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志を立てよう! 〜そうすれば他は後からどうとでもなる〜

・最低賃金を下回るお金で働いている。残業代もまともに出ない。
・ビジネスを始めたけど、出費が増え、友達は減るばかり。
・何をしても続かない。先行きが不安。
・これからの人生、楽しいことがないように感じる。
・やりたいビジネスはあるが、どう進めて良いかわからず、動けないでいる。
・スピリチュアルなことを学んでいるのに、何故かうまくいかない。


…そんな方こそ、志を立てましょう!


志とは?

自分の人生の目的のこと。


(本を読む人なら知ってるであろう
・理念
・ビジョン
・ミッションステートメント
・自己実現
って単語たちとも関係しますね。)


なぜ志を立てるの?

志を立てれば、
全てのものを長期的に捉えることができるようになります。


志を立てる時の工夫「他人のためになるかどうか」

他人のために
そしてそのときは出来るだけ、
「他人のためになるかどうか」
という要素も入れて考えてみましょう。


(立志には他にもいくつか工夫が必要ですが、
今日はこの要素についてお話しします。)


「他人のためにもなる志」ができると、
周囲の人が共感してくれて、
助けてくれたり、仲間になってくれたりするものです。


もし目の前のことがうまくいかず、
右にも左にも進めないような状態になっているのなら、
・志が存在しない
・自分の幸せにしかならない志を立てている
のどちらかだと思います。


改めて確認してみましょう。


もし自分の人生の中で、
本当の志と言えるものが見つかったなら、
あとはどうとでもなるものです。


知識も知恵も仲間もお金も、
その志がどうにかしてくれます。


だから志(理念、ビジョン、ミッションステートメント)というのは本当に凄い。


2年半で大業を成し遂げた吉田松陰の志の話

一つの物の例えですが…


吉田松陰の松下村塾が教えていたのは2年半。


それなのに、
総理大臣2名、国務大臣7名、大学設立者2名を輩出しました。


吉田松陰は
「いかに生きるかという志さえ立たせることができれば、
人生そのものが学問に変わり、
あとは生徒が勝手に学んでくれる」
と信じていたらしいのです。


…志があれば、あとから必要なものは見つかる。


自分自身の経験と学びからも...

僕も自分の人生と周囲の人の人生を見回してみて、
約10年いろんな心理学を学んできて
本当にそう思います。


人間は基本的にどうしてもラクなもの、楽しいことに向かってしまいます。


人間の心は快楽を求めて、苦痛を避けますから
「重要な本質的なことに向き合うくらいなら
表面的なウソに騙されたい」
とすら思ってしまうのです。しかも無意識的に。


でもそんな自分に惑わされないでください。


「志と呼べるものもなく、とりあえずうまい儲け話に乗ってみた。」


「今はまだ何もやってないけど、自分は特別だ。自分は何でもできる。」


「自分の目先のことのためなら、他人や社会、国はどうなっても構わない。」


そんな生き方をしていたら、
せっかく頑張って学んだり、行動しても、
味方は増えないし、何も積み上がらない。


どこかで立ち行かなくなるのは自然の道理です。


エゴの任せるままに自分の欲求を追いかけ、周囲の人やこの日本を想わないのであれば、

この世界は鏡だから

周囲の人や日本があなたを気にかけることもないのは当たり前です。


さいごに...

いま、自分のことで精一杯の人ほど
「本当に大切なものはなんなのか?」
今一度考えてみて欲しいのです。


結局周囲を大切に思うことこそが自分を救うことに繋がりますから。


大丈夫です。
何度でもやり直せます。


今何もなくても、
世の中のためになることを考え、発言し、行動するなら、
その利益を享受したい人が必ず現れます。


だから
志についていま一度考えてみましょう。


たくさん本を読んで、
人は誰しも何かしらの才能、役目があると僕は信じています。


あなたにも自分と誰かのために何かができる!


シナの故事が言うように
「鯉も竜門の滝を登れば竜になる」
のです。

(こんなことを学校で学べれば良かったのだけど、
義務教育で教わったことを今どれくらい使っているだろうか?
…と思うと切なくなりますね。)


「自分の人生、自分のために自分で学ぶべきことを学ばなければ、
自分の生きたいようには生きられないなぁ」
と常々思います。


幸せな日常を過ごしたいなら
努力と根性だけでなく、
志と知恵も持ちたいものです。

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