私は道民でして、肉といえば豚肉やら羊肉やら思い付くわけで牛肉は焼き肉以外食べてこなかった。もっと言うなら牛丼という存在は聞いたことあるが、家庭料理で出ることはほとんどなくすき焼きでも豚肉で食べてた。この肉といえば豚肉の感覚は慣れると後から牛肉で食べる料理を知ると今まで食べてた料理はなんだったんだろうか？と謎の疑心暗鬼になる。

　その代表例がハヤシライスである。豚肉でも美味しく作れること記載されているが料理番組にてハヤシライスが出てくると牛肉を強調してるような感覚に豚肉であることに対してなにか知らぬマウントが来てるようなものでして、豚肉の何が悪いんだとなる。牛肉の入ったハヤシライスは記憶のカケラ探したんですが食べたことないです。では牛肉入りのカレーライスを食べたことあるのかと思い出すと実家暮らしの時に食べたレトルトカレーと社会人なってから地元のカレーショップのカレーで食べたぐらい。ただいえるのはゴロゴロしたというよりは「あっ、入ってたんだ」と野菜嫌いな子が原型とどめないほどに紛れ込んだ料理感覚である。

　脱線するが豚丼も牛丼ベースより豚肉のみで勝負するものだと思っているが、これはご当地グルメですよとなっていつの間にか『帯広ぶた丼』というものが牛丼ベースの豚丼より有名なって、豚丼は豚肉のみで勝負するスタンスでどうだみたいなものに。牛丼ベースの豚丼も好きなんだけど私的には。

　こういう決め付けというものは料理にはありがちでして、ピザやパスタなどに躊躇なくタバスコかけて食べていたが蜂蜜かけて食べるピザもあるし、タバスコかけないで食べるパスタもある。それを知るとあの時食べてたものは正しかったのか、なんて思うこともある。

　ただ美味しければ良いとなるのはわかる。でもまずいってことは私の記憶が正しければない。美味しくない食べ方してるとしたら、自分自身が調理した時に感じるくらいで店で変わった食べ方勧められて口に合わなかった例は今のところない。かといって口に合わない時に「おいしくない」と公言するつもりもない。作ってくれた人、提供してくれた人に失礼だから。

　何が書きたいんだよといわれるとハヤシライスに豚肉入れても美味いが牛肉の美味さを知りたいがどうしたらいいんだろうかという話でして、美味い牛肉のハヤシライスはどんな感じだろうかということ。ビーフストロガノフ？それも食べたことないです。