥水パーカー、ハーフパンツ、タイツ、スニーカー

あいにくの空模様でしたので、事前にワークマン女子で撥水パーカーを購入しました(¥3,900)。背中がファスナーで広がってポンチョみたいになって、中に着込んだり、このパーカーの中にバッグを背負ったりしても窮屈にならない仕様。
ワークマン女子初めて行きました。印象は「ここは…ユニクロ!?」って感じでした。キャンプ用なアウターとかいっぱいあっておしゃれでした。
私がはいている派手なピンクのハーフパンツは打首獄門同好会のグッズです。両側ポケットにファスナーがついてまして、財布やスマホの落下防止にめちゃくちゃ良いです。消費者目線のものづくり、めちゃくちゃいいグッズですよね。

タイムテーブルは会場で配布していたので持っていかなくても良かった。
とにかく身軽に動きたかったので、荷物は最小限にしました。


時系列順に振り返る。

まず、今回のお目当ては「八十八ヶ所巡礼」というスリーピースバンド。

この人たちです。
AZUMAYAステージのお昼過ぎに登場。
その前にAZUMAYAステージの横にあるISHIGAKIステージに出演するLACCO TOWERも見たかったので、早めに出発。

肴町ステージやおでって前ステージの賑わいを見ながらとことこ歩き、盛岡城跡公園到着。まずは屋台のラインナップをチェック。毎年食べてる塩ホルモンの「さくら亭」さん来てるな。牡蠣の蒸し焼き屋さん、白金豚のウィンナー屋さん。串焼き屋さん。…などを横目に、物販コーナーへ。

HEY-SMITHの物販めっちゃ並んでる~~~~~(予想通り)
他のバンドの物販をざっと見た後、肌寒かったので、いしがきフェス公式グッズの長袖Tシャツ買って着替えました。

ついてまもなくISHIGAKI・AZUMAYAステージのあるメインステージエリアへ。例年、池につながる小川の飛び石を渡って行くんですが、今年は公園の石垣の修繕工事が行われていた関係なのか、少し動線が前と変わってました。

12時10分。LACCO TOWERのライブがスタート。
最初の曲が大好きな「薄紅」!

これがエンディングテーマだったころのドラゴンボール超のアニメを見ていたのでと~~~~っても懐かしかった。
歓声が出せない分、沢山手を掲げて盛り上がりました。

あっという間の30分の後、いよいよ八十八ヶ所巡礼。
この人たち、存在感が全然違った。
マーガレット廣井(ベース・ボーカル)のゴリゴリの鮮やかな刺青、ステージドリンクは一升瓶(たぶん酒)。ベースの超絶な指さばき。特徴的な声と歌い方。ファンに「貴様ら!」と呼びかける。雨に濡れるファンを気遣ってくれる。「何のために手を空に向かって掲げてるかわかるか!その手で自由をつかみ取る為だ!!!!」
Katzuya Shimizu(ギター)、演奏凄まじい。どうなってるんだ。そして顔がいい。いつサングラス取った!?
Kenzoooooo(ドラム)のパワフルかつ正確なビート。

なんかね、個々の演奏がすご過ぎて、下手すれば反発しあいそうなのに融合して化け物みたいになってるのがすごいんですよ。うまく説明できないんだけど…
好き嫌い分かれそうだけど、好きになったら魅力に憑りつかれるんです。病みつきになって、しばらく別のアーティストの曲を聴いていても必ず「あ、八八聴きたい気分」みたいな日がやって来るんです。金土日、JOVEJOVE等、聴きたかった曲を聴けて大満足でした。



さて、お腹がすいたので、大通商店街での催し物「お弁当パラダイス」へ。
一通りお弁当を見た後、私が食べたのはこちら。

キューバのサンドイッチ「クバーノ」と
ノンアルコールモヒート

ずっと行ってみたかったクバーノ屋さんMeeatsさんが出店していたので、ついに食べることができました!店主さんとスタッフさんにTwitterフォローしていてずっと来たかった旨を伝えられて嬉しかった〜!また行きます!

