タイトル出産レポ1

【出産レポ①】陣痛開始~いざ入院!

つらかった切迫早産での40日間の入院生活を終え、妊娠36週5日目の2019年1月19日、私は無事に退院した。

両親と旦那が車で迎えに来てくれて、晴れやかな気持ちだった。つらい入院生活を乗り越えたという一種の達成感すらあった。病院でクリスマスもお正月も過ごし久々に足を踏み出した外の世界は、すっかり冬の匂いになっていた。

その足で昼食は回転寿司を食べに行き、自宅に帰って少し休憩してから、夕食は焼肉に連れて行ってもらった。これでわが生涯に一遍の悔いなしだ。あとはもういつ陣痛が来ても大丈夫。大満足で帰宅して、出産に備えて入院セットを準備し、旦那と隣の布団で眠りについた。

そして翌朝、2019年1月20日(妊娠36週6日目)。生理痛のような痛みがやってきた。

午前中はたまに痛い程度で、痛みの間隔もまばらだった。旦那とポケモンのゲームをしたりして気を紛らせながら過ごした。両親も心配そうに私を見守っていた。

お産には体力が必要とネットの体験記で見ていたので、意気込んで昼食の焼きそばを食べた。

結局15時頃までは、旦那に腰をさすってもらいながら自宅で痛みに耐えた。

痛みの間隔は5~10分になり、切迫妊婦で子宮頸管が短かったこともあって、病院に電話することにした。退院時に病院からは「会話できないくらい痛くなったら電話してね」と言われていたのだが、この時はたしかに、会話できないほど腰が痛かった。

入院セットを持ってくるようにと言われ、父の運転する車で病院に向かった。「いよいよ勝負の時や!やったるで!」と、戦に向かう心境だった。

病院に到着したのは16時前だった。出産に立ち会う人以外の付き添いは17時までだったので両親には帰ってもらった。旦那は個室で待機し、私はまずNST(ノンストレステスト)の機械をお腹につけて、本陣痛が始まっているかどうか調べてもらった。

助産師さんが子宮口の開き具合も確認してくれた。子宮口が10センチ開いたらいよいよお産なのだが、この時点で5センチ開いているとのことだった。あと半分だ。グッジョブ自分。

入院が確定すると旦那が待つ個室に戻り、そこから20時までいきみ逃しをしながら耐えた。(この段階でいきんでしまうと子宮の収縮で赤ちゃんが苦しくなってしまうらしい!)

陣痛間隔が1分になったらナースコールするように言われていたので、それまでは個室にいた。持参した抱き枕を抱え、横向きで寝る体勢をとり、陣痛が来たらふーっと息を吐いた。痛みが来ると旦那が腰をさすってくれた。

ちなみに個室に夕食が運ばれてきたが食べる気にならず、もったいなかったのでほとんど旦那に食べてもらった。和食だった。

【次回】いよいよ分娩室へ!先生が登場するまでの怒涛のいきみ逃し!


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