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就活転換期 #流行の先取り

こんばんは!
noters末っ子の松田直人です。

今週のテーマは #流行の先取り です。
この難しいテーマで何を書くのかすごく悩んでいます。
しかし、このテーマを設定したのは他の誰でもなく僕なんです。
僕が流行の先取りをテーマににした理由はシンプルです。
僕がめっちゃ流行に疎いからです。
例えば、カメラを止めるな!を初めて知ったのは、上映が終わって2ヶ月ほど経った時でした。
tiktokを見たことがありません。
DA PUMPのU.S.A.を聴いたのも昨年末が初めてでした。
スマホゲームも全くやりません。
基本的に世の中で流行ったものは、数ヶ月後に自分的ブームが起きています。

若さは力です。
その大きな一つの要素が『流行に敏感であること・作り出すこと』だと思います。
正直僕にはその力があまりないようです。
お父さんやお母さん世代の人から言わせるとそうじゃないと思われるかもしれないのですが、同世代からみれば遅れている感が否めません。

そんな僕だからこそ、みなさんから「何が流行るのか?」聞いてみたいと思いました。
そして僕も僕なりに予想したいなと思いました。
僕が予想できること、それは比較的身近に接しているものではないでしょうか?
ということで、僕が今まさに直面している就活について予想してみたいと思います。

働き方改革の次は就活改革?

最近では、働き方改革という言葉を頻繁に聞くようになりました。
多かれ少なかれ社会人の皆さんは影響を受けているのではないでしょうか?
学生にとっても、ニュースや先輩からの話を聞いて、”働く”ことのイメージが変わってきつつあるのではないかと思っています。

就活をする上での軸の一つに”働きやすさ”みたいなものが入ってきているのではないでしょうか?
実際働きやすいと認識されている企業の倍率はここ数年で一気に上がっているのではないでしょうか?
しかし、就活の形がどれほど変わったかと言われれば、働き方改革ほどは進んでいないのではないでしょうか?

※働きやすい企業が絶対に良いと言いたいわけではありません。
目的を達成するための手段の一つとして社員にとっては働きやすい環境を整備する企業は就活生にとっては「楽だ!」と勘違いされることもあることもあるそうです。
ここでは、便宜上”働きやすい”と表現しました。

働き方改革とは、今いる社員に対して行う施策です。
就活の形を変えることは、その入り口を変えていくことです。

働き方の成功例として取り上げられる企業を中心に、就活での選考方法や選考内容が従来の元とは違っていることを目にします。

先日はESの代わりにモチベーショングラフを書いて提出するように言われた企業が連続でありました。
内定を出すまでに10回ほど面接・面談を重ねて両者納得行くまでやると言っていた企業もあります。
入社後のミスマッチをなくすために選考の段階で数日間のインターンを設けるという企業もあります。
内定後、すぐさまインターン生として新入社員と同じように働きはじめさせる企業もあります。

僕が知っているだけでも他にもまだまだありますし、驚くような選考プロセスを持つ企業は他にもたくさんあると思います。

つまり、僕が予想は「就活の多様性がさらに広がること」です。

これまでのようなES、Webテスト、グループワーク、面接、面談といったプロセスの間に他の様々な要素が繰り込まれたり、全く新しい何かを設ける企業は増えてくるのではないかと思います。

基本的には良いことだと思います。
なぜなら、企業が本当に求めている人材を練られた方法で選抜できるのであれば、その選考を経て内定をもらえた学生はその企業にマッチする可能性が大きくなるのですから…

ただこの流れには問題点もあると思います。
僕なりに考えた問題点をまとめてみます。

1.選考プロセスが長くなる
これは目下の僕の悩みでもあります。選考のプロセスにインターンがあったり、面談が複数回になるとどうしても内定までにかかる時間が長くなってしまいます。入社後のミスマッチが減ること自体は良いことだと思うのですが、とは言っても時間は有限です。一つの企業にかける時間が長くなればなるほど、新たな企業との出会いは必然的に減少してしまいます。つまり、元々知っている企業の中から特にこれだという企業を見つけて長い選考プロセスに入っていきます。また長い時間をかけたにも関わらず内定につながらなかった時の就活生の気持ちを考えると複雑な思いです。”まだ未知なる企業に出会いたい思い”と”もっと深くまで企業のことを知りたい思い”が混在しています。

2.企業の見せ方が難しい
1はどちらかというと就活生の言い分だったのですが、2は企業側です。選考プロセスが長くなり、学生が就活中に出会う企業の数が減るということは、企業側は、学生に興味を持ってもらい、選考を受けたいと思わせなければいけません。売り手市場が叫ばれるこの時代ですが、こういった側面からも学生の取り合いになってしまうのではないでしょうか?従来のような学生への見せ方では学生が足を運んでくれない可能性があります。多様で長い選考プロセスが一般的になると、いわゆる学生にとって第一志望群に入らない企業はその学生との接点を持つことが難しくなります。つまり、企業側も新しい見せ方、学生へのアプローチ方法が必要になってくるのではないかと思います。

3.学生の準備することが増える
これは単純に学生がやらなければいけないことが増えるのではないかということです。今就活生がやることといえば、ESの書き方、面接の練習、自己分析、業界研究…すでにやることはたくさんありますが、選考方法が増えるということはそれだけ対策が必要になるのかもしれません。選考方法が変わろうとも、小手先のテクニックだけではなく、しっかり本音で向き合おうというのは理想ですが、やはり対策も必要な部分はありますし、それに飛びつきたくなる気持ちも分かります。選考方法が変化するにつれて、学生側の動きも変わってくることが予測されます。

3つの僕が考える問題点を述べてきましたが、決してネガティブな意味ではなく、こういった問題を解決しながら、それぞれの企業や学生個人に合った多様で選考方法、自分らしい就活ができる時代になっていくといいなと思います。

今後の僕の就職活動での面接や説明会などを通して、面白い選考をする企業や社会人の方に出会えることを祈って、今回のnoteを締めさせていただきます。

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