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まずは貯蓄しろ。儲けるのはそれからだ

 かの著名投資家ジョージ・ソロスが言った・・・訳ではなく、私が彼の名言を勝手に改変しただけのタイトルです。投資で儲けて資産形成しようと考えるなら、投資のことよりまずは貯蓄して種銭を貯めることを第一にせよという話になります。

投資をするだけなら、今のご時世100円から投資信託を買えるので大した種銭はいりません。ただし、投資で「儲けよう」と思ったらそれなりの種銭が必要なのは言うまでもなく、その種銭は多ければ多いほど有利です。

 例えば投資で利益100万円(税金は考慮せず)を1年後に手にしたいと考えたら、種銭100万円でこれを達成しようと思うと年間利回り100%(2倍!)が必要な計算になります。この利回り、達成不可能ではない利回りですが実際にはかなり困難です。株式投資の長期的な利回りは年平均5~7%程度とされるのが一般的ですからね・・・

一方で投資に回す種銭をもっと増やしてみるとどうでしょうか。
1,000万円の種銭で投資利益100万円を得るには、年間利回りは10%で済みます。これでだいぶん現実味のある利回りになってきました。種銭が多ければ多いほど、同じ金額の投資利益をより簡単に得られるという事になります。

且つ、利回りが同じなら種銭は多ければ多いほど有利になります。
年間10%の利回りを100万円の種銭で達成できたら投資利益は10万円。ちょっとしたお小遣い程度でなんの夢もありませんが、これを種銭1,000万円だと同じ利回り10%でも100万円。これはなかなか大きいですね。独身者なら年間家賃ぐらいは余裕でカバーできそうです。

そういう具合の話なので、種銭が小さいうちから投資を始めても効果が薄いのでまずは働いて無駄遣いをやめ、貯蓄して投資の種銭をある程度膨らませたほうが結果的に効率的な投資ができるという話になります。

身もふたもない話ですが、種銭が小さいうちから投資をやったとしても儲けても損しても大した金額になりません。

ただ、種銭を作る時代に全く投資をやるなという訳ではなく、投資もほどほどに実践し、投資の知識習得も同時進行で行うのは資産形成の過程では必須。種銭が小さいうちは軸足を投資より貯蓄に軸足を置いた方がいいという話ですね。

 資産形成において、最初の「働く→節約→貯蓄」の種銭つくりは実に退屈で面白くない時期ではありますが、この時期はスポーツでいう基礎体力や運動神経を養う大事な基礎トレーニング時期のようなものです。この時期にしっかり「入るを量りて出ずるを為す(収入を計算してそれに見合った支出を心がける)」の精神を養っておけば、今後の生活にも生きてきます。

くどくど長文を書いておいてお前は貯蓄でいくら作ったんだ、と疑問に思われるでしょうから(笑)最後に私の場合貯蓄でいくら作ったか書いておきます。

私の場合は、十数年の会社員生活で毎月一定額を貯蓄として積み上げて
作った金額は最終的に1,200~1,400万円程度になるかと思います。年間100万円前後を貯蓄したという計算です。正直、正確な数字がわからないのでざっくりとした数字ですが・・・この金額を元手に投資で何とか増やした、という事ですね。

私は会社員としての収入が最初から最後まで低く(300万円代)でえらく時間がかかってしまったんですが・・・
まあそんなところです。

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