この後、川徳ステージ、MOSSステージ、クロステラスステージの様子をチラチラ見ながら、盛岡駅前ステージまでお散歩。雰囲気を楽しみつつ、また菜園まで戻ってきて、一休みしようかなと思ってSAIEN COFFEEに寄ったら満席。旦那氏オススメのお店だから行きたかったのに残念。
桜山まで歩いてきて、お気に入りのCafe LAubeへ。チーズケーキも食べてしばし休憩。

香り高いラテとキャラメルチーズケーキ

それから、盛岡城跡公園に戻って、さくら亭の塩ホルモン。

私の中のTheフェス飯!
毎年出店なさっています


お腹が満たされたのでMOSSステージまでまた歩く。


次に見たのが好き好きロンちゃん。
ロンちゃん、衝撃のルックスしてますし、下品な歌しか歌わないwww
(正体はBRAHMANやOAUで活躍しているドラムのロンジさん)
どんな曲歌ってるかは…まぁ…調べてみたらいいよ…www

ロンちゃん「これちょっと無理だ!って思った方は、何かを思い出したような素振りを見せながらこの場を去ってください!!」

メインステージではなく街中で普通の通行人の中で数々の曲を披露したのはレジェンドだと思います。えぇ。(彼(彼女?)曰く「控えめな曲を持ってきた」とのことでした)
ロンちゃんのスカート膝上20cmはあるんじゃなかろうか。セクシーだなロンちゃん。ロンちゃんファンのことは「メンマ」って言うんだって。ペンラ持ってる人とうちわ持ってる人いたし、チェキ会も開いてたから間違いなくアイドル。うん。


そして今回のいしがき最後に見たアーティスト、セックスマシーン!!(ビックリマークまでがバンド名です)

セクマシって、ファンのことを「ゲストボーカル」って呼ぶほど、コロナ禍以前はお客さんと一緒になって歌ってLIVEしてたんですよ。だからどんなステージになるかなぁと気になってたんです。

まず、めちゃくちゃ良かったのが、ボーカルの森田さんの満面の笑み。すっごく嬉しそうにお客さんを見るその目。いしがきの復活を心から祝ってくれるそのMC。

ここはまだまだコンサートやライブで規制が厳しい国。でも、彼は言いました。(以下MC要約です)
「今年、ちょっとずつ、出来ることが増えてきた。去年を思い出してみろ。なんにも出来なかった。一昨年なんてもっと何も出来なかった。今年、出来るようになってきたんだから、来年はもっと出来ることが増える。声が上げれないだけで、ライブつまらないか?そんなことない!ライブ、楽しいよな!!」

うん!!!!楽しいよモーリー!!!!!

私は心の中で叫んでいるし、心の中では大声で歌っているんだ。声の代わりに腕を大きく空へかざし、拳を突き上げ、手と手を打ち鳴らして、全力で楽しんでるよ!!!!


アーティストも、そこにいる人たちも、心の中では悔しいって思ってるけど、今できる精一杯で楽しんでた。

私が見たライブ会場ではアーティストからアーティストへの転換の時間、見終わったお客さんも次のアーティストを待つために来たお客さんも静かに移動して黙ってライブの始まりを待っていたし、ライブ中もモッシュやダイブも起こらなかったし、誰もがマスクを着けて、音楽に身を委ねる空間だった。各会場の司会者が重ね重ね何度も感染対策のアナウンスをしていたのも、復活したこのフェスを絶対最後まで「良かったね」と終わらせたい、その一心に違いない。


こうして満足感で溢れた私は、歩き疲れたのもあり、帰路についたのでした…
本当はHEY-SMITHやG-FREAK FACTORYも見たい気持ちはあったのですが、体力の限界で。
私のiPhoneによると、この日の総歩数は17000歩超え、歩いた距離は9.4km。運動不足の私には何故こんなに移動できたのか不思議なくらいです。ライブに行きたい、全力で楽しみたい、という気持ちだけが私の脚を動かしてくれたんでしょう。


Twitterにもリアルタイムに散々書いたんだけど、どうしても思いの丈を綴りたくて、ここに書きました。
今後もこのいしがきを続けていって欲しい、いちファンのnoteでした。